漢検2級
傲
ゴウ
(おごる)
小篆
+敖
形声。声符は敖。敖は康煕字典に載る漢字。攴部7画。「あそぶ」「おごる」の義がある。字統によると、土の部分は長髪、方はしかばねを架けた形で、敖はもと長老の遺体を打って呪詛を行うことを意味したという。
傲は、説文解字に「倨也」とあり、おごる意。
敖と[贅]の上部は楷書では同形だが、字統によると後者はもと[
]の形で「うらなう」意であり、敖との関係はない。
2010年に常用漢字に追加された字。
・人部11画。
使われる熟語の例:傲慢 傲岸