Dankan(断簡）2014 | ||||
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新年も明け...昨年は本当に身内にも色々あり...まだ解決したわけではないのですが...体と心の健康を願いまた１年過ごしていきたいと思っています。 今年も兵庫県立美術館にて個展がありその準備に色々と...昨年のシロタ画廊さまでの個展の時に感じた事を今、画面に向かって実践しているところです。自分でしかない表現...少しずつでもと思っています。 個展の前後から色々と、身内や近くの方々に 色々と起こり...慌ただしい春、夏を過ぎ、中秋の名月の頃になると、５月の兵庫県立美術館の個展から随分時が経ったと思う。個展のその後, ２メートル×６メートルの大作...そして絹の作品、小品から畳サイズまで数点を描き...、今また畳サイズの絹絵に取りかかっている...。二十四節気の作品は西宮市の芸術祭にその１２分の１を展示しようと準備をし...、常に描いているといった感じ。今までもそうだったし、普通と言えば普通だけれど。この美しい秋から、更に何かを得るために...。 | ||
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Dankan(断簡）2015 | ||
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HPは更新する時間がないくらいに... 断簡もまとめながらという横着なことになってしまいました。 昨年の美しい秋から...お正月は寒い雪の世界...一昔前は世の中のその気分に流されていましたが...今年は画室にべったり...いよいよ自分も時間がなくなって来た自覚かと...、今年はシロタ画廊さまでの個展と、海外での発表のために、松谷先生や神野先生に助言を頂き...、仕事に穴を空けて、皆様にご迷惑をおかけする代わりになんとかと... また決まりましたら書き込ませて頂きます。今はそのくらいで...
２０１０〜２０１５年の作品冊子を作ろうと...その冒頭です 「生マレ出ズルコト」 私が作品に使用している岩絵の具は世界で扱われている様々な顔料の中でも粒子が粗い。この世に存在するすべての物質は素粒子から成り立っていると考えれば、その絵の具は、表現されるカタチに同化していくようだと実感しながら日々筆を動かしている。塗布された粒子はまるで生きているように重なり混ざり合いながら美しいハーモニーをかもし出す。描いている人体の表現と共に背景も同時に形になり無形となり…、流動する粒子はいつでも何ものにも変化できる状態で存在しているようにも感じる。連綿と繰り返される人間の生そして死、人間を含めすべての物質が「生マレ出ズルコト」は、実はその粒子が流動し変化した今の時点での現象であるに過ぎない。限られた命の時間の中で、生という奇跡を感じながら、またそれを意識しながら過ごし、表現し伝えていく事が、今を生きる事を少しでも豊かにさせるのだと思う。 2015年６月 稲田 峻
Shun INADA 「La vie」 Dans mes tableaux, les grains minéraux que j’utilise sont plus gros que les autres pigments. En se mêlant et en se chevauchant, les matières créent une belle harmonie, comme un être vivant dans l’oeuvre. Les personnages et les arrière-plans que je dessine devienne formes et informes. Les particules fluides me semblent se métamorphoser en toute chose et à tout instant, comme si elles avaient généré toutes ces matières. 「La vie」 Le cycle de la naissance et de la mort des hommes et des choses, qui continue depuis toujours, n’est en fait que ce phénomène d’un flot de particules qui se métamorphosent sans cesse. Le miracle de cette vie bornée par le temps qui lui est imparti me touche profondément, et c’est à ressentir la richesse de ce qu’est vivre ici et maintenant que je pense et dessine. | ||
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