やっぱ実演? 〜1999年〜
これまで僕が行った1999年のクラシック・コンサートです。
コンサートの批評ではなくて、あくまで僕の満足度を「★」で表しています。
もっとも満足した場合は「★5つ」です。「☆」は0.5を表します。
<1> 1999年1月29日 大阪シンフォニカー 第61回定期演奏会 ★★★★★
シベリウス 交響詩「フィンランディア」 作品26
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調 作品16
ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調 作品27
ピアノ:崔眞伊(チェ・ジェニ)
指揮:トーマス・ザンデルリング
♪感動の名演のラフマニノフ!もう一度このコンビで聴いてみたいです。ザ・シンフォニーホール。
<2> 1999年3月6日 関西シティフィルハーモニー交響楽団 第29回定期演奏会 ★★★
ハチャトリアン 「仮面舞踏会」よりワルツ
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
ブルックナー交響曲第7番ホ長調
指揮:ズラタン・スルジッチ
♪大阪教育大学のスラタン・スルジッチが指揮。もうひとつがんばって欲しかった。ザ・シンフォニーホール。
<3> 1999年3月20日 東京都交響楽団 ★★★
モーツァルト ピアノ協奏曲第12番イ長調
ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(初稿)
ピアノ:児玉 桃
指揮:エリアフ・インバル
♪ブルックナーは、貴重な初稿による演奏。はじめてコンサートのために東京遠征。東京芸術劇場。
<4> 1999年3月28日 かぶとやま交響楽団 第21回定期演奏会 ★★★☆
ベートーヴェン レオノーレ序曲第3番 作品72b
R.シュトラウス ホルン協奏曲第1番変ホ長調 作品11
ホルン:ラルス=ミヒャエル・シュトランスキー
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 作品98
指揮:ラルス=ミヒャエル・シュトランスキー
♪wphの第1ホルン奏者、シュトランスキーとの共演。ブラームスの指揮はシュトランスキー。僕はラッキーなことに前日のリハも見学することが出来ました。神戸新聞松方ホール。
<5> 1999年4月23日 大阪フィルハーモニー交響楽団 第327回定期演奏会 ★★★★☆
ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容
指揮:下野竜也
ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
指揮:朝比奈隆
♪過去2回の朝比奈のブルックナーの満足度を帳消しにしてくれたような名演。ヒンデミットもよかったです。フェスティバルホール。
<6> 1999年5月28日 大町のブルックナー ★★★★★
ブルックナー 交響曲第8番ハ短調
指揮:大町陽一郎
管弦楽:大阪センチュリー管弦楽団&大阪シンフォニカー
♪センチュリーとシンフォニカーの合同演奏。大町の見事な解釈が功を奏した名演でした。ザ・シンフォニーホール。
<7> 1999年5月29日 近畿大学交響楽団 第29回プロムナードコンサート ★★★☆
ブラームス 大学祝典序曲 作品80
チャイコフスキー 序曲「1812」 作品49
カリンニコフ 交響曲第1番ト短調
♪数少ないカリンニコフの実演。カリンニコフだけ★★★☆中の★★★は、いってます(笑)。近畿大学内ホール。
<8> 1999年6月29日 読売日本交響楽団 第373回定期演奏会 ★★☆
ブラームス 交響曲第3番ヘ長調 作品80
〃 交響曲第2番ニ長調 作品73
指揮:ハンス・フォンク
♪出張に合わせてのはじめてのサントリーホール。期待してた割にはいまいちでした(^^ゞ。サントリーホール。
<9> 1999年7月10日 大阪教育大学音楽コースオーケストラ サマーコンサート ★★★☆
ペルゴルージ 「スターバト マーテル」より 他
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
〃 ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ストラヴィンスキー バレエ音楽 組曲「火の鳥」(1919年版)
指揮:ズラタン・スルジッチ
♪先の定期演奏会がいまいちだったので、どこまで「火の鳥」を仕上げられるか心配だったが、見事な演奏でした。大阪教育大学内ホール。
<10> 1999年7月12日 PMFインターナショナルオーケストラ(PMF10) 大阪公演1999 ★★★
バーンスタイン 交響曲第2番「不安の時代」
マーラー 交響曲第1番ニ長調 「巨人」
ピアノ:ジャン=イヴ・ティボーテ
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
♪10周年を記念したPMF出身者による特別オーケストラ。MTTの指揮に魅了。PMFが意外と上手かった。ザ・シンフォニーホール。
<11> 1999年7月25日 朝日新聞創刊120周年コンサート ★★★☆
マーラー 交響曲第8番変ホ長調 「千人の交響曲」
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎
♪席(前から3列目右端から10くらい)でほとんど舞台上が見えなかったけど、まぁ満足。フェスティバルホール。
<12> 1999年7月30日 朝日ファミリー・コンサート <小林研一郎の夏休み・名曲招待席> ★★★
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
レハール ワルツ「金と銀」
J.シュトラウスU ポルカ「雷鳴と電光」
スメタナ 連作交響詩「我が祖国」より「モルダウ」
サン=サーンス 序曲とロンド・カプリチオーソ
マスカーニ 歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ラベル ボレロ 他
管弦楽:関西フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎
♪たまにはこんなコンサートもいいね?ザ・シンフォニーホール。
<13> 1999年9月19日 第9回朝日名曲コンサート ★★☆
ベートーヴェン 序曲「コリオラン」 作品62
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」 作品67
管弦楽:大阪シンフォニカー
ピアノ:揚原祥子
指揮:トーマス・ザンデルリング
♪なんか「運命」をやっているような気がしなかった。席(前から3列目右端から5つくらい)のせいか?フェスティバルホール。
<14> 1999年9月19日 朝比奈隆の軌跡1999 ★★★★
チャイコフスキー 弦合奏のためのセレナード
〃 交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:朝比奈隆
♪異様に気合いが入った演奏。名演だったですが、終わってから少し疲れました(^^ゞ。ザ・シンフォニーホール。
<15> 1999年10月4日 大阪センチュリー交響楽団 第56回定期演奏会 ★★★
エルガー ヴァイオリン協奏曲ロ短調 作品61
シベリウス 交響曲第4番イ短調 作品63
ピアノ:漆原朝来
指揮:高関 健
♪僕にはあまりなじみのない曲でしたが、センチュリーの上手さがわかったコンサートでした。ザ・シンフォニーホール。
<16> 1999年10月8日 大阪フィルハーモニー交響楽団 第322回定期演奏会 ★★☆
マーラー 交響曲第3番ニ短調
指揮:佐渡 裕
♪多分名演だったのでしょうが、僕にはいまいちピンと来ませんでした(^^ゞ。フェスティバルホール。
<17> 1999年10月10日 フィンランド・ラハティ交響楽団 ★★★★
シベリウス 交響詩「フィンランディア」 作品26
〃 交響曲第5番変ホ長調 作品82(最終版)
〃 交響曲第2番ニ長調 作品43
指揮:オズモ・ヴァンスカ
♪北欧の音を堪能させて頂きました。ただ、ちょっと期待はずれのところも・・・?東京では異稿も含めてのチクルスでした。ザ・シンフォニーホール。
<18> 1999年10月11日 新交響楽団 第167回演奏会 ★★★★
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
カリンニコフ 交響曲第1番ト長調
チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
指揮:ヴィクトル・ティーツ
♪数少ないカリンニコフの実演。はるばる東京まで行った甲斐がありました。「悲愴」も名演。東京芸術劇場。
<19> 1999年10月24日 朝日新聞創刊120周年コンサート ★★★★
チャイコフスキー 交響曲第3番ニ短調 作品29「ポーランド」
〃 交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:小林研一郎
♪同じ大フィルでも全然違いました。朝比奈さんとはまた全然違う演奏で、これもすごくよかったです。フェスティバルホール。
<20> 1999年11月7日 第10回朝日名曲コンサート ★★★
ロッシーニ 歌劇「セリヴィアの理髪師」序曲
プッチーニ 「ラ・ボエーム」よ
ブラームス 交響曲第2番ニ長調 作品73
管弦楽:大阪シンフォニカー
ソプラノ:六車智香
指揮:本名徹次
♪ブラームスがなかなかよかったです。歌はあまりわからないのでコメントは控えさせて頂きます(^^ゞ。フェスティバルーホール。
<21> 1999年11月19日 朝比奈隆の軌跡1999 ★★☆
ブルックナー 交響曲第7番ホ長調
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:朝比奈隆
♪う〜ん、すっごい期待したわりにはいまいちだったなぁ(^^ゞ。ザ・シンフォニーホール。
<22> 1999年11月23日 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ★★★★★
スメタナ 連作交響詩「我が祖国」全曲
指揮:小林研一郎
♪1999年のベスト・コンサートです!ザ・シンフォニーホール。
<23> 1999年12月26日 アンサンブル・シュッツ 第37回定期演奏会 ★★★
ベートーヴェン 合唱幻想曲ハ短調
〃 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」 (新ベーンライター原典版)
指揮:当間修一
合唱:大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団
♪チケットがタダで入手出来たので行きました。はじめてのいずみホールを体験出来てよかったです。非常にきれいな小さなムジークフェラインという感じでした。
<24> 1999年12月27日 大阪シンフォニカー 感動の第九コンサート ★★★★
モーツァルト ピアノ協奏曲第27番変ロ長調
ピアノ:池田洋子
指揮:本名徹次
合唱:感動の第九合唱団
♪「魅せるオケ」を堪能させて貰いました。オケの気合いが感じられた熱演でした。第九は新ベーンライター原典版。ザ・シンフォニーホール。
<25> 1999年12月29日 大阪センチュリー交響楽団 <21世紀への第九> ★★★☆
指揮:佐渡 裕
合唱:京都バッ・アカデミー合唱団
♪やはり、センチュリーは上手い。ただ、こじんまりとまとまり過ぎのきらいがあるような印象。合唱がとてもすばらしかったです。フェスティバルーホール。
<26> 1999年12月29日 大阪フィルハーモニー交響楽団 第九シンフォニーのの夕べ ★★★☆
指揮:朝比奈隆
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
♪やはり年末の大阪の風物詩?なんだかんだ言っても、やっぱり年の瀬を1番感じることが出来ました。フェスティバルホール。