− エピローグ −


 「ほえっ、ここが?」

 「ああ。ここが≪キャットストリート≫だ」

 「ほえ〜っ、ぜんぜん変わっちゃったんだね〜〜」

 「地区再開発計画で、ずいぶん縮小されたからな。
  ≪バードストリート≫も移転して、今は≪バードガーデン≫と呼ばれてる」

 「ふぅん…。じゃ、あの古い井戸も、もうないの?」

 「ああ。でも、その方がいい。
  異空間への入り口なんて物騒なもの、行方不明者が続出するだけだからな」

 「そっか…。街も、どんどん変っちゃうんだね」

 「…そうだな」

 「ほえ?小狼くん、なんで笑ってるの??」

 「べつに」

 「笑ってるよぉ!」

 「笑ってない」

 「笑ってるもん!ぜったい!!」

 「笑ってないって…。ほら、よそ見してると、また転ぶぞ。…さくら」



                                        − 終 −


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 最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
 エピロ-グについてはセリフのみとし、敢えて時間を設定しておりません。
 二人の年齢等、お好みのシチュエ−ションを御想像くださいませv

 さて、このテキストでは
 1.さくらちゃんにも“かあああっ”となる小狼君
 2.後半でも出番のある小狼君
 3.香港での小狼君の生活と李家の人々
 …を書きたいと思っていました。
 「劇場版(1)」に不満があるというワケではないのですが、『こうだったらいいな〜♪』という
 ドリ−夢は色々あったりしまして、それを書き連ねていくとこういう形に…。(汗)
 視点を小狼君と李家の人々に集めたため、判り難いテキストだったかと思います。
 それでも思い入れのある話ですので、リライト作業をしていても凄く懐かしくなりました。
 やっぱり私は「劇場版(1)」も「カードキャプターさくら」という作品も小狼君も大好きです。

 (初出01.5〜8 「友枝小学校へようこそ!」様は、既に閉鎖しておられます。)