漢検3級 | ||
克 コク |
甲骨文 小篆 |
象形。説文解字は「屋根の下で木を刻む形」という。 字統は、金文の形から、上部に把手のついた曲刀で、木をくりぬくための道具の形とする。 大漢和辞典と漢字源は、甲骨文の形から、重い兜をかぶった人物で、重さに耐えることをいう字とする。 甲骨文字辞典は、「皮」字との共通性から、動物の皮を剥いだ状態という。 字源には諸説あるが、使用例としては、「よく~できる」や「勝つ」意味のものが多い。 形として十、古、兄を含むように見えるが、成り立ちの上で関係はない。 ・儿部5画。 |