内装


インパネ
スポーティ感覚とは無縁の運転席まわり。落ち着きます。

コンセプトは「走る応接間」。横長のラジオ風メーターが最高です。


ガラス製の一輪挿しはトラック用品店で購入。本来は観光バスの運転席などに付くもので、60年代から変わらないデザイン。造花のバラがやたら似合います。

ステーは汎用金具を加工、メーター枠のネジで共締めしてあるので、ダッシュボードには穴をあけたりしていません。
ダッシュボードoマットはインパネ色にあわせて茶色をセレクト。
パッケージでの使用例は、どうやらGX71クレスタのようです。

リッチ…死語っぽいですね。

なおダッシュボードへの取付けは、デフロスターのガーニッシュをいったん外し、上から押さえて固定しました。


水中花シフトノブはJETさんから譲ってもらったもの。いつの間にやら族車用品のイメージがついていますが、どちらかというと職業ドライバーに愛好者が多かったように思います。



ラジオは指針式。このデボネアは1985年の最終モデルですが、営業車グレード(KWT)なのでこれが付いています。NHK株式市況やお天気のお知らせが似合う、カサカサに乾いた音質。スピーカーはフロントのダッシュボードに1コ。


- photo まっしゅさん -
これを吊ると一気に「人んち感」UPの、くす玉。

日本車に似合うのは、サイコロやドクロよりも、くす玉です。“JDM Style decorated ball”なんて吹き込めば、アメリカのスポコン系で流行ったりして。

折り紙で作るのですが、入院中に1ピース折っただけで挫折。結局、院内で仲良くなった友達に作って貰いました。


シートなど
黒セダンのシートといえば、白いシートカバーが必須です。

純正オプションのシートカバーを注文してみましたが、当然欠品でした。友人が個人タクシーの運転手に聞き込みをして、古い車用の型紙を持つ専門店を探してくれました。

デボネアでも年式・グレード別に型紙が残っているそうで、ヘッドレストやアームレストにもピッタリフィットします。
(2005年9月の情報では、デボネアは注文が少なく型紙を焼却処分してしまったとの由)

ドア内張りのレースは、購入時から付いていました。かなりハイヤーっぽいです。
前席。

シートカバーのオーダーは、生地が化繊(ポンジ)と綿(カツラギ・綿ギャバ)の3種、フチの処理はパイピングとギャザー寄せの2種が選べました。タクシーに乗るたびにシートカバーをチェックすると、多くが化繊っぽい生地に、あっさりしたパイピングでした。餃子のミミのようなギャザー寄せも中々高級感があって魅力的です。

結局、生地は厚手で丈夫、しかも真っ白なカツラギに、パイピングでオーダーしました。化繊の方が維持が楽だったかもしれません。自分で洗うとアイロン掛けが大変なので、年に一度はクリーニングに出すのですが、代金もバカになりません。
前から見たところ。
六輪生活

5つめのドアを活用して、時々こうして原付(ホンダZOOK)を運んでいます。ブライダルルーフは単なるネタ装備かと思いきや、長尺の荷物を運ぶときなど以外と活躍しています。

問題は雨漏り。

鍵、キーホルダー
鍵とキーホルダーでも遊んでます。

(上) 80年代オヤジスタイル
クローバー社のファッションキーと、ビニールレザーのキーケース

当時の純正キーは、高級車でも地味なものだったので、アフターマーケットのファッションキーは人気でした。キーケースは、黒無地の非ブランド品を探すのにひと苦労。いずれもさびれたカー用品店で購入。

(下) 公用車スタイル
純正キーと、キーロッカー用キーホルダー

一転してストイック。キーホルダーの中の紙には、ナンバープレートを書くと良いです。