revamp



「な〜んか、静かだなぁ…」

「ス−、ス−」

「ス−は居るけど、コニスは居ねぇみたいだし…」

「ス−」

「……おい、生きてるか…?」

「…………。」

「おい!?」

「…うるせェな…」

「脅かすなよ」

「驚くなよ」

「…………。」

「………………。」



− 三十分後 −


「ありゃあ、“電気”だったな」

「“雷”か…。“バリバリ”だか“ビリビリ”だか、まァそんなところか」

「ルフィとゾロ、大丈夫だと思うか?」

「ルフィは多分、大丈夫だろう。クソ腹巻はどうだかな。
 それよかロビンちゃんが心配だぜ。それにナミさんも……」

「おまえって、ゾロには点が厳しいよな。
 そりゃ、ルフィはこのキャプテ〜ン・ウソップ様が船長の座を任せる程のすげぇ男で、
 悪魔の実の能力者だけどよ。
 ゾロはタメで、ルフィは年下だろ?」

「そういうこっちゃねェよ。
 ルフィはゴム人間だからな」

「…あ、そうか!!ゴムは電気を通さねぇんだ!!!
 ってコトは…」

「どうした?ウソップ」

「ぶつぶつ……ブツブツ……」



− 二時間後 −


「要するに、電気ってのはエネルギ−だからな。
 でっけぇ乾電池に閉じ込めちまえば…」

「ンなドデカイ乾電池、どこにあんだよッ!?
 それより、“避雷針”って知ってるか?」

「避雷針?」

「最初の一撃さえ避けられりゃあイイ。
 一度、黒コゲにした相手だ。ゴロゴロ野郎もナメてかかってくんだろう。
 後は…」

「じゃ〜ん!どうだ、ウソップ特製・耐電ス−ツ!!」

「ゴム靴かよ〜。
 …イヤ、ちょっと待てよ。
 おいウソップ、あのヘンなおっさんが俺達に実験させた貝、持ってるか?」

「ん?そういや確か……あったあった。
 どうすんだ?こんな物騒なモン」

「クソ剣士が“鉄を斬る”ってんなら、こっちは“鉄を蹴り抜く”んだよ」



− 三時間後 −


「おい!あれ見ろ!!」

「空飛ぶ金ピカ船かよ。悪趣味の極みだな」

「…行くか」

「おうよ」


「ス−、ス−」

「悪ぃが、留守番頼むぜ。
 メリ−は、大事な俺達の仲間だからな」

「コニスちゃんに宜しくなvv」

「ス−」


「ウソ〜ップ・ア〜アア〜〜!!!」

「おめェ、そのネ−ミングセンス何とかしろ」




                           − TO BE CONTINUED −


※ revamp :靴のつま先に新しい革をつける
          改造する、改良する、改訂する
          (三省堂「グロ−バル英和辞典」より)



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なんちゃって大嘘。
6月30日発売のWJより、料理人&狙撃手復活記念・突発暫定テキスト。
突発なので、会話のみの超手抜き。(汗)
意味不明で申し訳ございません。

来週号以降の展開如何によって、暫定か継続掲載か考えますが、いずれにしろ
このまま放っておける代物ではないのは確かです。(滝汗〜)


掲載より1ヶ月以上を経過しました。
WJでの展開は皆様ご承知のとおりで、このテキストは現在のところ
これ以上に発展する目処はありません。
…が、これはこれなりに自分の当時の気持ちが現れているなぁと思い、
今後も掲載を続けることにします。
不完全な代物ですが、お目汚しありがとうございました。

2003.8.12 管理人・上緒 愛