リトアニアのカウナス

リトアニア第2の都市カウナス。旧市街だけをみればヴィリニウスとはくらべものにならないくらい狭い、田舎町にしか見えないのだが。ネムナス川の対岸の丘から町を一望すると、絵本に出てくるような町並みがみられた。

リトアニアの旧首都「トゥラカイ」
湖の島に築かれた古城が美しい。
ただし発掘され元の姿に復元されたばかりなので、新しく美しすぎてちょっとがっかりした。
ぜいたくはいってはいけない。
当日は豪雨でどしゃぶりになってしまったのだが晴れてたらきっとこんな感じかなぁと描いてみた。

このカウナスの旧市街で見かけた窓は、帰ってから描いてみたいと何枚も写真にとりました。
「窓」にはなにか物語るものがあるようにいつも思います。
若い頃から、自分の授業の教科通信に「日本史の窓」とか「世界史の窓」というようにタイトルをつけて現在まで続いています。
なんで窓なの?と聞かれても、聞かれなくても、「窓を開くと世界が見える」などとこじつけの説明をします。
ついでに松山千春の「小さな窓から見える、この世界が僕のすべて、空の青さはわかるけど広さはわからない」わからないから勉強するの、というのが説明の結末です。
これはマイクロソフトがウィンドウズをつくるより先から使ってる、と言うと、だからどうなの、と生徒。こんなことばかりやってきた。










リトアニアの旧首都カウナスです。これは実在の風景です。
川岸のおそらく小学校であろう建物の側壁には、このような絵が描いてありました。
北欧の国々のデザインがすごくシンプルで美しいのはいつも感じることですが、
バルト三国の国々でも同じように思いました。
フィンランドの教育のことが最近よく紹介されますが、子どもたちにはいい環境で育ってほしいものです。


町並みは美しく、通りに並ぶ建物を横に並べて描いてみたいと思いました。
僕としては少し大きな絵になりました。

広場の中心にある旧市庁舎です

カウナスの教会です。