2006年11月26日
カジノ・ロワイヤル イアン・フレミング 創元推理文庫

たくさん読んだ本がたまってしまった。

難しい本を1冊読んで、それについて書きはじめて、行き詰まってしまいそのままになった。
一度止まると、慣性の法則で動き始めるのが大変になる。

12月1日から新しい007の映画があるというので、見に行こうと思ってテレビで予告編を見ていたら、次男があの本は本棚にあったなあ、という。
買って置いていたことを忘れていた。

ストーリーはそんなにややこしくなくて、すぐに読める。

前半はカジノでのバカラというカードの神経戦がクライマックス。

後半は詳しいことは書けないが、驚いたことに恋愛ものだった。

ボンドが殺しの称号であるダブルゼロの番号を持つスパイになる前のことも書かれている。

この本は、たくさんの映画に出てくるボンドとは違って、普通に思い悩むボンドが出てくる。

面白かった。

映画はどうなっているのか、楽しみだ。