こどものじかん



− 第5話 はなのさくおと −


2月の最終土曜日。
ビビの通う女子校の高等部の卒業式だ。
仕事の都合をつけて東京から戻ってきたコブラに見守られ、ビビは卒業証書を受け取った。

明日の午後の新幹線で、ビビはコブラと共に発つ。
春からは東京の大学生となるのだ。
大きな屋敷は無人となり、管理人の手に委ねられる。

ウソップの卒業式は一週間遅れだ。
3月の末には彼も東京へ向かうことになる。
実技がモノを言い、美大の合格通知を手にしていた。

その夜、“レストラン・バラティエ”は貸切となった。
ビビとウソップ。二人の卒業と、旅立ちの門出を祝って。


   * * *


「こんなにご馳走でいっぱいなのに、ルフィさんが居ないなんて残念ね」

皆から贈られた大きな花束を抱えたビビが、テ−ブルを見渡して言った。
女子校の友達や、幼馴染や、家人達に囲まれて
泣かれたり抱きつかれたり餞別を渡されたりと忙しかったビビは
ようやく人の輪を抜け出してウソップの隣に来ることが出来た。

「ルフィの奴、どこほっつき歩いてんだかな。
 卒業が決まったとたん、またフラッと出かけちまったみたいだし。
 ま、ゆっくり食えるんでイイけどよ」

悪友が居ると、いつもは容易に口に入らない絶品のロ−ストビ−フを頬張りながら
ウソップはビビに答えた。

何度も留年の危機に見舞われながらも、その度ごとに追試を山のように受けたルフィは
奇跡的にウソップと一緒に卒業式を迎えることが出来る。
もっとも、そこから先の進路は決まっていない。
放任主義の両親は

『高校まで出してやったんだから、後は勝手にしろ』

と言っているらしい。
よく言えば“フリ−タ−”、ハッキリ言えば“プ−タロ−”だ。
本人はといえば、昔と変らず

『俺は冒険家になるからな!!』

と能天気に笑い、何週間か前に国道を走る長距離トラックに乗って
何処か旅に行ってしまった。
自分の卒業式に間に合うよう、帰って来れるのかどうかも怪しい。

「…しばらく会えなくなっちゃうから。お別れはしたかったんだけどな」

ビビが小さく呟く。
ルフィとは、ウソップ同様ほんの子供の頃からの付き合いだ。

「ルフィには伝えとく。
 …って言っても、俺がこっちに居る間に帰って来る保証はねぇけどな」

二人は顔を見合わせ、苦笑いを浮かべると共に溜息を吐いた。


   * * *


料理の皿がテ−ブルを埋め尽くしたのを確認し、サンジは手を止めた。
後は時間を見計らって、デザ−トとコ−ヒ−を出せば良いだろう。
ルフィが居ないので追加を作る必要も無さそうだ。
ゼフも厨房をサンジに任せ、コブラと話をしている。

「俺、ちょっと休憩してくるわ。
 空いたグラスや皿をテ−ブルに溜めるんじゃねェぞ。
 それから、面白半分にガキにアルコ−ルを勧める馬鹿が居たら蹴り出してやれ。
 …ま、クソジジイが居るから大丈夫だろうけどよ」

サンジは古株のコックに声を掛け、裏口から外へ出た。
2月も末の空気はまだ冷たく、吐く息が白くなる。

小石の敷き詰められた狭い道を通って、庭に出る。
そして、ポケットからタバコを取り出し火を点けた。
息の白さがニコチンの臭いの混じったものに変る。

皆、店の方に居るので家に明かりは無く、しんと静まり返っていた。
星明りの下で、タバコの火だけが紅い。

「…淋しくなるな…」

ポツリと、呟いた。
ウソップが、ビビが。この家を離れれば。

彼が故郷を後にしたのは、十九になった日だった。
ビビはこないだ十八になったばかりだが、ウソップは次の4月で十九だ。
だが、高校を中退し店で働いていたサンジから見れば、二人ともまだこどもに見える。
あと四年は“学生”なのだから、どうということもないのだろうが。

けれど、店に、この家に、“帰って来る”ことを目的に旅立ったサンジと
ビビとウソップの旅立ちは意味合いが異なる。

二人がこの街に本当の意味で“帰って来る”ことは、もうないだろうと思えた。


   * * *


『居候の身で、贅沢だって判ってるけど。俺、もっと絵の勉強がしてぇんだ!!
 学費は出世払いで返すから、東京の美大に行かせて下さい!!!』

去年の冬。
サンジとゼフの前で畳に額を擦り付けるようにして、ウソップは言った。
…何処かで見たような光景だと思った。

そんなウソップの前に、ゼフはぽんと預金通帳を放り投げた。

『お前の親父が姿を消す前に残したモンだ。
 手切れ金なんだか、養育費なんだか。キ−ナ名義でまとまった金をな。
 キ−ナが死んだ今は、お前の金だ。
 一人前になるまでは預かっとくが、学費はそこから引いておく。
 お前の親父の稼ぎだ。遠慮なんかする必要はねェ』

ウソップは、顔を上げなかった。
ポタポタと何やら滴る音。
ゼフは黙って通帳を拾うと、話は済んだとばかりに居間を出て行った。

『ま、頑張れよ。
 …それから、後で畳は拭いておけ』

後に続いたサンジは、台所でゼフからウソップ名義の通帳と印鑑を渡された。

『お前が持ってろ』

通帳の最初で最後の振込日は、ロクデナシの義兄が姿を消す一週間前。
その後は利息以外の記載は無い。
姉の入院にも、葬式にも、一円も手を付けなかったのだ。


   * * *


「…お兄ちゃん?」

その声に、縁側に腰掛けていたサンジは我に返った。
咥えたタバコはフィルタ−ギリギリまで灰になっている。

「ビビちゃん…。どうしたの?主賓がこんなトコで」

ポケットの携帯用灰皿に、吸殻を放り込みながら言った。

「厨房を覗いたら、居なかったから。ココかなって思って」

濃紺に白い襟の女子高の制服で、ビビはサンジの隣に腰掛けた。
さっきまで彼女が抱いていた花束の百合や薔薇の香りが、冷たい空気を彩る。

「ビビちゃんの清楚なセ−ラ−服姿も、今夜で見納めかぁ〜〜。
 よく似合ってるのに残念だvv」

「お兄ちゃんったら、相変わらずね」

ビビが、クスクスと笑う。
こんな風に笑う声が、彼は好きだった。
甘えるような、甘やかすような。
優しい響き。

やがて、ビビは少し遠い目をして庭を見つめた。

「ここに来るとね、いつも思い出すの。
 …あそこだった」

細い指が、植え込みの一角を指す。
卯木(うつぎ)の垣根から僅かな隙間を残し、こんもりと繁っているのは椿だったか。

「ウソップと、それからルフィさんも居たかしら?
 かくれんぼして遊んでたら、私を見つけたのは黒い服で金色の髪の知らないひとで…。
 でも、ウソップは“に−ちゃん”って呼ぶし。だれかなぁって思ったの」

「ビビちゃん、良く覚えてるね〜。
 あの時、まだ四つぐらいだったんじゃねェ?」

サンジが感心すると、ビビは笑った。

「だって、それが私の一番最初の記憶だもの」

「ビビちゃんの美しい眸に映る最初の男になれたなんて、幸運だvv」

ビビはまた、くすぐったそうに笑った。
以前のように彼の一言一句に顔を赤らめたり、過敏に反応することもない。
微笑を浮かべたまま、静かに言った。

「あのね、私。お兄ちゃんにずっと言いたいことがあったの」

「…なに?」

タバコを取り出そうとする手が、止まる。
濃紺のスカ−トの上に置かれたビビの白い指に、ほんの少し力が入る。

「サンジさん」

両の眸がサンジの右目を真っ直ぐに見上げた。

「“サンジさん”……って、ずっとそう呼んでみたかったの」

海からの風が、潮の匂いを運んでくる。
サヤサヤと、常緑の木の葉が囁くような音を立てた。

「………、感想は?」

一つ呼吸を置いて、尋ねた。
目は、逸らさなかった。

「ちょっとだけ、大人になった気分v」

もう一度、ビビは笑った。
鈴の鳴るような声に、タバコを取り出しながら目を細める。
やがてビビは長い髪をさっと一振りして、立ち上がった。

「じゃあ、先に戻ってる。
 お兄ちゃんも、タバコ吸いすぎないようにね!」

咥えたソレをびしっと指差されて、サンジは苦笑した。

「ハイ、わかりましたv
 …明日は、駅まで見送りに行くよ」

「うん、ありがとう」

そしてビビは振り返らず、明るく賑わう店への道を辿った。

小石を踏む音が遠ざかり、完全に聞こえなくなって
サンジはタバコに火を点けた。
これ一本を吸い終わったら、厨房に戻らなければ。

紫煙を夜空に向かって吐き出しながら、低く呟く。

「…………ビビ、……………か」

タバコを咥えたまま、サンジはバタリと縁側に寝転がった。

「あ〜〜あぁ!!
 俺、もしかしなくてもメチャクチャ惜しいコトしたかも〜〜〜っ!!!」

独り言にしては少し大きな声が、闇に吸い込まれる。

「…………ってね。
 ハナっから、ンな相手にしていいコじゃね−だろォ……?」

料理人の溜息は、タバコの煙に混じって夜の中に溶けた。


「……ねェ。俺、間違ってね−だろう……?」


   ……頑固なくせに、ずっと引き摺るんだから…


風に揺れる木々と草花
咲き残った水仙の香り
桃の蕾は膨らみ切って、ほころぶ時を待っている。


   ……後戻りする気も無いのにね…


「……誰か、返事してくれよ……。
 ホント、み〜んな居なくなっちまうんだもんなァ」


   ……本当に、幾つになってもこどもみたい…


葉擦れの音が、女達の優しい忍び笑いのように聞こえた。


   * * *


忙しい日曜のランチタイムを終え、サンジはゼフとウソップ、カヤを
車に乗せて新幹線のホ−ムまでビビ等一行の見送りに来た。

「お姉ちゃん、元気でね」

「うん。カヤちゃんも元気で。東京にも遊びに来てね」

菜の花の小さな花束を受け取ったビビは、カヤの頭を撫でた。
鮮やかな黄色が春の訪れを告げる。
いつも大人しい従妹からの贈物を、ビビは喜んで胸に抱いた。

「ウソップは、また東京で会いましょうね。
 出発の日が決まったら、迎えに行くわ」

「ばっ、馬鹿言うな!!
 子供じゃあるめ−し、東京の一つや二つ…。」

はにかむカヤの背中を押して花束を渡させたウソップは、自分に話が振られると
赤くなって文句を言った。

「ふ−ん。じゃあ、一人で下宿の場所まで行けるのね。
 あそこ、ウソップの通う美大からは近いけど、東京駅から地下鉄と私鉄を乗り継がなくちゃ
 行けないから、初めてだと大変よ?」

「…お願いします…。」

ペコリと頭を下げるウソップに、ビビもカヤもころころと笑う。
そんな様子を、サンジは少し離れて眺めていた。
コブラのツテで紹介してもらったウソップの下宿は、ビビの東京の家からも近い。

その時、何処からか声がした。


   「こっちだ!!こっちだって、わかるぞ!!!」
   「わかるって、なに根拠のないこと言ってんのよ?
    金持ちならグリ−ン車って相場は決まってんでしょ!?こっちは只の指定席!!」
   「好きにさせとけ。止めたって聞きゃしねぇんだから、止めるだけ無駄な労力だ」



階段下から漏れ聞こえる、騒々しい声。
…何時か、同じようなことがあったような気がするような…?
サンジが記憶を掘り起こすよりも早く、ドタバタとエスカレ−タ−を駆け上がる音がして
つむじ風がホ−ムに現れた。

「お−!やった、間に合ったッ!!」

「ルフィさん…!来てくれたの!?」

ビビが嬉しそうに駆け寄った。
まだ寒いのに袖なしのシャツにボロボロのジ−ンズ、ゴム草履に麦藁帽子。
人目を引くことこの上ない少年は、満面の笑顔だ。

「おう!!!」

その後ろでは、ゾロとナミの二人連れが肩で息をしている。
ちなみにゾロは両脇にチョッパ−とアイサを抱えていた。

〔間もなく発車いたします。ご乗車のお客様はお急ぎください。
 お見送りのお客様は……〕

アナウンスに、ビビは名残惜しそうに車両のドアをくぐる。
その背中に、ルフィは言った。

「なぁ、帰ってくんだろ?」

「ええ。夏休みにはね」

振り返りながらビビは答えた。

「夏までか!?そんなん待てね−!!」

「5月の連休にも、遊びに来るわ」

「っていうか、その時お前、コッチに居るのかよ!?」

ウソップのもっともなツッコミにビビも苦笑したが、ルフィは聞いていないようだ。

「そんでも、二ヶ月ぐれぇ先じゃね−か!待てね−よ!!
 なぁ、俺、会いに行くぞ」

「ええ、いいわ。東京を案内してあげるわね」

ニコニコと、ビビは頷いた。

「“約束”だからな−!!」

ルフィは、いきなりビビを抱きしめた。
そして、勢い良くビビの口に自分の口をくっつける。

“キス”とか“口づけ”とか“接吻”とか。
そういう言葉のそこはかとないロマンチックな響きをぶっ飛ばすそれは
擬音でならば、そのまんま


  ぶちゅ〜〜〜っつ!!!


…と表現すべきだろう。


「「「「「「「「!!!!!????」」」」」」」」


声も無く固まる、その場の一同。
…された当人のビビを含めて。


「“約束の印”だ!!にししししっ」


ルフィの笑い声が、一瞬にして全員の凍結を破った。

小さな花束を抱いたまま、みるみる赤く染まるビビ。
怒り狂ってルフィに飛び掛ろうとするコブラの鼻先で、ピシャリとドアが閉まった。

「&%#@!!?$¥@%〜〜!!!!」

意味不明の罵声がガラスに激突したコブラの口から漏れているらしいが、
こちら側には聞こえない。
動き出し、遠ざかるドアの向こうで、真っ赤なビビは瞬きもせずにルフィだけを見つめていた。


「でかしたわルフィ!さすが、あたしの息子!!
 このまま一気に逆玉よッツ!!!」

解凍した“お見送り一同”の中で、真っ先に立ち直ったナミがガッツポ−ズをキメる。
ミニスカ−トの足元にまとわりつく次男と長女は、顔を見合わせて言った。

「と−ちゃんとか−ちゃんとおんなじ〜」

「そうだな。おんなじだ」

その声に、サンジは毒気を抜かれたように呟いた。

「出遅れやがって、ウソっ鼻…。
 確かに、ありゃお前の息子だよ。手が早ェわ」

「ああ?てめぇに言われたかねぇよ!!」

「…んだとォ」

険悪な空気を高めながらタバコを咥えようとする袖を、小さな手が引っ張った。

「ダメよ、パパ。駅は終日禁煙なんだから」


   『ダメよ』


そう言って、無意識にタバコに手を伸ばす彼を嗜める。
ビビも、カヤの母親も、姉達も。
そして彼は頭を掻きながら、タバコをケ−スに戻す。


「…ハイ、わかりましたv」


ニッコリと笑う娘に目を細めながら。
一方、ホ−ムのど真ん中では追いかけっこが繰り広げられていた。

「ルフィ、てめ−っつ!!今日という今日は許さね−っ!!!」

「何でウソップが怒んだよ−!?
 ビビが嫌がんなかったんだから、いいじゃんかよ−!!」

怒り心頭のウソップに、ルフィは首を傾げながらぐるぐる逃げ回る。

「俺は、俺はビビのイトコだぞ−!!その俺に断わりも無くだな−っつ!!!」

「だから、ナンでウソップに断わらなきゃなんね−んだよ−っ!!?」

そこへ突如、乱入したス−ツ姿がルフィの首根っこを取り押さえた。

「そう。確かにウソップに断わる必要はねェ。
 …だが、ビビちゃんに断わらなかったってのァ許し難い大罪だっつ−んだよ
 このクソゴム胃袋!!」

「けどよ、ビビ、嫌がってなかっただろ?な、な??」

さも嬉しそうに同意を求めるルフィに、叔父と従兄弟の罵声が見事にハモった。

「「嫌がるヒマもなかっただろ−がッ!!!?」」

そのウソップも間もなく、東京へ向かう。
桃の花が終わり、桜が咲き始めるまでには。

「…寂しくなるな…」

と、一言。
祖父が呟いたのを、カヤだけが聞いていた。


小さな黄色い花びらが、まだ冷たい風の中にふわりと舞って
蒼い空の向こうに吸い込まれていく。


……いつか、わたしもどこかとおくへいくのかな?


彼女は初めて、そう思った。


   * * *


ビビは5月の連休を待たず、4月の半ばに帰郷した。
東京へ旅立ったばかりのウソップも。

祖父の葬儀のために。

倒れる数時間前まで厨房に立ち、コックコ−トを脱ぐこともなく息を引き取った。
“生涯、一料理人”としての大往生だった。

葬儀のための一日だけの臨時休業で、“レストラン・バラティエ”は再び店を開けた。
名実共に二代目のオ−ナ−シェフの手で。



                                   − 未完 −
                               (次のエピソ−ドへ続く…?)


≪ウィンドウを閉じてお戻りください≫

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「こどものじかん」と題して書いてきた連作ですが、第5話でいったん終わります。
超異色なOPパラレル世界にお付き合いくださり、ありがとうございました。
また、自由に書かせてくださった若林もとみさん、ゆうさんに海より深く感謝します。

↓にスクロ−ルしますと、もう少し言い訳めいたことを書いています。お気が向かれましたら
お目汚しください。もう結構という方はここまでです。ウィンドウを閉じてお戻りください。
















6月にUpした第1話から、2月の第5話まで隔月で8ヶ月。
最後まで読んでくださった方がどれだけいらっしゃるか判りませんが、お疲れ様でした。
季節ごとに、年を追ってサビウソ達を書いていく。
自分では、企画を5月に立ち上げた時に考えていた、ほぼその通りに終えられたと思います。
前後してUpされたもとみさん、ゆうさんの作品に影響されながら(パクりながら:汗)
細かい部分はどんどん変りましたが、人間関係や背景など、自分ひとりで作るより遥かに
幅と深みの有る世界を“見る”ことが出来ました。
まるで、一つの架空世界に起こる出来事の場面場面を写し取っていたような…。
そんな気分です。

連作タイトル「こどものじかん」の“こども”とは、ビビちゃんとウソップのことであり、
カヤちゃんのことでもあり、そしてサンジ兄ちゃんのことでもあります。
最後の7行は、そのためにかなり早くから考えていました。
…オ−ナ−ゼフFanの方、すみません…。(汗)
そして、この話はサビウソでルビウソでサビルという、実はビビちゃんがモテまくっている
姫贔屓の私の願望がストレ−トに出ている設定です。
…二次創作は、書き手のユメを表現するためのものですから…。(汗)

好き放題に書かせていただき、共催の御二人には顔を上げられないほど感謝しています。
“ひとつなぎ”に参加出来て、本当にしあわせです。

長文乱文ながら最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


(2004.2.28 文責/上緒 愛)