神戸女学院の教授と思春期精神医療にかかわる精神科医の対談。
現代の若者、大人の問題を色々と述べあっている。
対談なので、すぐに読める。
中には、感心させられるような指摘も出てくるが、せっかく対談をするのなら、お互いの考えに追随しあうだけではなく、違う考えの中から、何かが出てきたらいいのだが。
全体を通じて、お互いに誉めあっているような感じで、これを対談という形で出版しなければならなかった必然性が感じられない。
お互いに、1冊ずつ本を出せば、もっと興味深いものができていたのではないかと思う。
たしかに、14歳の子を持つ親たちが読めば参考になるとは思うが・・。
ラッキーマンを読んだ直後にこの本を読むと、680円損したような気がする。
読んだ順番が悪かったということか・・・。
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