ブルックナー,ヨセフ・アントン
★ブルックナー交響曲第1番
オトマール・スィトナー&ベルリン国立歌劇場管弦楽団
★ブルックナー交響曲第2番
★ブルックナー交響曲第3番「ワーグナー」
ゲオルグ・ティントナー&ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
第一稿での演奏。R.ワーグナーに献呈された「ワーグナー」交響曲と呼べるのは同じ3番でも第一稿だけ。稿を重ねるごとにワーグナーが作曲した曲の引用がカットされていきます(もちろんブルックナーの意思とはうらはらに)。この曲は第一稿が一番美しいんです。第1楽章だけで30分を超えてしまうこの演奏。根気よく聴いてみましょう!(だいたいからねぇ、第一稿での演奏と言いながら聴きなれた第三稿の演奏より収録時間が短いというインバルの第一稿での演奏なんてブルックナー指揮者の風上にもおけんよ、いやほんとに)
★ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」
クラウディオ・アバド&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
僕がクラシック(特にブルックナー)にはまるきっかけとなった1枚。「ブルックナーは重厚でなければ」という人には受け入れられないかもしれないが、これほどきれいなブルックナーってあっただろうか?ウィーン・フィルの美しい響きとアバドの感性が見事に相待ったすばらしい演奏。僕が所有するCDの中でも間違いなく「一押し」の1枚。
★ブルックナー交響曲第5番
クリスチャン・ティーレマン&ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ティーレマン?よく知らないけど、あんなとっつぁん坊やにブルックナーなんか出来るのか?モーツァルトとかシュトラウスなら合いそうだけど。でも、ネット上で結構評判がよかったから買ってみた。これがよかったのよ。いままで聴いたCDの中では一番壮大で重厚かも。ダークホース、ティーレマン。
★ブルックナー交響曲第6番
オットー・クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ただただテンポが遅いだけではない、まさしく「雄大」という言葉が似合う演奏。一聴の価値あり。
★ブルックナー交響曲第7番
ロヴロ・フォン・マタチッチ&チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
★ブルックナー交響曲第8番
カール・シューリヒト&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィルの演奏かこれか。全く対照的な演奏ではあるけども、古くからブル8といえばこの2種の演奏がスタンダートとされてきて僕も2つとも聴いていたけど8番はやっぱりこの演奏。刷り込みです。もちろん他にもいろんな演奏を聴くけどやっぱシューリヒト&Wph。
ヘルベルト・ケーゲル・&ライプチヒ放送交響楽団
★ブルックナー交響曲第9番
カール・シューリヒト&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
朝比奈隆&大阪フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン,ルードヴィッヒ・ヴァン
★ベートーヴェン交響曲第4番
★ベートーヴェン交響曲第5番「運命」
カール・シューリヒト&パリ音楽院管弦楽団
特に3楽章から4楽章にかけてのアタッカのトランペットの音色がすごい。少しビブラートがかかった、それでいてやらしくなくキンキンしない音色に聴く度に背筋がゾクゾクっとさせられます。その後の金管楽器もよく鳴っていてるものの、決してうるさく感じさせないところが◎。クラシックを聴かない人には「じゃじゃじゃじゃ〜ん」でおなじみで表題からも暗い曲と思われがちだけど、実は「勝利の交響曲」なのです。第1楽章だけでなく、是非第4楽章まで聴いてほしいです。
★ベートーヴェン交響曲第7番
カルロス・クライバー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
★ベートーヴェン交響曲第8番
ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
冒頭から明るくて華やかなウィーン・フィルの音が堪能出来ます。
★ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」
ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
★ブラームス交響曲第1番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
考えてみるとこの曲にはなぜか決定版がないような気がします。どちらかと言えば、この曲は重厚で音の厚みのあるものを好むのですが「決定盤と言えばこの演奏」ってのがない。いいのはいっぱいあるんですけどね。結局取り上げたのはフルトヴェングラー&ウィーン・フィル盤。実はこのCD、交響曲を最初に買ったCDのうちの1枚で、長いことこればっかり聴いてきました。どうしてこれを買ったのかと言うと、ジャケットが怖そうでしょ(笑)。ああ、これを買うとクラシックが聴けるのかと思った(笑)。ジャケ買い。
ベルナルド・ハイティング&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
★ブラームス交響曲第2番
シャルル・ミュンシュ&フランス国立管弦楽団
これはすごい。スピーカーを通して熱気がこっちまで伝わって来そうな演奏。気合の入ったミュンシュの怒鳴り声に圧倒されたのか、あまりの熱気に曲が終わる前に思わず聴衆の拍手がまき起こってます。
ピエール・モントゥー&ロンドン交響楽団
幻想交響曲、火の鳥などの演奏を聴いて、モントゥーと言えば「怪演」というイメージがあったのだが(この辺はポール・パレーの印象に通じるものがあるが)、このブラ2の演奏は一枚でそれを覆すに十分であると思います。そのイメージのギャップにはっきり言ってびっくりしました。曲の構築力、アンサンブル、どれを取ってもきちっとした正統派な名演と呼ぶにふさわしいと思う。上記のミュンシュ盤とは正反対の演奏で、「おもしろさ」と言えばミュンシュ盤だけどもちろんどちらも名演。
★ブラームス交響曲第3番
オトマール・スィトナー&ベルリン国立歌劇場管弦楽団
冒頭から十分に「ため」を効かせた面白い演奏。あまり他の演奏には聴くことが出来ない「ため」がデフォルメしているという見方もあるが、オケをたっぷうり歌わせている聴き応え十分な一枚。
★ブラームス交響曲第4番
カルロス・クライバー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
言わずと知れた名演奏。DG盤が有名だが、僕はライヴ収録のEXCIUSIV盤がお薦め。DG盤よりもさらにオケを歌わせています。冒頭の一音がDG盤より長く、揺れています。ちなみに、カップリングがチェリビダッケのモーツァルト。なんだかなぁ^^ゞ
★マーラー交響曲第1番「巨人」
クラウディオ・アバド&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アバドのベルリン・フィルシェフ就任直後の「巨人」。アバド&ベルリン・フィルの熱気が伝わってくるようなエネルギッシュな名演。特に2楽章ラストのバス・トロンボーン&テューバによる下降音のフレーズは畳み掛けるようなテンポが個人的に気に入っています。この演奏はアバドのベルリン・フィルシェフ就任ドキュメンタリー映像とともにビデオにもなっています。ビデオを見る限り、終楽章ラストでのホルンのスタンド・アップがないのでその点では物足りないかも知れないが、アバドの髪を振り乱してのエネルギッシュ指揮が見ることができ大満足です。
★マーラー交響曲第3番「夏の交響曲」
クラウディオ・アバド&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アバド&マーラー3番の最新版。冒頭のファンファーレなどは、ややテンポをゆったり目にとって、一音一音を目一杯吹かせているので朗々とした雄大な響き出しています。ひとことで言えば「知的なマーラー」。その後の行進曲風な箇所もとても明るくて元気が出ます。特に6楽章がすごく、ベルリン・フィルを見事に歌わせきっています。大太鼓のロールがなんとも言えません。また、最終音の低音の響きがすごいです。「感動」の2文字なくしては聴けない。
★マーラー交響曲第4番「大いなる喜び」
ベルナルト・ハイティング&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
★マーラー交響曲第5番
レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
★マーラー交響曲第6番「悲劇的」
サー・ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団
早いテンポで押し捲るショルティの「悲劇的」。はじめてこの演奏を聴いたときはカルチャーショックでした。
クラウス・テンシュテット&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
これってライブなの?そう思える演奏。ライブとなると多少の「傷」はあるんだけど、この演奏はライブであることを忘れるほどの完成度。すごいですよ。
クラウディオ・アバド&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
★マーラー交響曲第7番「夜の歌」
ベルナルト・ハイティング&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ホルンの響きがすごい。特に冒頭の深い響きが◎。
クラウス・テンシュテット&クリーブランド管弦楽団
メモリーズ・レーベルから3〜7番の選集として出たうちの1枚でライブ盤。演奏は熱いです。ただちょっと音がよくない^^;
レナード・バーンスタイン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
バーンスタイン盤とカラヤン盤の違いはと言うと、感情むき出しでこれでもかぁ!なのがバーンスタイン盤。カラヤンは、自分の手兵であるベルリン・フィルを、曲に対するスタイルが全く正反対のバーンスタインが振ることになり、いくつかの対バーンスタイン妨害工作をしたと言われている。練習時にいくら指示をしても全く反応せずバーンスタインの言うことをオケが聞かなかったと言うのもその一つ。憤慨したバーンスタインがオケに対して「この不感症!」と言ったのは有名な話。それでも本番はこれでもかと、指揮台の上で感情むき出しに叫んだりに飛び跳ねたり指揮台をガンガンするものだから(CDでも聴こえる)、ベルリン・フィルのメンバーもだんだんバーンスタインのペースに合わせるようになり、結果的にすごい名演になってしまったのである。まさに最初で最後の歴史的名演なのである。アンサンブルの精緻の乱れから言うとあきらかにカラヤン盤の方が優れているとは思う。特に例をあげると、3楽章ラストの畳み掛けるような箇所は感情抜きに見るとすれば、どう見たって何をやっているのかわからない(笑)。そこには「マーラーの交響曲」というより「バーンスタインのマーラー」があると思う。同じバーンスタイン盤でもコンセルトヘボウ管とのライブ盤はちょっと低音が薄いような気がします。
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
逆に美しさから言えば、文句なしにカラヤン盤である。必要以上の感情を排除し、端的にマーラーの交響曲を演奏している。前述した3楽章のラストの箇所などは、バーンスタインほどテンポも速くないし決して熱くはなってないのだが、その分整然とした音楽が聴ける。バーンスタイン盤のようにピアニシモで流れているところにいきなり弦楽器がフォルテシモで「ずちゃ〜ン」と入ってくるなんてこともない。あくまでも美しい音楽が流れているのである。演奏テクニックから言えば明らかにカラヤン盤である。しかし、特にこの曲はバーンスタイン盤を聴いてしまうとカラヤン盤ではどうしても物足りなさを感じてしまう。
クラウディオ・アバド&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
この曲はバーンスタイン盤かカラヤン盤のどちらかだと思っていたら、間に割って入ってきたのがこのアバド&ベルリン・フィルとの新盤。印象としてはカラヤン盤よりバーンスタイン盤に近いような気がします。ベルリン・フィルはカラヤンからアバドにシェフが代わって低音が弱くなったなんて言われますが、マラ3との新盤もそうだけど低音の響きがすばらしい。バーンスタイン盤とカラヤン盤とのいいとこ取りをしたような演奏。会場の臨場感なども十分に再現されていると思う。アバドが大病をする前の演奏だが大病後にふたたび演奏されていたらまた違うマーラーになっていたに違いない。少々演奏が荒いという意見もあるが、僕の中ではバーンスタイン盤につぐ演奏であることは間違いない。なんと言っても一枚に収まってるところがすばらしい(爆)。
クルト・ザンデルリンク&ベルリン放送交響楽団
いやぁ、こわいですね。なにがって冒頭のペーター・シュライアーの声。こうでなくちゃね。
★チャイコフスキー交響曲第1番「冬の日の幻想」
ロリン・マゼール&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
第2楽章のホルン・ソロ。ホルン・ソロになると音量を落としたりする演奏が多い中、マゼールは最後まで音量を落とさずむしろより大きく吹かせています。いろいろな演奏がある中でこれほど「寂しい」「冬の日の幻想」があっただろうか?さすがマゼール。
★チャイコフスキー交響曲第5番
エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
1956年の演奏である。モノラルでチャイコフスキー後期3大交響曲として4,5,6番一緒にCD化されている(もっとも4番のみクルト・ザンデルリングの指揮だが)。ムラヴィンスキーが同オケでチャイコフスキーの5番を振ってCD化されているのは他にもたくさんあると思うがほとんど持っていない。ムラヴィンスキーのチャイコフスキー後期交響曲は1960年のスタジオ録音されたものが有名らしい。が、この1956年に録音されたものはウィーン芸術週間に参加したときの演奏で、ホールの性なのか録音の性なのかわからないが結構残響がある。4,6番などはちょっと残響がありすぎて似合わないかな?とも思うが、5番に関しては(全体としてはやはり残響がありすぎるとの印象もあるのだが)特に2楽章が逆に残響がいい方向に出ていると思う。2楽章はすごくロマンティックかつせつなさが感じられる美しい曲だが、この演奏のホルンの音色のすばらしいこと極まりなし。ちょっとビブラートがかかってふらふら気味のところへうまい具合に残響音がかみ合ってそれはそれはすばらしく美しくなっている。この2楽章だけでも十分聴く価値はあると思う。ただこのCD、5番が2枚に分断されてしまっている。チャイコフスキー後期3大交響曲のCDにはよくあること(笑)
★チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
フェレンツ・フリッチャイ&ベルリン交響楽団
これは僕が持っているCDの中でも1,2を争うほどの名演奏。「悲愴」という標題は作曲者自身(正確には弟)がつけたと言われている。しかし悲愴感が漂っている演奏というのはそうそうないと思っていた。このフリッチャイの「悲愴」を聴いてやっとすばらしい「悲愴」らしい「悲愴」に出会うことになった。全体を覆うかのごとくの悲愴感もすばらしいが、熱くてたたみかけるような疾走感、そして圧倒感がある3楽章もこれまたすばらしい。4楽章の悲愴感がより一層際立つ格好となっている。某評論家もこの曲をベタ褒めしているがそれは置いといて、とにかくしばらくはこの演奏を超える「悲愴」は出てくることがないだろう。
フェレンツ・フリッチャイ&バイエルン放送交響楽団
これは上記のライブ盤。もっともオケもベルリン響からバイエルン放響にかわってますが、フリッチャイの基本的な解釈変わっていません。上記CDと同じです。すばらしい「悲愴」らしい「悲愴」です。
★ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」
フェレンツ・フリッチャイ&RIAS交響楽団
フリッチャイの「新世界より」は2種類録音が残っている(多分)。1つはこのRIAS響との演奏。もう1つはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのもの。前者は1953年の録音でモノラル。後者は1959年の録音でステレオ。となれば俄然ベルリン・フィルとの演奏を選ぶところではあるが、オケが違うとは言え6年しか違わないのにフリッチャイのこの曲のアプローチが全然違うのだ。このRIAS響との演奏は推進力が全然違う。まぁ、早い話がテンポが違うのだが。演奏時間にしても、3楽章こそ30秒遅いがトータル的に見てもRIAS響との方が7分も短い。しかしただ単にテンポが速いだけではなく音も引き締まっている感じがするし演奏自体も非常に熱い。この演奏を聴くまで、どうも「新世界より」はこれと言ったものがなかったが、この曲にもようやく愛聴盤が見つかった。ちなみにベルリン・フィルとの演奏は、2楽章における弦楽器がすばらしい。
★カリンニコフ交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
僕が持っているカリ1の演奏の中ではこれがベスト。最近は同レーベルから2番もカップリングされて発売されているようです。これは比較的に入手しやすい物では、NAXOSからのクチャル盤と好みが2分されるようですが、クチャル盤もいいのですがそれにも増して、オケの音の厚みや哀愁が漂って来るような感じがします。タイム的にも1番しっくり来るようなきがします。
★交響組曲「シェエラザード」
アンドレ・プレヴィン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
泣かせてくれます。ホルンの咆哮といい、目一杯ロマンティックでこれこそラフマニノフって感じの演奏です。テンポ感も僕には1番しっくり来ます。
★幻想交響曲
ポール・パレー&デトロイト交響楽団
間違いなく僕の持っている幻想のなかではベスト1!ううっ・・・、快速幻想。なんでこんなに速いんだ?4楽章の首ころころのところなんか、あまりの速さゆえ、あっという間に下まで首が転げ落ちているではないか!病みつきになる幻想(笑)。
★交響組曲「シェエラザード」
ワレリー・ゲルギエフ&キーロフ歌劇場管弦楽団