漢検準2級 | ||
斉 セイ (ひとしい) 齊 旧字体 |
甲骨文 |
象形。字統によると、3本のかんざしを立てて並べた形で、祭祀に奉仕する婦人のととのった様子をあらわす。 旧字体の上半分はこのかんざしの形を楷書化したもので、左右対称になるよう苦心している。左側の「刀」に見える部品も「かたな」には関係がない。 祭祀であることを強調する場合には、祭卓の形である示を加え、齋の字となる。 「剤」の場合、齊は鼎(かなえ)の形であるの省略形だという(字統)。 ・部首字(せい)。 齊部の字:斎 斉を部品とするその他の字:済 剤 斎 |