2005年1月5日
モーおじさんの失踪 ジャネット・イヴァノビッチ 扶桑社ミステリー
シリーズ3冊目。
このステファニー・プラムのシリーズは3冊とも賞を受賞したとのこと。
2冊目まで読んでいたら、3冊目は最初からすぐに入りこめる。

こういう小説は読み出すとやめられないので、時間があるときに読む方がいい。

前回はおばあちゃんが活躍したが、今回は事務所のファイル係の女性がパートナーとして頑張っている。毎回趣向をこらして、飽きさせない。

逃亡者逮捕請負人としての腕はまったく上がらないが、女性の勘と、やせ我慢の美学で事件を解決していく。打たれ強さはハードボイルドの主人公として満点。

相変わらず、家族の団らんの食事の場面が多く、おいしそうである。この食事の場面は、作者がよほど気に入っているのか、力が入っている。

4冊目を買っておかないと・・・。