White NOVAの気まぐれ更新日記
過去ログ集2008年4〜12月

(7周年記念後の雑多な更新記録)

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●2008年4月4日(金)

 最近は番組改編期でして、
 先週からの新聞・番組欄を見ていると、やたらと四角に入った「終」と「新」の文字が目につきます。

 その中で、自分の見ている番組が最終回になったり、興味ある新番組の情報が入ったりすると、生活パターンまで変わったりするわけですな。
 録画して見る人にとっては、影響は少ないかもしれませんが、NOVAの場合はできるだけリアルタイムで見たい派ですので、録画は必要最小限、あるいは朝寝過ごした場合の保険ぐらいの意味づけ。まあ、職業柄、夜7時からのゴールデンタイムの番組は見られないので、その時間の番組でどうしても見たいものだけ録画(ヤッターマンとか)、となってます。

 アニメよりは特撮主体のNOVAにとっては、近年、ゴールデンタイムで放送する特撮番組がなかったのが幸いだったわけですが、今期はそういう作品が登場しました。
 4月2日(水)の7時から『ケータイ捜査官7』が放送開始。初回は1時間スペシャルで、とりあえず1話見て、継続視聴しようと考えました。
 内容は、近未来のサイバー犯罪に立ち向かう秘密警察と、相棒の携帯電話ロボットが活躍する話。携帯電話ロボットはCGで動きます。手足の生えた歩く携帯は、映像的には「ガオレンジャーの変身アイテムGフォンが、サモン・スピリット・オブ・ジ・アースの変身時に、獣型→人型に変形するCG」でお披露目済みですが、ガオの場合は変身時だけの登場で、もっと活用させてもいいのになあ、と思っておりました。
 それが実際にドラマ内で活用されるわけで、そこだけでも、当サイトでは十分なネタと言えます。

 次に、出演俳優ですが、『仮面ライダー龍騎』の大久保編集長が第1話で負傷退場した先代主人公、秋山蓮が主人公のクールな先輩格を演じます。そして、先代主人公の後を継いで、携帯ロボットのセブンの相棒になるのが、ふだんは引っ込み思案だけど、イザというときの行動力を認められた高校生の少年。
 ライダー的には、『龍騎』『響鬼』のドラマをうまく融合させた感じがします。

 そして、特撮ギミックとして登場する携帯ロボットは、3種類。
 主人公のセブンは最新型で、クールな論理思考で相棒にツッコミを入れます。「相棒(バディ)、君の直感には論理的な裏づけがない」とか、「君の判断は正解だ」とか、いかにもロボット的なセリフがいい味出しています。そして、一番楽しいセリフが「私をむやみに投げるな(怒)」というもの。
 携帯ロボの性能は、手足を使った運動機能の他に、近くのパソコン端末からマザーサーバーにアクセスして、ネットを掌握するもの。そのためにネット犯罪者の隙を突いて、セブンをアクセス可能なパソコン端末に近づける必要があるのですが、その際、「携帯を端末に投げるのが一番簡単」なんですな。事件解決のために、しょっちゅう投げられるたびに、「投げるな〜!」と叫ぶセブンが実にルーティンギャグとして感情移入させてくれます。

 秋山蓮の相棒は、礼儀正しいサード。口が悪く、主人公を未熟者呼ばわりする(正に秋山蓮)彼を、フォローする役どころみたいですが、1話では目立った出番はなし。何となく、デネブを想起させる役どころに期待です。

 最後に、初号機であるゼロワン。こいつは、ネット犯罪者に協力する悪役。何となく、グリッドマンのカーンデジファー様みたいな役どころです。犯罪者に協力して、高度なネット犯罪を起こさせるのですが、相棒のレベルが低くて「つまらない犯罪」しか起こさないと分かれば、あっさり「おまえは圏外だ」と切り捨てる思考の持ち主。

 ともあれ、意識を持った身近なロボットと、少年の絆の物語という観点では、高校生版の勇者ロボシリーズが、
 ロボット警官と人間の相棒捜査譚という観点では、ロボット刑事など、いろいろ興味深い関連作が思い出されます。

 また、第1話では、自動操縦された重機が人を襲う(そのために大久保編集長が重傷を負った)など、派手なアクションCGも描かれて、変身ヒーローは登場しないけれども特撮アクション物として十分楽しめる世界観になっております。

 「歩く携帯」は都市伝説にもなっており、その謎を追う一般警官の凸凹コンビぶりも楽しめますし。
 「歩く携帯」なんてものは信じない頑固なベテラン刑事と、「いや、きっと、それは宇宙人がひそかに我々を守ってくれているんですよ」と妄想主張する若手刑事の掛け合いも魅力。

 久々にゴールデン枠に進出した特撮ドラマを、NOVAは応援したい、と思います。

PS:今期はあと、木曜深夜の「マクロスF」と、土曜朝の「レスキューフォース」を視聴対象に含めよう、と思っています。
 

●2008年4月11日(金)

 4月に入って10日以上が過ぎ、新しい生活パターンにも馴染んできました。
 といっても、深夜特撮がなくなって、その分をインターネットの閲覧や更新作業、そして読書なんかにあてられる、ということなんですけどね。
 あと、花粉症の影響も、自分的には大分軽くなってきて、気候も暖かく、ようやく、のんびり暮らせるようになったなあ、と思っています。

 そんな折、たまたま、2chで見かけた、うちのサイトの批判文が気になったわけですが、ちょっと自分も過剰対応だったかな、とも思います。それでも……、

 別館・会議室の「OO刹那関連」は、NOVAの「感情移入できない」という表現を、たぶん「好き嫌い」の意味に取り違えて、「嫌いだから死ね」と言ったと勘違いした末の「売り言葉に買い言葉」的暴言と理解していますが、これについては、改めて掲示板上で、自分の「刹那観」を整理して、論じてみようかな、と思っています。
 刹那については、宗教的バックボーンを持ったキャラクターなので、本当に感情移入しようと思えば、その宗教観と挫折(神への幻滅)についても想像の翼を伸ばさなければならず、何だか重くなってしまいそうなので、深く触れずに流してしまいたかったのですが。
 正直、「戦争で苦しんでトラウマを持った少年がガンダムという力を得たことをきっかけに成長する」だけだったら、感情移入できない、なんて申しません。

 ぼくが感情移入できないのは、彼の宗教観。
 「神への信仰を失ったものの、自分の命を救ったOガンダムを、新たな神と認識。その力を得た自分を神(ガンダム)と同一視し……云々」と考えるわけですが、この「自分を神(ガンダム)と同一視し……」という部分が感情移入できないわけです。
 これって、ガンダムを、自分の好きな物、あるいは恩恵を享受している物、たとえば「特撮番組」や「インターネット」に置き換えれば、刹那自身、相当歪んだ偏愛をガンダムに抱いていることが分かります。
 「オレは特撮だ!」とか、「オレはインターネットだ!」なんてセリフは、いくら好きでもNOVAには言えません(冗談ならともかく、本気ではね)。ましてや、「オレは特撮(インターネット)になれない……」なんて落ち込む感覚はねえ。
 似たような感覚としては、「オレは特撮ファンとしては、まだまだ甘いなあ」とか、「いつまで経っても、インターネットをなかなか使いこなせていないなあ」ってことぐらいですか。

 それに刹那の偏愛は、「ガンダムで悪いことをするな!」レベルにまで達していますから、それって「特撮番組で悪を美化したり、人間の醜さを描くようなことをするな!」とか「インターネットを悪事に使うな!」などと叫んで、そういうサイト・記事に武力(言葉の暴力)で介入するのに匹敵する……あ、だから、NOVAは刹那に感情移入している人の攻撃を受けたのか(苦笑)。
 何だか、いきなり納得したぞ。

 ……と、こういう論旨で書くと、またもや刹那ファンの恨みを買ってしまいそうなので、別館・会議室では、「信じていた宗教に挫折して、迷う若者としての刹那」について、少し真剣に考察してみたいと思います。感情移入できないからといって、考察できないわけではありませんし。
 第2部では、そういう刹那が4年を経て、子供じみた情念だけでなく、他人の想いを受け止めた末に、どういう成長を遂げたか、に期待したいです。
 刹那が成長していなければ、ロックオンやラッセといった兄貴たちの死が無駄になってしまうので。

 

 次に、刹那関連より、もっと気になったのは、ブログで挙げた「昔は好きだったけど、今は嫌いになった」発言。ストレートな悪口よりも、こういう方がヘコむんですね(;;)。
 これが昼メロみたいな恋愛劇なら、「昔の君はそんなに奔放じゃなく、純情で、優しかった!」と訴える男に対して、「あなたは本当の私を知らないだけよ。いつまでも昔のままじゃいられない。人は変わっていくもの。……ただ、それでも変わらない私自身、それをあなたには見ていて欲しかったのに……」なんてセリフも出てくるのですが(苦笑)。

 そういうドロドロの恋愛劇を展開しても、気分はすっきりしないので、まじめに考えてみると、
 「昔の何が良かったの?」
ってことが気になります。批判文にはそういう要素が欠如しているので、参考にしようにも、正直、どうすればいいか迷います。
 シリーズ物でよく言う「原点回帰」ですが、たいてい原点の一要素だけを過剰に強調して、かえってバランスを欠いた異色作、あるいは古臭いだけで時流に合わない退屈な作品になってしまう危険が……。
 自分が何を望むかも訴えずに、ただ「昔は良かった。今はあかん」と言うのは、それこそ特撮掲示板で問題になった「懐古主義者の愚痴」と言えるでしょう。
 ぼくは、懐古趣味の人なので、「昔は良かった」という気持ちそのものは分かるのですが、「昔の何が良かったか?」が伝わらないと、勘違いして余計に変な方向に行くかもしれません。

 現に、昔の自分のスタイルで試みにゲキレンジャーについて、総括記事を書いてみたら……思いきり切り刻んでしまいました(苦笑)。
 三山戦で、ジャンが「ゴリーの心の試練」に落ちてしまったのに、そのジャンが最初に過激気に覚醒したのでは、三山戦の意味がない、とか、
 当初のメンバーを3人にしたのは、人数が少ない方がキャラの個性をじっくり描けるから、という理由だったのに、実際は……ゴウ兄さんやケンが出てからの方がキャラ表現が豊かになった、とか、
 当初は「心技体」の3本柱で、3人が長所を高めつつ、欠点を補いながらトライアングルの連携の良さを描くはずだったのが、実際は……肝心の3人をうまく絡めることができずにジャン中心に偏ってしまった、とか、
 ロボソングがないことや、ゲキセツコン、ロボタフなど、ロボ関係の扱いが非常に悪かった、とか……(これは、個人的な趣味の問題か^^;)

 はっきり言えば、悪口のオンパレードになってしまいました。ゲキレンジャーファンとして、こういうのが望みなのですか? 

 ぼくは基本的に、「自分が嫌いな作品の欠点を、わざわざ記事に書いて、悪意を振りまく」のはしない主義です。その点は、昔から変わっていない、と考えます。
 ゲキの場合は、確かに欠点も多く目につく作品ですが(残念ながら、客観的には成功作とは、とても言えない)、それでも視点を変えれば、楽しめる要素も多くあります。
 それが、ぼくにとってはメレ様ですね。たぶん、メレ様萌え視点で書かず、昔みたいに「極力、客観的に」を意識して書いていたなら、ゲキの場合はきっと、はるかにひどいことになっていたろうな、という結論です。

 まあ、今回、問題サイトとして2chにさらされた理由(ふつう、こういうのって、サイト管理人が掲示板のお客さんなどにうまく対応せず、わがままな独裁者的振る舞いを押し通した末にさらされるもの、と認識していたんだけど)が、
 「悪者への同調視点でヒーローを批判したから」
ではなく、「硬派路線から萌えなどの軟派路線に転向したから」ということだとするなら、
 ぼくは昔から「硬軟織り交ぜた文章」が理想で、それでも昔は気恥ずかしさとか、照れとかが邪魔して、「硬い文章しか書けなかった」という気持ちがあります。
 今は……テーマや状況次第で、どちらでも書ける、と自負しています。まあ、硬い文章を求められたらそうするし、それだけじゃウケないと感じたら、適度に和らげるつもりで、取り組んでいます。
 「昔は良かった」と評価してくださるなら、その良かった部分を、もっとはっきりした形でリクエストしてくだされば、時間と能力の及ぶかぎり、応えたいと思っています。

 今の文章スタイルに変わって行ったのも、NOVA自身の嗜好の変化以外に、掲示板やメールでのお客さんの反応に合わせていったという経緯もございます。
 結局、うちのサイトって、お客さんの様々な支持があったればこそ、ここまで続けられたわけですから。

 批判であれ、ほめ言葉であれ、いろいろと参考にさせていただく気持ちは、この場で改めて表明します。

PS:ただし、「死ね」というような直截的すぎるのは勘弁ね。
 ぼくは中3の頃に、そういう言葉で他人に悪口を書いたことを、未熟な反抗期の思い出として遺して以来、自分の言葉としては使ったことがありません(現実社会でも、サイトでも、ブログでも、掲示板上でも使っていないはず。仮に使ったとしたら、ゲーム関連ぐらい^^;)。「命は大切なもの」という、ささやかな宗教観もありますので、他人にそういう言辞を使ったら、自分自身がヘコむ。それに、そういう言葉を使った後で、相手が本当に死んだら、相当に後味が悪いし……。
 もし、そういう言葉を使って平気な人を見かけたら、ぼくはその人を「自分の中3レベル」と見なし、本気で哀れみます。身内の子供ならその場で叱りますし、ね。

 仮にそういう言葉を使いたければ、カラオケで、「レインボーマンの悪の組織の挿入歌」を思いきり熱唱しましょう。すごい歌詞にも関わらず、リズム感があるので、気分がすっきりすること受け合いです(笑)。

●2008年4月11日(金)・その2

 さて、ネガティブな気分を適度に昇華したところで、当初、書こうと予定していたこと。

 それは今週の『ケータイ捜査官7』です。
 最近は、テレビ番組の感想は全てブログで書いてきましたが、自分なりにブログと、サイト本文の文体の変化が気になったので、この作品については、ここで書き続けようと思い立ちました。
 ブログだと、玩具画像とかに頼ったりもするので、話を文章としてきちんとまとめるなら、サイト本文の方がいいかな、と。

 さて、第2話です。
 前回の時点では、初代「セブンの相棒(バディ)」であった大久保編集長(役名ちがっているので注意)が、負傷退場……と書いたのですが、どうやら前回のラストで、はっきり死亡したようです。惜しい人を亡くした、という想いです。
 しばらく負傷生活を続けながらも、番組半ばで再起することを期待していたんですが。

 そして、セブンのバディとして認められた主役のケイタ少年。今回は、彼と、セブンの絆が生まれる話です。
 少年とロボットの友情というと、やはり勇者シリーズですね。少年の名前も、コウタとか、ケンタとか、勇太とか、リュウタといった名前を受け継いでいるように思います。一つ、違うのが混ざっているのは気にしないように。
 勇者シリーズでは小学生だった少年が高校生なのも、実写ものとしてはグッドな設定。アニメキャラは、現実よりも精神的に成熟しているケースが多いですが、実写では「アニメのように行動力のある小学生」はリアルではありませんからね。親の干渉をあまり気にせずに行動できるのも、高校生ぐらいからでしょう。

 このケイタ君、品行方正で堅苦しいところのあるセブンからみると、「無気力で、他人の干渉を嫌い、不平不満を募らせている今時の若者」として映り、バディとしてどうよ? 的な描写だったのですが、
 それでも、悪のケータイ・ゼロワンとの戦いに際し、体を張ってセブンを助けた心意気を示すことで、絆が深まった、と。

ケイタ「お前、ケータイのくせに、どうしてそんなに上から目線なんだよ。もっと普通の言葉でしゃべれよ。『やるジャン』とか……」
セブン「それは適切な言葉遣いではない」

 大体、こんな感じで対立していたのが、

ケイタ「これぐらいの傷、かすり傷さ」
セブン「……やるジャン」
ケイタ「……(苦笑しながら)使いどころをまちがっているよ。こういうときは、ふつう『大丈夫か?』と聞くもんだろ!」

 といった感じで、気持ちが通じ合うわけで(セリフは大体の趣意)。
 「ターミネーター2」のシュワちゃんと、ジョン・コナー少年のセリフのやりとりを思い出させる、いい雰囲気のドラマでした。

 一方、敵役のゼロワンも、セブンとの対決の際、「バディを失った過去」を話し、「お前もオレと同じだ。オレといっしょに来い!」といった人間不信の誘惑者ぶりを発揮。
 1対1だと「セブンはゼロワンに勝てない」と語られ、ケイタとの絆が大切だという作劇には共感できます。

 もう一体のケータイ、サードは、秋山蓮(役名ちがいに注意)の皮肉をフォローしている場面がありましたが、あっさり封じ込められてしまう辺り、デネブほどの存在感を今だ確立できず。
 まあ、今後の描写に期待です。

●2008年4月22日(火)

 週末に、『ケータイ捜査官7』を書くのを、定期スケジュールにしようと思ったら、いきなり崩れてるし……(苦笑)。
 ええと、明日の放送前に、書いておきます。

 ……といっても、基本的な内容やネタは、掲示板で、あずさんへのレスとして書いてしまったので、違う視点を意図しますが。

 「超音波で人を洗脳して、間接的に凶悪犯罪を行なわせる」という事件が発生。
 1話では、ネットを駆使して無人ロボットを操作。
 2話では、警備システムをジャックして施設を占拠。
 まあ、ここまでは納得です。サイバーパンク系のRPGでも、ネットランナー(デッカー)なんかが普通にやっていることだし、近未来ネット社会の描写としてはOK。

 ただ、「毒電波で人の精神を外部から操作」ってのは、もはやネット犯罪とは言えないよなあ。誹謗中傷書き込みなどで、相手を鬱モードに追い込むのとは違って、「即効的な遠隔催眠術」みたいな描写だし。
 こういう犯罪描写がエスカレートすると、そのうち『怪奇大作戦』みたいな科学と称したオカルト風味の作品に転化しそう。いや、それはそれで好みですけど。

 で、今回は主人公のケイタよりも、秋山蓮こと桐原大貴のプロフェッショナルな事件解決に焦点が当たってます。
 大久保編集長こと故・滝本壮介を「初代龍騎こと榊原さん」になぞらえるなら、完全に『仮面ライダー龍騎』の構造ですな。
 そのうち、ゼロワンが神崎士郎みたいに、ライダーならぬケータイバトルを主導しないか、とドキドキします。
 あ、死んだ妹ならぬバディを、ミラーワールドならぬネットワールドの魔力で甦らせようとしている……などという裏設定まであれば……どこが「明日のリアル」やねん、とツッコミ入れる予定ですが、NOVAの妄想だけで終わることを願ってます。

 ともあれ、3話の時点で、基本的なレギュラー、セミレギュラーも一通り、登場したようですので、後は、各キャラの彫り下げと、主人公ケイタの成長をじっくり楽しめればOKです。

PS:冬場に、懸賞狙い込みで、ハマッていたパズル雑誌。残念ながら、全部外れ(シクシク)。
 「今まで雑誌懸賞に当たったことがない」というジンクスは、継続中。
 それでも、懲りずに、またも挑戦を始めました。やはり、願掛けは続けてこそ、結果も出ると信じて。

PS2:先週末は暖かくなったこともあり、久々に友人とカラオケ。「ヤッターマン」を熱唱。曲がアコースティックになってなくて、幸いです(このフレーズ、よそ様のブログからお借りしましたm0m)。

●2008年4月29日(火)

 先週の『ケータイ捜査官7』です。
 今回の話は、「見習い君奮闘記」って感じですね。
 3話までで広がった物語を、一度、スタート地点に戻した、というか、主人公の魅力や行動動機に視点を当てた、というか。

 今回はゼロワンも登場せず、サイバー犯罪も発生しない……というと、地味な話なんですが、
 その分、主人公の内面に的が絞られています。
 自分を認め、信頼してくれた故・滝本さんへの想いとか、
 しっかり者とは言い難く、不平不満も口に出してしまう主人公が、それでも事件に際し、自分にできることを自分に求められている以上の熱意で、解決しようと尽力する行動力とか……、
 正直、「気弱で未熟な高校生(でも、やる時はやる)を主人公にしたSFドラマ」として、大いに参考にできる、と思います。

 話変わって、劇場版『電王&キバ』、先週末に甥っ子といっしょに見てまいりました。
 いやあ、よかったです。
 キバファンとしては、若干、物足りないですが、
 電王ファンとしては、最高の作品と言えましょう。

 昨年の劇場版では、良太郎が子供になってしまったため、イマジンの憑依ネタはあまり見られなかったのですが、
 今回は、モモウラキンリュウ、全てにそれらしい見せ場がある、というサービスぶり。演じ分ける佐藤くんも大変だなあ、と思いつつ、テレビ版以上に楽しんで見ることができました。
 とりわけ、K(キンタロス)良太郎。テレビ版では登場編以降の数話を除けば、意外と出番が少なく、その怪力ぶり、打たれ強さっぷりを思う存分、発揮する機会はなかったのですが、今回はもう指名手配の犯罪者相手に、ガチンコバトル。殴られても殴られても、ちっともこたえず、ノッシノッシと相手を追いつめる強者っぷりが、例の演歌調のバトルソングに乗って、たっぷり描かれていました。

 デネブについても、途中までは描写が若干、地味かなあ、と思っていたら(まあ、潜入捜査なので、いつもみたいに派手に振る舞うストーリーではなかったわけですが)、最後の戦闘シーンで、ベガフォームになった途端、派手な暴れっぷり。
 「最初に言っておく。お前たちの仲間になる、と、ウソをついて悪かった!」と、潜入捜査で騙したことを敵に謝罪して、侑斗にツッコまれるシーンは笑えました。
 そりゃ、まあ、どういう理由があろうと、ヒーロー番組として、ウソをつくのはいけないよなあ。子供への教育効果としては正しいです。
 もっとも、その場にウラタロスがいなかったのが幸いですが。

 あとは、コハナのアクションですね。こんなに強かったとは! 
 イマジンや、ファンガイアではなく、人間相手の戦闘描写なら歴代ライダー中、最強ヒロインに位置づけられるかも。

 ともあれ、テレビ版では描き足りなかった部分も合わせて、見事に補完してくれたなあ、と思います。

 村井良大くん演じる鈴木刑事についても、電王独自の過去とつながるドラマ要素を示してくれて、電王序盤の「ささやかな記憶・歴史の干渉が人を癒す」穏やかな雰囲気を味わせてくれましたし。
 電王作品としては、不満はありません。

 キバとしては、夏の劇場版(8月9日上映予定)に期待しましょう。 

●2008年5月7日(水)

 ゴールデンウィークが終了。
 今年の連休は、普段よりも濃かったです。
 いつもなら、時間がある連休の間に、「サイト記事をいっぱい書いたり、ゲームしたりして……」という仕事以外は専ら引きこもりライフを満喫していたのですが(苦笑)、
 今年は、「ユニコーンガンダム」を読んだり、「掲示板書き込み」をハイペースでしたり……ってアレ? 

 いや、そういうこともしていたけど、4日には高校時代の旧友と飲み会したり、6日には昔の家庭教師の教え子と久方ぶりに語り合ったり、していたわけですな。
 いずれも、10年近く会っていない人たちだったわけで、昔話とか、近況とか、いろいろ盛り上がりました。
 きっかけは、ぼくが足を骨折して、自分の人生を見直したこと。その際に、いろいろ来し方を回顧した挙句、昨年秋〜今年の初頭にかけて、いろいろな知人に連絡をとってみたわけですな。

 まあ、自分の目的の一つは、ボードゲームで遊べそうな連れを探すことだったのですが(汗)。
 第3のブログ「GTライフ」にあるように、新しい連れはゲットできました(彼らとは、4月半ばにカラオケ行ったり)。
 でも、その際にゲームでの付き合いは無理だった旧友たちとも、大人の付き合いを再開するきっかけになったわけで。
 ゲーム好きの副産物ってことですね。

 旧友たち(学生時代のゲーム仲間)はそれぞれ、運送関係の仕事とか、某H知事の下で働く公務員とか、で、いずれも妻子持ち。
 ま、甲斐性なしの独身ホビーライフを満喫している身には、若干、気後れもしたわけですが、
 向こうからは、こちらが独立自営を始めたということで、逆に尊敬の言葉を頂いたり……そんなこんなで、お互いの異なる人生遍歴をいろいろ語り合ったわけですな。
 それと場違いに思ったので、その時には言いたくても言わなかったことを、この場で書いておきましょう。

 相手の話を聞きながら、思ったこと。
 「うお、運送関係の仕事って、まるで『トラベラー』の商船みたいなことをやっているんだな。道路が使えないような非常事態に無線で連絡とって、別の道路に向かうよう指示したりして……」
 
ちなみに当日のコメントは、「まるで武器を持たない軍隊みたいやな。組織に指示する司令官の役割ってところか」
 ん〜と、宇宙SF物のTRPG『トラベラー』のプレイ経験のない相手に分かるように、伝えたわけで。
 相手の反応は、「そうやねん。軍隊や。毎日が戦いや」みたいな感じかな(一部、脚色入っているかも)。

 もう一人の公務員くんに対しては、「お役所仕事は大変そうだなあ。そう言えば、『トラベラー』にも官僚って職業があったなあ」とか、思っておりました。
 いや、もちろん、実際の会話では、テレビでも有名な新知事の下での改革に対する感想とか、いろいろ聞けたんだけど、行政上のオフレコ話なので、この場で書くわけにはいきません(笑)。

 で、彼らと比べるに、「自分の職業(元創作関係志望の塾講師)は、大人のTRPG『トラベラー』には用意されていない。シクシク」と思いつつ。
 せめて、ジャーナリストとか、歴史学者なんて職業が用意されていればなあ。

PS:運送屋さんは、その昔、ゲーセンマニアでした。
 そんでもって、今回、超久々に、ゲーセン、もといアミューズメント何ちゃらに入ったわけですが……最近のアーケードゲームに全く付いて行けなかったみたいです。
 NOVA? 何だか面白そうなRPG風ゲームがあったので、プレイしようとしました……が、セーブ用のデータカードを購入しないといけないことを知らず、すったもんだの末、「何で、ちょっと時間つぶしのゲームするのに、こんな余分な出費をしないといけないんだ?」とぶつくさ文句を言いもって、プレイ開始。
 最初のチュートリアルダンジョンで、アイテムの取り方が分からず、四苦八苦してました。ええと、いくらボタンを押しても、アイテムが取れないわけで……。
 しばしの試行錯誤の末、「モニターに触れば、アイテムを拾えること」を発見(笑)。感覚としては、DSのタッチパネルなんだね、とカルチャーショックの気分。
 で、その後、チュートリアルのダンジョンをいろいろ回った挙句、時間切れによってのたれ死に(シクシク)。

 うお、こんなゲームだったら、パソコンでやった方がマシ。2度とやるもんか、と思った次第。
 もう、ゲーセンは、ぼくらの遊び場じゃなくなったんだね、と、年をとった多少の寂しさを感じつつ。

PS2:旧友たちとの話で、自分が一番、ノリ気で聞き、話せたのが、彼らの子供の話。
 いや、まあ、小中高の子供の相手は、専門ですから(笑)。それに、自分には子供がいなくても、甥っ子、姪っ子と接していますからね。その辺は、話がうまく噛み合います。
 で、子供の情操教育には「TVゲームよりも、トランプや、人生ゲームなどのアナログ系がいい」などの持論を展開しつつ、子供とのコミュニケーションや、しつけなどの話を、いろいろ語ったとさ。
 さすがに、特撮などの濃い話はしなかったけどね。

●2008年5月7日(水)・その2

 ゴールデンウィークのネタ第2弾。
 旧友たちと飲んだ2日後、急に昔の家庭教師の教え子からTELあり。ビックリ。

 彼は何でも、ロックバンドをやっているそうな。
 で、今度、バンドのライブに来てほしい、との話。いや、チケットを売りさばくノルマがあったみたいですが。

 ロックバンドと言えば、最近、「仮面ライダーキバ」でそういう話があったよなあ、と思いつつ、ちょうどタイムリーだったので、二つ返事でOKしました。
 自分、特撮ソングや、アニメソングはCDで聞くけど、生のロックは聞いたことないな、でも、せっかくなので、いい経験じゃん、すげえじゃん、とか思ったり。

 その後、TELでなつかし話をしているうちに、教え子君の「作詞」の原点が、実は「家庭教師時代に、ぼくが読んだ彼の小説への批評コメント」にあった、とのこと。
 って、オイオイ、マジかよ。社交礼儀にしても、嬉しいこと、言ってくれるよねえ、と思いながら、さらに話をしていると、
 バンドのメンバーにも、NOVAの話をしていて、彼らが一度会いたい、と言ったとか、言わなかったとか。

 「だったら、今夜会うか? オレ、ひまやし」なんて感じで、こっちから振ってみると、トントン拍子で一緒に晩飯食ってしゃべるって流れになりました。
 思わず、「始まりはいつも突然♪」なんて歌ったり。ちょうど、自分的にはアクティブな時期だったのも幸いしましたね。

 出会ったメンツは、いずれも20代前半。
 ちなみに、こちらは30代後半。
 干支一周分くらい離れているよ、と思いつつ、
 いつも干支二周分くらい離れた相手と接しているので、心はまだまだ若いさ、と思い、話してみると、
 いやいや旧友たちと大人の話をするよりも、趣味話なんかで盛り上がったりします。

 自分の精神年齢が若いことを喜んだらいいのか、大人になりきれていないのを悲しんだらいいのか、複雑な気分(苦笑)。

 まあ、大人の仕事の話を聞きながら、心の中で、いちいち「ゲームに置き換えて想像している奴」ですからね(爆)。

 主な話題は、ライトノベルや、ガンダムや、スパロボなどのゲームといった趣味話から(「オレの歌を聞け〜」の熱気バサラの話が盛り上がった。彼の生き様は、音楽の道を志す者には、ジンと来るらしい)、
 歌詞作りも含めた文章の書き方論、言葉に関するアイデアの出し方、
 そして、少し大人な「夢に挫折したときの気持ち」とか、そこから「新たな目標を見つけて、今の自分がいる」って話。
 ちょっと、自分で話していて、酔っているな、と思いつつ、それを真剣に聞いてくれる4人の若者の表情を見ていると、
 思わず、「昨日までの記憶すべて 必要と分かる日が来るハズ♪」と歌いたくなりました。

 考えてみれば、彼らと同じ20代前半。そこには夢に燃えて、いろいろと挑戦していた自分がいました。
 でも、ちょっぴり臆病で、肝心なときに失敗もして、チャンスをつかみ損なった20代後半。
 夢を失って、それでも現実の仕事と向き合いながら、残った夢の欠片を大事に、サイト作りに専念した30代前半。
 骨折を機に、独立起業という新たな挑戦をしながら、一方で自分の経験を恥じることなく、人に語れるようになった現在。
 いや、自分としては「夢の挫折」というコンプレックスを絶えず抱えていて、「胸の中みんな密かに 書き換えたい記憶もある♪」という歌詞が、そのまま実感できてしまうわけです。
 それでも、そんな想いの一つ一つが、ムダじゃなかった、と感じられる一瞬(ひととき)を味わえて、幸せなゴールデンウィークでした。

 今、夢真っ盛りの彼らの前途に幸多かれ、と祈りつつ。

PS:NOVAに、そんな想いを感じさせてくれた若者たちのサイトはこちら。
    SMITH&WESSON[魔法のiらんど]
   こちらでは、曲も聴けるそうな(音楽流れるので注意)。
    MySpace.com - SMITH&WESSON - JP - Rock - www.myspace.com/smithandwessonmusic

PS2:今度の土曜には、彼らのライブを聞きに、神戸三宮に行く予定。

PS3:ついでにTRPGネタ。
 ロッカーなど音楽系のキャラは、サイバーパンク系のゲームによく見られるよなあ、と思いつつ。
 サイバーパンク系のゲームになぞらえるなら、NOVAになれるのは、せいぜい中途半端なネットランナー? いや、せいぜい「バーンドアウト・メイジ(焼き切れた魔法使い)」ってところか。
 それでも、ストリートで生きていくだけの矜持は失っていない。

●2008年5月28日(水)

 早いもので、5月ももうすぐ終わり。
 明日には、『無限のフロンティア』も発売されるわけで、たぶん気持ちはそちらに行くことになると思います。

 で、5月に何をしていたかと言うと、仕事的には「連休明けは中間テスト近し」ということで、そういう方向にテンションアップ。
 趣味的には、「創作モードまっしぐら」という2重生活でした。

 前者については、本日が試験の最終日ということで、教える側としては、一番のんびりできる日でした(笑)。
 中学生の授業は全部、昨日以前に振り替えたので、夜の授業も休日でしたし、ね。
 『ケータイ捜査官7』もリアル視聴できたってことで。

 後者については、もう、ずっとくすぶっていた創作熱を、『プレ・ラーリオス』http://sfkaigi.progoo.com/bbs/?pid=sfkaigi&mode=pr&parent_id=403&mode2=topic)で昇華できたな、と満足しております。
 サイトや掲示板で、番組感想や、ゲームのプレイ記事書いたりするのと違って、
 創作ともなると、「世界観の構築や、情景&心情描写、バトルシーンの盛り上げ方」など、いろいろ頭の中で意識的、無意識的に組み立てなければなりませんので、疲労度が全然異なります。

 番組感想は、時々、情報集めに検索したりもするのですが、基本的には「その場で思いつきの小出し記事」です。
 それでも、自分なりの型を作ったり、崩したり、いろいろ楽しく苦労しているのは、掲示板で感想書いている方々なら、共感できることでしょう。

 でも、創作は、キャラや物語背景の雰囲気を維持しないといけないので、思いつきよりも、脳内にきちんとプロット やイメージをこしらえることになる。そして、作品が完成するまで、それらを保持しておかないといけない。とりわけ、今回みたいに「50枚で終わると考えていたストーリーが130枚ほどになってしまった場合」は、保持の負担が 予定外に相当でした。
 まあ、仕事しているときは、しっかり切り替えできていたし、それが気分転換にもなっていたわけですが、一気に放出できないのは、久々だとキツかったってことで。

 そして、ぼくの経験では、この130枚、というのは非常に中途半端な文章量です。
 雑誌に載せる短編だと、70枚弱。単行本にまとめるなら200〜300枚ぐらい。
 編集さんがいるとしたら、非常に扱いの困る作品ではないでしょうか?
 「前編」「後編」に分けて……となれば理想ですが、「最初に50枚くらいで書けます」と言っていて、「130枚になってしまった」ら、職業作家としては信頼を失いそうですね(爆)。
 もしも、『プレ・ラーリオス』を雑誌に載せるなら、何とか半分くらいに削ろうともがくか、編集さんに泣きついて「前後編」に分けてもらうよう交渉するか……そんなことまで妄想しながらの執筆作業でした(^^;)。

 ともあれ、昔の一時期を思い出して、そういう苦労も含めて、実に楽しかったです。

 それに、自分のサイトだと、編集作業も自分で行なえるので、誰に気兼ねすることもなく、『プレ・ラーリオス』も一番読みやすい形で載せることが可能。いずれ、「SFメカ別館」に創作コーナー作って、保存するつもり
 ついでに言えば、今朝、『プレ・ラーリオス』のおまけストーリーも思いついたので、 そちらも追加予定。
 今度こそ50枚ぐらいで書けるかなあ、と考えておりますが……ちょっと今回の経験で、自分の「想定文章量」が信用できなくなっています。昔は、「50枚が80枚ほどにふくらむ1.5倍感覚」で 、ちょっと削るのに四苦八苦していたのが、今回は2.5倍感覚になってしまい、この点が一番悔いの残ったところ。
 それ以外の質については、昔の感覚が劣化しておらずに、ほぼイメージどおりに書けたことを嬉しく思いつつ。

PS:雑誌連載で、「想定内に収まらなかった」と言えば、現在、TRPG界の大御所の一人となった「きくちたけし氏」の『アルセイルの氷砦』リプレイを思い出します。「前編」「中編」「後編」の後に、「完結編」が5回も続いたという……(笑)。

 それでも、雑誌連載を続けることができたのは、当時のM編集長の受容力が偉大だった、と思っています。
 氏は、「RPGマガジン編集長→グループSNE」の後、富士見書房に移られたことは知っていたんですが、その後、名前を見かけることもありませんでした(いや、ぼくが富士見の雑誌やラノベをあまり読まなくなっていたからかも知れませんが)。
 でも、先月発売された『ソード・ワールド2.0』の編集者一覧にお名前を拝見して、非常に懐かしい気持ちに駆られました。TRPG業界の活性化を願う者として、M氏のこれからのご活躍&若手へのバックアップを応援したい、と思います。

PS2:連休前のバンド話の後日感想。
 曲は悪くないけど、ライブの席上で、お客さんを盛り上げるためのパフォーマンスで、苦戦していました。
 作品の良し悪しも大事だけど、お客さんと接する場面で、どれだけ勢いを高められるか、が大切だなあ、と思いつつ。
 あと、ライブの席上では、音楽の方が響き渡って、ボーカルの声が曖昧だったので、歌詞を知るためCDも購入。

 一応、内容としては「不安定な若者の孤独と、どこか不確かな想い人との絆が、ダーク・ファンタジー的な雰囲気で表現」されている感じ。20代前半なら、納得できる作風だけど、ロックの勢いとは少し方向性が違うかなあ、と。
 「こういう不安定な自分を、力強く突き抜けて、新たな世界を築き上げるために闘う(その過程で葛藤する)」方向性が、 NOVA自身の好みだ、という話を、かつての教え子にTELでして、激励したりもしました。

PS3:自分も、昔はいろいろな人にお世話になりつつ、そのときに受け取った経験やら想いやらを、いつの間にか、それなりに語れる年齢になったのかなあ、と思う月でした。
 まあ、人に偉そうに語るからには、自分もがんばらないと、って気持ちは、まだまだ尽きないけどね。

●2008年9月1日(月)

 秋になりました。
 先ほど、総理大臣が退陣表明を出しました(^^;)。まあ、昨年ほどは驚かなかったんですが。

 ……って、そんなことは当サイトでは、どうでもいいことですね。
 次の総理は、サブカルチャー系ホビー文化好きのA氏とささやかれていますが、誰が総理であっても、こちらとしては趣味を楽しめる世の中と、自分の身辺状況(サイフの中身含む)であれば問題なし
 で、サイフの中身以上にネット活動に必要なのは時間。

 おかげさまで、忙しい夏の時期が終わって、にわかに増えたフリータイムにうきうきしております。あれこれ更新したいことがいっぱいありますし、秋の夜長にクリアしたいゲームもいっぱい溜まっています。
 でも、時間は有効に使わないと、ね。

 有効に使うためには計画をたてないといけません。
 まず、上半期の反省。
 ……「ラーリオス」に時間を費やしすぎたよなあ。いや、もちろん自分の興が乗ったわけですから、他人様を責める謂れはないのですが、作業が偏りすぎて、サイト更新がおろそかになるのはやはり良くない。その辺は、優先順位を見直さないと、と考えております。
 ちなみに、NOVAの優先順位は、この夏までは「1、掲示板対応。2、ブログ書き。3、他のサイトコンテンツの更新」でしたが、この秋は「1、ラーリオス以外の掲示板対応。2、ブログ&サイトコンテンツ更新。3、掲示板でのラーリオス関連」に切り替え宣言。それぐらい決めないと、ズルズル引きずっちゃいますからね〜。現状を考えると、ラーリオスは短期で終わる企画でもなさそうなので、心もち距離をとって、あくまで自分の作業の方を優先させる予定。
 まあ、5月に公約しているように、『プレ・ラーリオス』の改訂版を「SFメカ別館」のサイトコンテンツにする意志はありますので、2のサイトコンテンツ更新は、そちらも含める意味も含んでいますが。

 それよりも、いっぱい宿題があるんですね。それも整理してみると、まずブログのヤッターマンは切り捨て。相変わらず、録画視聴は続けて、楽しんではいるのですが、マンネリストーリーの追跡記事を過去の分までさかのぼって書くことに、興味は失せました。時おり、思い出したように記事ネタにする程度にします。
 何せ、ペリカン登場後、物語がこれでもか、というぐらい展開しませんからねえ。
 一応、10月には3号ロボのアンコウが登場するようで楽しみにはしているんですが。

 次に、戦隊&ライダーは、過去までさかのぼって追跡します。
 過去といえば、サムライの世界や、22年前、あるいは時の電車に乗って前年のヒーローが帰ってきたりもするわけで、もう話題性はこれでもか、というぐらい豊富ですからね。

 しかし、もっと大事なのは、パワーレンジャー。上半期は、結局、これが追跡できなかったのが最大の心残りでした。
 いや、追跡しようと思えば、英文サイトをチェックしたり(最近、怠っていた)、動画サイトのチェックしたり(時間が足りねえ)、いろいろ大変なんでしょうけど。
 気になるのは、そろそろ判明しそうな「パワレン版ゴーオンジャー」のタイトル。2chでちらっと見たところ、「Beast Engines」という名前が上がっていたけど、確定ネタなのかどうか現状不明。
 浮いた時間を使って、情報収集に励まないとねえ。

 あとは「レスキューフォース」(劇場版では、藤岡弘、登場とか!)とか「ケータイ捜査官」とか今月上映の「ウルトラ」関連とか、いろいろ追跡したいものはあるわけで、特撮だけ追っていても、ネタは尽きないなあ、と思いつつ。

●2008年9月3日(水)

 昨夜は、ブログ「つれづれ趣味雑記」にて、気合を入れて、ヤッターマン切捨て(?)記事をアップ。
 いや、切り捨てるのに、気合を入れたりするから、あんな風になってしまったわけですが(苦笑)。

 で、次は、「レスキューフォース」か「ゴーオンジャー」か「キバ」か、それとも「書籍」関連か、「パワーレンジャー」か、いろいろ迷っていたのですが、
 たった一つのブログにのみ専念するのは良くないと思い、サイト内記事のほうを更新した次第。

 昨年に比べても、今年は本当にサイト更新していませんからねえ。
 他にも、ブログU、ましてや、ブログVなんて、ちっとも触れておらず、どうしようか? と常に頭の片隅に懸念材料として残っていた次第。
 まあ、ブログなんて物は、使いやすい場所に書く頻度が高くなるのは仕方ないことですが、
 だからと言って、個々の良さというのもあるわけで、それを実感しないうちから、使う経験すら積まないのはどうか、と思う。要は、慣れの問題もあるのだから、新しい物ほど慣熟飛行を重ねて、自在に乗りこなさないと、と思ったりするわけですな、これが。書くネタがないわけじゃないのだし。

 何事もバランスよくするためのコツとしては、最近、手を触れた物よりも、全然手を触れていない物に意識を向けること。そうやって、ローテーションを上手く回していけばいいはず。
 ともあれ、時間と気合の注げる時に、慣れていないことに挑戦していきたい、と思っております。

 あとは、タイトルの下に、「更新ニュース」を載せておこうかな、と思い立ちました。
 いちいち、この気まぐれ更新日記まで下りてこなくても、サイトを開いた瞬間に、更新があるかどうか分かる方が親切というものです。今ごろ、気付いたのか? とツッコまれそうですが(^^;)。

●2008年9月17日(水)

 月初めには、「時間ができたので、いっぱい更新するぞ」と思っていたけど、月半ばが過ぎて、意外と更新が進んでいませんね(^^;)。
 一昔前に流行ったCMで、「やる気はあるけど、体がついて来ん」というフレーズがありましたが、まさにそういう状態を実感しております。
 それでも、まあ、「ヤッターマン」に続き、「レスキューフォース」を総括してみたわけですが、熱意の入れ方は、ヤッターマンに負けているような気がする(苦笑)。う〜ん、これじゃイカン、と、この場で反省し、次につなげてみる。

 あと、ブログTで残った御題は、「ゴーオンジャー」「キバ」になるわけですが、この2作はしばしば掲示板でのレスで、感想書いていたりするので、書き足りない気持ちはさほどでもないんですね。「レスキューフォース」を優先したのも、そういう理由。
 そもそも、戦隊やライダーについてNOVAが書きたいこと、読みたいことは、掲示板上で常連の皆さんが様々な視点も交えて、いろいろ書いてくれている(感謝感謝^0^)から、こちらで慌てて書かなくても……って気になる。
 どちらかと言うと、自分の場合は、「後から振り返って、この話にはこういう伏線があったんだなあ」とか、「このクールの話の傾向は……」とか歴史的に総括する方が性に合っていたりしますね。まあ、リアルタイムの新鮮な感想の醍醐味も捨て難いのではありますが、そちらは掲示板で、と。
 本来、ブログって、タイムリーな情報発信向き、という印象があったのですが、NOVAにとっては「過去記事の保存・閲覧がしやすい」という特性の方が有効に使えているのかもしれません。

 で、だらだら更新していると、「パワーレンジャーの醍醐味」(旧作との共演とか、バトライザーとか)のチェックがそろそろ後手に回ってしまう気もしているので、若干の焦りも覚えているのですが、本家の「ゴーオン」を捨て置いて、パワレンに手を伸ばすのもはばかられる現在のジレンマ。

 ブログに書くと、どうしても1話からの総括をしたくなって気合を要するので、
 その前に、ここでチラチラ書いてみると、おお、8月からオリジナルレンジャーが3人出ていたようですね。師匠たちが変身した「緑のゾウレンジャー」「黒のコウモリレンジャー」「水色のサメレンジャー」。彼らは「スピリット・レンジャー」と呼ばれており、当初は敵に操られたりもしたようですが、束縛から解放され、最終的には8人レンジャーとして集結したのが現状のストーリーの流れ。
 9月は放送が1回だけで、10月に放送が3回(で終わり?)みたいなので、それに合わせて、パワレン記事を総括しながら書いていけば、流れには乗っていけそうですね。

 ともあれ、この連休の間に、劇場版ウルトラも見たし、しばらく念願だった「地デジ対応のTV」も購入した。
 後は、残り半月、気合を入れて、更新をがんばってみますか、と思っている現状。

●2008年11月2日(日)

 9月は「サイト更新強化月間」だったはずですが、スパロボ熱が一気に高まってしまい、そこから10月にかけて、もうほとんど更新しない時期が続いてしまいました(苦笑)。

 そうこうしているうちに、秋の夜長もいつの間にか初冬の寒さになってしまって、若干風邪気味。うう、あまり無理のできない体になってしまったような気がします(ウルウル)。
 皆さんも、お風邪など召していないでしょうか? 今年は、インフルエンザが厄介な年という噂も聞いていまして、体調管理はしっかりしないとなあ、と。

 いつになくネガティブな書き出しですが、今月は当サイトにとって、記念すべき月。
 そう、タイトル下にもある通り、16日が創立記念日ってことで、8周年ですよ、8周年
 今年は、サイト記事もほとんど更新しておらず、「ただ存在していただけのサイト」って感もありましたが(それでも、掲示板に書き込んでくれるお客さんの存在には救われます。感謝感謝^0^)、まあ「継続は力なり」という言葉もありますし、スパロボ熱なんかといっしょで、にわかに更新熱が高まって、書いて書いて書きまくる時期が来ることもあるでしょう。いつか、たぶん。

 仕事の方も順調で、生徒が増えたりもして、また、一人教えていた高3生の子も、無事に大学の指定校推薦に合格するといった結果が出せて、その点はハッピーだったりします。
 一方で、生徒が増えてくると、中には問題児くんなんかも出てきて、現在、そちらへの対処に苦慮中だったりも。まあ、本当にどうしようもない場合、雇われ人だった以前と違って、自分の判断で辞めさせることも可能なのですが、それは「教師として負け」だと考えるので、うまく乗り越えて行きたいな、と思っております。
 その点は、掲示板荒らしとの対応経験も役立つとは思いますが、顔の見えないネット以上に、現実で人を切るのは、ストレスがたまりますからなあ。
 ともあれ、「現実で、人を教えることに苦慮している状況下だと、ネットでまで、そういうことを求められるのは勘弁」というのが本音でして、当面、そういうことになりそうな場所(スレッド)にはノータッチを宣言しておきます。
 これも、遅くとも、サイト創立記念日までには解決していると思いますが(それで解決しなければ、定期テストの準備に引っ掛かるので、よけいに難儀)。

 さて、NOVAが今、いい意味でハマッていること。
 「スパロボZ」がリアル編(女主人公)をクリアして、スーパー編を10話程度、進めてみました。何だか会う人会う人ごとに「暑苦しい」というツッコミを受けるマッチョ主人公が笑えます。「ガンガンレオン、ガンレオン♪ ランド・クラッシャー♪ 荒野をさすらうぜ♪」などといったバトルBGMも熱くてコミカル、悲劇三昧の女主人公とは違った雰囲気がいいッスね。
 現在、世界が崩壊して共通シナリオに入ったところですが、同じストーリーでも主人公キャラが違うとイメージが全く異なるのを実感します。ただ、そろそろ疲れてきたので、「スパロボZ」を中断。
 代わりに、昨日からPS2版の「スパロボOGS」を始めてみたりしました(オイ)。GBA版では未クリアなキョウスケ編を10話ぐらい一気にプレイして、現在、ゼンガー親分との初対決を終えたところです。
 GBA版の「飛来する斬艦刀」もいいですが、PS2版の「斬艦刀をかついで、のっしのっしと荒野を歩いてくるグルンガスト零式」のバトル場面も乙なものですな。

 そんなわけで、現実のストレスを乗り越えるべく、「強い漢の魂」を学ぶテキストとしても、当面、スパロボ熱は冷めないだろうなあ、と思いつつ。

●2008年12月2日(火)

 11月は、いろいろ慌しく過ぎ去ってしまったなあ、と実感。

 でも、懸念だった月末の期末テストも、何とか終了。
 結果は良かったり、悪かったり、普通だったりして、こちらはそれぞれの状況を認識・分析しながら、これからの保護者懇談をしっかり乗り越えていこうと思っています。
 理想的には、教えた全員が「完全勝利」で終えることができれば、万々歳なのですが、世の中そうそう完璧にうまく行くものではありません(苦笑)。ただ、仮に戦術的に敗北した戦いであっても、それを機に戦略的勝利に結びつけるのが指揮官たる者の務め……なんて仰々しく考えたりもします。
 先月の時点で悩みの種であった問題児くんなんかも、結局、切り捨てることなく、何とか1ヶ月を経て、先に保護者懇談なんかもした挙句、判明したのは、「精神年齢が幼く、第2次反抗期ではなく、第1次反抗期の症状を示している中学生」であること。こちらも長年、塾講師をやっているから、反抗期の子の相手には慣れているわけですが、さすがに「第1次反抗期」(幼稚園児)の子の相手は慣れていない。言ってしまえば、現在、小2の甥っ子よりも精神的に幼いわけだから、苦労するはずだ。
 教育心理学的には、LD(学習障害)とか、ADHD(多動性何ちゃら障害)と診断されかねない相手の現状を認識しつつ、どう受け止めたり、うまく方向を示しながら、教育効果を上げていくか、現在研究中だったりします。

 まあ、自分が悩み込みすぎて、精神的に病んだりしない程度に……(^^;)。

 さて、話は変わって、趣味話。
 スパロボZは、一冊攻略本を手に入れて現在、チェック中。「一冊」と書いたのは、場合によると、もう一冊買おうかなあ、と思っているから。割と、自分、攻略本マニアなもので、いろいろ記事を比較するのが好きだったりします。時には、ゲームを買わずに、攻略本だけ買って満足することも(苦笑)。
 ただ、まあ、最近のスパロボ攻略本(F完結編〜α以降)は、辞書のように大量のデータを掲載していますからなあ。読む方も大変、というか、まあ飽きないで済みます。問題点は、置く場所の確保。ゲームを完全クリアした後で古本屋に売ろうと思っていても、完全攻略自体がなかなかできずにいる現状で、攻略本やら、特撮雑誌やら、TRPGルールブック&リプレイ本やら、ボードゲームの箱なんかが部屋に山積みになっております。
 最近、倉庫部屋なんかをレンタルしようかなあ、と思っている最中。

 それはともかく、スパロボZで、「おお、これは!」と思ったのは、GXで好きなエピソード人物だった「カトックさん」が登場していること。未攻略のルートなので気付きませんでしたが、いずれプレイするための動機がしっかりできたわけですね。
 ただ、現在は、スパロボOGをプレイ中。これは、GBA版で未クリアだったキョウスケルートでプレイを進めて、現在、34話まで攻略。目下、エアロゲイターに誘拐されたエクセレンを救出するシナリオに取り掛かっているところです。クリアまでは、残り7話。その後、OG2やOG2.5まで続くことを考えると先は長いですが、まあ気力の続く限り、まったりペースで。

 何はともあれ、夜更かししすぎて、風邪などひかないように自分を戒めながら(さすがに、連日ゲーム&ネット書き込みで夜更かしを続ける生活は無理になっているので、大体、1週間のうち2〜多くて4日ぐらいな感じ)。

「2009年につづく」