漢検準2級
庸
ヨウ
甲骨文
金文
庚+
用
会意。形は少し異なるが、成り立ちとしては上記のとおり。
[庚](コウ、かのえ)については、字統は両手で杵を持つ形、甲骨文字辞典は、庚は楽器の鐘を吊り下げた形という。
甲骨文では凡(中空の容器)と、金文では発音を示す「用」と組み合わされる。
説文解字は「用也」とする。「用」と通用することも多い。
字統は、原義は「垣(かき)」、甲骨文字辞典は楽器名とする。
・广部8画。
使われる熟語の例:凡庸 中庸 租庸調