<皐月>

実家にBeatlesのLPがたくさんある。まだCDがなかったころに買ったものだ。長らく聴いてなかったのでコンディションに問題があるかも知れないが、4枚目のアルバムまではCD化されたのはMONOミックスのみ。僕が持ってるのはSTEREOミックスなのでいまとなっては貴重かも知れない。ひさしぶりにLPを聴きたい。しかしアナログ・プレーヤがない(笑)。

 


住宅展示場へ行く

5月最初の打ち合わせは交渉中のハウスメーカーの住宅展示場に出向きました。実際にいま計画している建物のベースとなる商品と、建具、設備関係、色などを見るのが目的です。ちょうどGW後半の中日だったのでカップルや家族連れがたくさんいました。今年のGWはSARSや、不況のせいもあり空港等のガラガラとは逆に近場の行楽地に人気があったらしいです。特にその住宅展示場は神戸メリケンパーク内にあり、ちょっとした行楽地、またはちょっとしたデートスポットのようでした。住宅展示場の感想は、以前冷やかしで訪れたときの「住宅展示場へ行く(冷やかし編)」と同じで(違う点と言えばおどおどしていないことくらいか?)、展示されている住宅はそのメーカーの顔なわけで見られてなんぼの世界である。それゆえ作りも豪華で、こんな部屋いらんやろ!みたいなスペースがわんさか。今回は値段こそ訊かなかったが5〜6千万くらいはするのだろう。

いままでは1/100の図面を提示してもらって打ち合わせしていたが、今回からは1/50の図面で打ち合わせです。今回の間取りの細かな修正でほぼ間取りは最終決定になりそう。主な修正は、

・和室に堀ごたつの設置(堀ごたつのサイズは半畳サイズでいいがやはり堀ごたつをつけてもらいました)。
・物入の中の仕様(可変棚ありか、中棚のみか、棚なし、スペースのみ)について。
・外観は屋根の形状を「寄せ屋根」、「切り妻」にするかで兄弟間での流血まみれの壮絶な戦いを繰り広げた結果、基本的に寄せ屋根で、正面のみ切り妻にすることで落ち着きそうである。

あとは設備、設備配線関係、色打ち合わせを経て着工となる予定。7月ぐらいでしょうか?(でも支払いやローンのことなどほとんど打ち合わせしていないのが気にかかる。タダだろうか?(爆)・・・そんなわきゃない^^;)
設備(お風呂とかキッチン)の選択は時間はそんなにかからないだろうし、配線関係もほとんど修正はないだろう。となればやっぱり色打ち合わせが大きな山であろう。今回展示場へ出かけたのも実際の色を見に行くのが目的の1つだった。外観のサンプルだけ見ていてその色を選んでも、実際建ってしまうと印象がガラッと変わってしまうのです。流行は薄めの色で建物を明るく見せるということ。でもあんまり明るすぎるとあとあと汚れたりとメンテが大変。内装の壁紙もそうだが、色の選択肢は無数にあると言うことだ。屋根の形状を決めるだけでも時間がかかってしまったのに・・・。やれやれ^^;


屋根の形状

正面のみ「切り妻屋根」でそれ以外は「寄せ屋根」に決まったが、ハウスメーカーさんが言うには「切り妻」にするんだったらいまより勾配をつけたほうがいいと言う。いまのプランは「五分勾配」で、どうせなら「八分勾配」のほうが見栄えがするらしい。

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「五分勾配」

「八分勾配」

画像のアングルが違うのが情けないが^^;、「五分勾配」の屋根より「八分勾配」の屋根の方が勾配が急なのは見てもあきらかで、「八分勾配」の方が見栄えがいい。しかし勾配を大きくするとそれにそって屋根全体の面積も多くなるのだが、「六分勾配」からは値段が上がるらしい!どうしようか、と考えたが、どうせなら見栄えがいい方にと思っていたら、「なんとかします」とのハウスメーカーさんからの天のような声!即座に「八分勾配」でお願いします(笑)。 


水道の引き込み管と続・越境マンホール

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敷地調査の結果は先に書いたとおりだが、その項目の中の水道の引き込み管のところに「LP管」というのがあった。「LP管」というのは鉛で出来ていて「鉛管」と呼ばれる物。身体に鉛が蓄積されるとよくないので出来るなら「アクリル管」に引き込み管を変えることをお薦めする、と役所が言っているらしい。昔からの家はみんな「鉛管」。やり変え工事をしない限りはみんな「鉛管」である。で、この際だからやり変えよう、鉛が身体に蓄積するのもよくないし、ということだが、水道屋さんの見積もりを見てびっくり!約40万円だよ、40万!結局家が建ってからもなにやらと出費がかさむのは目に見えているので、今回はやり変え工事は見送る方向で検討することになった。家を建てることには影響がなく、極端な話が10年後にしてもかまわないとのこと。

越境マンホール(写真)についても先に書いたが、わが敷地に隣家のマンホールがあるので移設してもらうのだが(当然費用は隣家もが負担)、この見積もりがすごかった。

A)写真のペットボトルと垂直上部方向に理髪店があって、理髪店の下水管が埋設されている。マンホールを取り除いてそこに下水を流れるようにする工事の見積もりが約5万円。

B)写真のペットボトルに平行右方向に下水管を埋設して、その先に道路があるのだがその手前にマンホールを作る工事の見積もりが約60万円(笑)。

垂直に出すか平行に出すかの違いで大違いである。B)の場合、地中に少し我が敷地に下水管が出るとのことだが支障はないとのこと。それくらいは目をつむらないと家が建たない(笑)。隣の家の返事待ちだったが先日やっと返事があった。業者は隣家が探してきたらしいが、やはりA)でいくとのこと。そりゃそうだわなぁ(笑)。


ついに建築確認申請

家の外観、間取りも決まり、ついに建築確認申請を行うこととなった。実際の処理はハウスメーカーの方でやってくれるのだが、建具、窓等の変更はかまわないが、壁の面積が変わるような変更はこれ以降は出来ないとのこと。どうしても変更するときは確認申請も一からやり直しだしそのための費用も必要になります。申請してから約2週間ほどで建築許可が出るらしい。当初建屋を2軒建てるプランから大きく変更になり、やっとここまでたどり着いた。6月末に取り壊し工事着工、12月中旬竣工、引渡しに向かってもうひとがんばりである。


ケーブルTVとケーブル・インターネット

間取りに続いて設備配線関係の図面が出来上がった。どこにどういう照明をつけてスイッチはここだの、給排水はここだとか・・・はっきり言って記号や配線ばかりでぶっちゃけた話がよくわからん^^;しかしそうも言ってられないのでよく図面を見ることに。ひとつだけこちらからの希望を紹介しよう。

TVのアンテナについては、実家の近くに大きな建物群(大学)があるので、以前から実家の地域は「共同アンテナ」なのである。新築したらいっそのこと「共同アンテナ」はやめてケーブルTVに入ろうかと考えている。一緒にケーブル・インターネットにも入ろうかと思っている。常時接続というのはかなり魅力的である。いま住んでいる所は田舎なので、ケーブルTVもないし、ADSLなんてどこ吹く風なのである。つまりいまだダイヤルアップ、にテレホーダイを頼りにネットを接続している。午後11時以前に接続すれば一時間いくらかの電話代がかかるわけである^^;で、家の中どこでもインターネットが出来るように家内LANを考えている。配線をしなくてはいけないし面倒なので無線LANにしようと思っているのだが、1つ問題がある。リスニングルームは防音仕様だが、電波も遮断される可能性がある。クラシック音楽関係でネットを使うことも多いので、リスニングルームでネットが出来ないのは致命的である。そのためケーブルネットのモデムからリスニングルームまではLANケーブルも這わして無線、有線併用のLANを採用することにした、が、はたして上手くいくのだろうか?


コンテナルーム

実家を建て替える間、母親は近くに住んでいる弟の家に住むのだが、荷物はどうしようか?弟の家持っていくにも多すぎるし・・・。ということで候補に上がったのがコンテナルーム。荷物をコンテナに詰め込んでそのまま数ヶ月預かってくれるらしい。長く見て工期に6ヶ月かかるとして見積もりを出してもらった。コンテナのサイズはS,M,L,LLとあるらしい。LLはLよりは高さはあるが奥行きはそんなに変わらないらしい。業者に荷物の量見てもらったをところ、Lでは足りないのでS+Lになるという。見積もりは運搬費等も含めて約20万円。Lのみだったら5万円ぐらい安く済むらしい。とりあえず、追加もOKということなので、預ける荷物を整理、見直してもっと量を減らしてみようということになった。コンテナルームに関しては母親と弟に任せてあるが、実家に置いている僕の荷物もこっちに持って来れる物は持ってこようということになった。やれやれ、金がかかります^^;