2003年2月14日(金)
潰れる大学、潰れない大学  読売新聞編 中公新書ラクレ

今の大学が文部省の方針の元、変わらざるを得ない状況と、少子化で本当に潰れるという危機感(特に私学)を持っているという事がよくわかった。
立命館が九州に作った、アジアの留学生が半分という大学や、早稲田・慶応の取り組みが印象に残る。国立は生き残れるという安心感で、今一つやる気が感じられない。このままでは、日本も私学優位の国になるかもしれない。
それにしても、読売がほとんど文部省の方針に異を唱えていないのが不満。もっと文部省の問題点や今の改革が本当に良くなるのかというところを検証すべきと思う。