部品13画 | ||
(エキ) | 小篆 |
会意。上部の目と下部の幸(手かせの形=罪人の象徴)で、「罪人を見張ること」(大漢和辞典)や「罪人を連ねて面通しをすること」(漢字源)を意味するという。ただし字統は、「獣の死体が風雨にさらされて、分解する状態となっている形」とする。 この字は声符(音エキ、タクなど)としてしばしば使われているが、新字体ではこの部分が「尺」に略されている。字統によると、釈迦の釋が釈に略されるようになり、それに倣って、音が違うにもかかわらず擇や澤も尺の形に略されるようになったという(「択」の項)。 康煕字典に漢字として掲載。目部8画。 を部品とする字:驛(→駅) 譯(→訳) 釋(→釈) 澤(→沢) 擇(→択) |