小学5年 | ||
易 エキ イ やさしい |
甲骨文 金文 |
一応上記のように分解でき、字統は日は玉の形、勿はその玉光だと、昜に近い解釈をするが、左の甲骨文では玉の形には見えない。甲骨文字辞典は「太陽の一部が雲に隠れた穏やかな天候」という。
説文解字等はトカゲの類の象形だとするが、「漢字の成り立ち図解」はこれについて、トカゲを意味する「蜴(エキ)」と同音のため誤解されて左図のような金文が作られ、この形が楷書にまで受け継がれたという。 「換える」の意ではエキの音で、「やさしい」の意ではイの音で読む。うらないを意味するのは、卦が次々と変わるため、という。 「賜」に使われている易は、字統によると別字。 ・日部4画。 形として易を含むが成り立ちの上で無関係の字:賜 |