部品5画 | ||
乍 (サ) |
甲骨文 |
「作」の初文とされる。 象形だが、何を象ったものか諸説ある。木の枝を強く曲げて結んで固め、垣などを作る意味(字統)、刃物でレ型にさっと切る形(大漢和辞典修訂版、漢字源)、衣服を作る様子(甲骨文字辞典)など。 甲骨文にはの形を加えるものもあるが、これについて字統は「固結の意を示す」、甲骨文字辞典は「縫い目を表現した字形」という。 漢文で、「たちまち」「あるいは」という副詞などとして用いられる。「ながら」は日本での用法。 康煕字典に漢字として掲載。丿部4画。 使われる字:作 昨 搾 詐 酢 |