小学5年
師
シ
甲骨文
金文
+
会意。
は、字統と甲骨文字辞典はいずれも軍隊の象徴である肉とし、師の初文とする。
は、字統は「把手のある曲刀」とするが、軍の旗印とする説もある。
師は、今も「師団」などの語があるように、軍隊を意味した。字統によると、現役を退いた隊長が氏族の指導者となったため、師範・師匠の意が生まれたという。
説文解字は、
は「堆積する」、
は「めぐる」意で、師は「人数が多いこと」とする。
・巾部7画だが、成り立ちの上で巾との関係はないと思われる。
師を部品とする常用外漢字の例:[篩(ふるい)]