羊の家



ズボンのポケットには、いつも鍵が二つ。
下りの坂道を走ると、チャリチャリ音をたてる。

一つは、じいちゃんとサンジ兄ちゃんの家の鍵。
海辺のレストランの裏から続く、大きな庭のある古い家。

もう一つは、おれと父ちゃんと母ちゃんの家の鍵。
入り江を見下ろす丘の上の小さな家。

父ちゃんが作った鍵は、手に持つところが羊の頭の形をしてる。
玄関のドアノブも、郵便受けも、庭の置物も、みんな羊の形だ。
イトコのビビと親友のルフィは、ウチを“羊の家”って呼んだ。

9つの時に父ちゃんが居なくなって、10で母ちゃんが死んじまって。
おれは、じいちゃんとサンジ兄ちゃんの家にやっかいになってる。

けど、ウチの鍵はいつもおれのポケットの中だ。
今はまだ11のチビだから、オトナに面倒みてもらわなきゃならないけど
一人前になったら、あの家で一人で暮らすんだ。

父ちゃんが、おれと母ちゃんのために建ててくれた家だから。
あの家は、おれが守るんだ。



− 1 −

おれの父ちゃんは、船乗りだった。
海の男だぞ。カッコイイだろう。

おれくらいのガキのころから船に乗って、世界中の色んな国を旅してた父ちゃんは
不思議で面白ぇ話をいっぱい知ってた。

空の上から見ないとわかんねぇぐらい、でっかい絵や
大昔に火山が噴火して、灰の中に埋まった街や
今も恐竜がこっそり住んでるでっかい湖や

おれの父ちゃんは、話をするのがすげ−上手いんだ。
ルフィは、父ちゃんが働いてる会社の社長のシャンクスさんの方が面白いって言うけど
悪い海賊をやっつける話なら、たった1隻よか100隻の方がすげ−に決まってる。

それに、父ちゃんは何でも作れるんだ。
古くなった物干し竿やペットボトルや空き缶で、オモチャを作ってくれた。
竹馬や、パチンコや、水に浮かんで風で走る船や、プロペラで飛ぶ飛行機や。

ヨソの子の持ってるピカピカの超合金のロボットなんかより、ずっと面白ぇ。
女の子のビビだって、コブラおじさんが買ってくれる着せ替えの出来る人形より
父ちゃんが作ったオモチャで遊ぶ方が楽しいって言ってた。

おれと母ちゃんと父ちゃんが住む家も、父ちゃんが建てたんだ。
“ログハウス”って言って、丸太を組み合わせて作ってある。
雨が降るとよく雨漏りしたけれど、そんな時は母ちゃんが家中に鍋や皿を置いた。


   ピチャ−ン   ピチャ−ン
   ポッタン ポッタン ポッタン
   カン  カン  カン  カン


雨の音は、にぎやかで楽しい音楽だ。
父ちゃんは雨の音に合わせてハ−モニカを吹いた。
誰も知らない父ちゃんだけの曲なんだ。
おれは父ちゃんのハ−モニカに合わせて縦笛を吹いた。

雨が上がって晴れたら、父ちゃんは屋根の修理をする。
おれもいっしょに屋根に登った。
昼時になると、母ちゃんもお茶とおにぎりを持って上がってくる。
三人で屋根の上で昼ごはんを食べた。

遠くで海がキラキラして、潮っぽいニオイの風が吹いて
屋根の上は気持ちいいんだ。

ウチの玄関のドアノブは、羊の頭の形をしてる。
宝物もガラクタもごっちゃに並んだ外国の市場で、父ちゃんが見つけたんだ。
遠い国のお城についてたドアノブで、家に幸運を呼び込むんだって。
だから父ちゃんは、所帯を持ったら家のドアにはコレを付けようって決めていた。
そんで母ちゃんと出会って、ウチを建てて、ドアノブを付けたら
父ちゃんにも母ちゃんにも似た立派な息子のおれが生まれたんだ。

父ちゃんはウチに幸運がいっぱい来るようにって、色んなものを羊の形にした。
郵便受けも、庭の置物も、それから鍵も。

羊の鍵は、全部で三つ。
おれと父ちゃんと母ちゃんが一つづつ。

おれの鍵は、いつもポケットの中。
じいちゃんとサンジ兄ちゃんの家の鍵とぶつかって、チャリチャリ音をたてる。

母ちゃんが死んで、母ちゃんの鍵は今はじいちゃんが持ってる。
父ちゃんの鍵は、父ちゃんが持ったまま海に出ちまった。
だから父ちゃんは、ひょっこりウチに帰ってくるんじゃないかって気がするんだ。

もし、父ちゃんが帰ってきたらどうしよう?
時々、おれは考える。
じいちゃんにもサンジ兄ちゃんにも内緒で、母ちゃんのお墓に行こう。
母ちゃんは最後まで父ちゃんのことが大好きだったって言ったら、父ちゃんはきっと
オイオイ泣くだろうな。
それから、父ちゃんはおれに尋ねるんだ。

   『俺の生涯唯一人の女、キ−ナがあの世に旅立っちまった今、俺は二度と
    この街に足を踏み入れることはねぇだろう。
    ウソップ、お前はこれからどうする?』

空想の中で、おれは迷わず答える。

   『父ちゃんと一緒に海に出る!!』

空想の中の父ちゃんは、ニヤッと笑っておれの肩を叩く。

   『それでこそ、俺の息子だ!!』

ルフィとビビにだけ、お別れを言いに行こう。
だけどルフィの奴、一緒に連れてけって大騒ぎするかもしれね−な。
やっぱ、ビビだけにしとこう。
じいちゃんとサンジ兄ちゃんに、『お世話になりました』って伝言も頼むんだ。
おれは父ちゃんと行く。
だって、おれは“勇敢な海の男”の息子だから。


   * * *


「心配すんな。すぐ、直してやるからな!!」

その日、おれはウチの様子を見に帰ってた。
母ちゃんが死んじまって、もう一年になる。
その何ヶ月か前から母ちゃんは入院してて、おれはずっとじいちゃんと兄ちゃんの家に
預けられてたから、一年と何ヶ月か前からこの家には誰も住んでねぇってことだ。

父ちゃんの荷物は母ちゃんが片付けちまったし、母ちゃんの荷物はじいちゃん達が片付けた。
だから、家の中は空っぽのタンスと引き出しばっかりだ。

けど、毎週一度はウチに帰って全部の窓と戸を開けて風を通す。
でないと、カビが生えちまうからな。

雨がいっぱい降った次の日も、必ずウチの様子を見に行った。
そんで床や畳が濡れてたら、板切れとクギとトンカチを持って屋根にのぼるんだ。
父ちゃんの大工道具は、屋根裏の物置に置いてある。
雨漏りぐらい、おれ一人だって直せるぞ。
父ちゃんに習ったからな。


   トンテンカン トンテンカン


屋根の上を回りながら、痛んだところに板を打ち付ける。
あっちこっちがツギハギだらけだ。
父ちゃんと母ちゃんが結婚する前に建てた家だから、おれより幾つか年上だもんな。

ここは、おれが父ちゃんに教えてもらって初めてクギを打ったところだ。
まだヘタクソだったから、曲がったクギの周りを父ちゃんがもう一度打ち直してくれてる。

ここは、初めて真っ直ぐキレイにクギが打てたところだ。
あっちの方は、半年前に徹底的に直したよな。
そうそう、ここが……、あれ?
こんなところ直したっけか?覚えがねぇぞ。
けっこう新しいみたいに見えるけど。
……にしても、ヘタクソだなぁ。

記憶にねぇ修理の跡に首を傾げていると、下から声をかけられた。

「お−い、ちっこいの。ヨソの家の屋根に勝手に登っちゃイカンぞ−!!」

ムッときて、おれは屋根の上から言い返した。

「ヨソの家じゃねぇ!!ここは、おれン家だ!!!」

下を覗くと、野球帽みたいな帽子を被った兄ちゃんがウチの前に立っていた。
肩には細長い道具箱を乗せて、帽子のツバから角ばった鼻の先が覗いてる。

「なんじゃ。ゼフさんとこの鼻の長い坊っちゃんか」

「……あ。鼻の長い大工の兄ちゃんか」

じいちゃんが料理長で、サンジ兄ちゃんが副料理長をしてる海辺のレストランは
もうじき店の修理をするんだって。
その相談で、休みのたびに『定休日』の札のかかった店に人が出たり入ったりしてる。
この兄ちゃんもその一人で、大工さんだ。
サンジ兄ちゃんより若そうなのに、ゼフじいちゃんより年寄りみたいに話すヘンな人だ。

他にも、肩にハトを乗せてて腹話術でしゃべるヘンな大工とか。
たまたま店に来たルフィの母ちゃんのミニスカ−トを指さして
『何だその女は!!!ハレンチな!!!』
って叫んでサンジ兄ちゃんに蹴り倒されたヘンな大工とか。
……本当に、変な大工ばっかだぞ。(汗)

「ここは坊ちゃんの家か。見たところ、手作りのようじゃの」

「そうだ。おれの父ちゃんが建てたんだ!!」

おれは屋根の上で胸を張った。

「ほう…。坊ちゃんの父ちゃんは『赤髪組』の人だったと聞いとるが。
 大工だったのか?」

『赤髪組』は、父ちゃんが働いていた会社だ。
街で一番の海運業だったのに、二年前、社長と船と十何人かの社員ごと消えちまった。
その中の一人がおれの父ちゃんだ。
小さな街では大事件だったから、みんなが知ってる。

「ちがうぞ!“勇敢な海の男”だ!!
 家だって建てるし、おれのオモチャも作れるし、ハ−モニカも吹けるし。
 何だって出来るんだ!!!」

おれは、大声で言った。
大工の兄ちゃんは足元に道具箱を置いて、指で帽子のツバを持ち上げる。
落ちないように気をつけて下を覗くと、大工の兄ちゃんの四角い鼻と白い歯が見えた。

「そりゃあ、器用なお人じゃ。
 わしは大工じゃから、家には興味がある。
 少し、中を見学させてもらっても構わんか?」

父ちゃんのことを褒めてもらえて、おれはスゴク嬉しかった。
じいちゃんも、サンジ兄ちゃんも、ビビの父ちゃんのコブラおじさんも。
母ちゃんとおれを置いていった父ちゃんのことを、すごく怒ってるって知ってたから。

死ぬまで父ちゃんが大好きだった母ちゃんが居なくなって、今でも父ちゃんが好きなのは
おれ一人だけなんだ。
屋根の天窓から屋根裏に降りながら、おれは下に怒鳴った。

「見るだけだからな!ウチにさわるなよっ!!」


   * * *


「おい、ウソップ。店の方に来い」

ウチの屋根を直しに行ってから、何日かして。
学校から帰ったおれは、玄関で待ち構えていたじいちゃんに呼ばれた。
ちょうど店は休みの日だ。

レストランの修理は来月からに決まってて、その間は休みになる。
『バラティエ』は有名な店だから、新聞に広告を頼んだり、お得意さんに挨拶をしたり
休みでもドタバタと忙しそうだ。

「あの女、性懲りも無く不埒な服着やがって!!」

ヘンな大工が、赤い顔でドカドカ店の中を歩いている。
またルフィの母ちゃんが来てんのかな?

「あの人は社長の秘書じゃぞ。見なきゃよかろう」

鼻の長い大工の兄ちゃんが、その横で言った。
ルフィの母ちゃんのことじゃねぇみたいだな。
おれが手を振ると、気づいた大工の兄ちゃんは驚いたような困ったような顔をした。

なんだ?やっぱ、ヘンな大工だな。

じいちゃんは、おれを店の海上テラスに連れて出た。
真ん中のテ−ブルには顔色の悪い(だって、唇が紫色だ)オジサンと
ミニスカ−トのス−ツで眼鏡をかけたお姉さん。
ルフィの母ちゃんの方がスカ−ト丈は短いけど、この人のは横にスリットっていう
切れ込みが入ってて、足の上の方まで見えるんだ。
二人の前に紅茶を並べて、眼鏡のお姉さんに目をハ−トにしていたサンジ兄ちゃんは
じいちゃんと一緒のおれに気づいて顔を顰めた。

「クソジジイ。なんでウソップを連れてきた?」
「ヤソップは行方知れず。キ−ナは墓の中。
 あの家に関係してる奴は、今はこいつしかおらんだろう」

おれは、じいちゃんの顔を見上げた。
“あの家”っていうのは、おれのウチのことなんだ。

「けどよ、コイツはまだ小学生だぜ!?」
「ああ。中学生でもなきゃ、高校生でもねェな。それがどうした?」

サンジ兄ちゃんは、それきり黙り込む。
二人とも、いつもこんなんだ。おれと父ちゃんとは、ゼンゼン違う。
じいちゃんに背中を押されて、おれは兄ちゃんとじいちゃんの間に座った。
床に足が届かなくて、ブラブラする。
椅子に座るなり、じいちゃんは目の前のお客さんに話しかけた。

「……で、どうだった?」

顔色の悪いオジサンは、紫色の唇を開いた。

「『バラティエ』の改修と共にご依頼いただきました件については、先日、うちの者を
 査定に向かわせました。
 本日はその結果と、併せて幾つかの提案をお持ちしました。
 カリファ、報告書を」

「はい、アイスバ−グさん。全て揃っております」

眼鏡のお姉さんは、膝に置いてたカバンからテキパキと何枚かの紙を取り出した。
さっきのヘンな大工の話だと、この人は社長の秘書だ。
じゃあ、このオジサンが大工達の社長なのか。

「ンマ−、流石だなカリファ」

社長がお姉さんを褒めるのに、サンジ兄ちゃんもハ−トを撒き散らす。

「流石です、カリファすわぁ〜〜んvvv」

おれのもう一人のイトコのカヤは兄ちゃんの子供で、三つになる女の子だけど
兄ちゃんの女好きは相変わらずだ。
美人秘書のカリファさんは、社長に書類を差し出しながら答えた。

「恐れ入ります」

社長は受け取った書類をじいちゃんの方に向けてテ−ブルに置いた。
じいちゃんは黙ってそれを受け取る。
横目でそれを眺めたサンジ兄ちゃんは、ポケットからタバコを取り出した。

「結論から申し上げますと、あの家の解体をお勧めします」

兄ちゃんが、マッチを擦ってタバコに火を点ける。
おれの足はブラブラするのを止めた。

「査定の結果、最大の問題は土台にあることが判りました。
 素人作業で土台そのものが不安定なまま、建築されたようです。
 家全体に歪みが生じると共に、根元からの腐敗が進行しています。
 次の台風シ−ズンに大型が来れば倒壊の危険性もあり、居住には不適切。
 ンマ−、その前に解体作業に入れば、再利用可能な木材が相当量確保できるかと」

サンジ兄ちゃんが吐き出したタバコは、口元から兄ちゃんの後ろに流れた。
兄ちゃんは外でタバコを吸う時は、いつも自分が一番風下に来るように席を取る。

「……わかるか、ウソップ?あの家は、もう駄目だ」

サンジ兄ちゃんは、横に座るおれに声をかけた。
おれは、黙ったままだった。

「元々、コブラから借りた土地にヤソップが建てたモンだからな。
 向こうは何も言ってこないが、この際、更地にして返した方がいいだろう」

じいちゃんが反対側から言った。
でっかい手が頭に伸びてくるのに気づいて、おれは椅子から飛び降りた。
木の床がギシッと大きな音を立てる。

大工に頼んで、海上テラスをすっかり新しくするんだって、こないだ兄ちゃんが言ってた。
でもレストランは直すだけだけど、おれのウチは無くなるんだ。

「では、次に提案の件ですが……」

社長が話し出した。
もう“次”の話で、ウチのことはお終いなんだ。

「おい、ウソップ!?」

サンジ兄ちゃんの声と椅子が床とこすれる音を、背中で聞いた。
じいちゃんの怒鳴り声も。

「勝手に席を立つんじゃねぇ、サンジ!!
 てめェはこの店の副料理長だろうが!!?」

大工が、あっちこっちでウロウロする店の中を、おれは走った。
身体も声もでっかい大工や、とんがった寝グセの大工にぶつかって
怒鳴られたり謝られたりした。
どっちだって、おれは大工なんか大ッ嫌ぇだ!!

その日の内にリュックに荷物をつめて、おれはじいちゃんと兄ちゃんの家を出て行った。
おれは、おれのウチで暮らすんだ。
父ちゃんが建てた家は、ぜったいぜったい壊させね−からなッ!!!


   * * *


リュックの中には、マンガをいっぱい詰め込んだ。
おれのウチは、もうとっくに電気もガスも水道も止められていたけど
床の下には『何かあった時のため』に水も食べ物も乾電池も寝袋も用意してある。
全部、父ちゃんが置いてってくれたんだ。

懐中電灯で足元を照らしながら、一人でウチまで歩いた。
空には星がいっぱい光ってる。

父ちゃんも、今頃どこかの海の上で星を見てるかな?
地球の裏側なら見える星も違うかもしれねぇし、今は昼間かもしれねぇ。
夜空を見上げながら、丘を登った。
ポケットの中で、二つの鍵がチャリリと音をたてる。

父ちゃんが居なくなってからも、母ちゃんが病気になるまで二人であの家に住んでた。
他に誰も居なくたって、おれは一人で住めるんだ。
おれが住んでたら、だれにもウチは壊せねぇ。

ポケットから鍵を取り出しながら、おれは家を見上げて言った。

「大丈夫だ。おまえは父ちゃんが建てた家だからな」


その夜、寝袋にくるまって夢を見た。

海からの霧が、ここまで登ってきたらしい。
あたりは白く霞んでた。
その中で、おれは穴だらけの屋根に一生懸命板を打ち付けてるんだ。
けど、修理しても修理しても、次から次に穴が開く。
一体、どうなってんだ?


   コ−ン コ−ン コ−ン


気が付いたら、だれかが一緒に屋根を修理してくれてた。
だれだろう?気が利くなァ。


   コ−ン コ−ン コ−ン


そいつのクギを打つ音が、霧の中でやけに響く。
おれが顔を上げると、そいつも顔を上げた。
雨でもねぇのに雨合羽を着て、頭にフ−ドを被ったそいつの顔は霧で霞んで見えない。
なのに、そいつが笑ったのがわかったんだ。


   『大丈夫。もう少しキミを守ってあげる』



                                        − Next −


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原作コミックス37巻までを参考にしつつ、力いっぱい脚色。
海辺の街なので船大工もアリかと思いつつ、家を建てる方の大工さんにしてみました。
一部の大工が実はCI○だったり内閣情○調査官だったりということは、多分ないでしょう。
“ひとつなぎ”ですから〜。(汗)

羊頭のドアノブはゴ−イング・メリ−号の船首や操舵の取っ手みたいな感じかと。
その他のデザインも、だいたいそんなイメ−ジでご想像くださいませ。
2〜3回で終わる予定ですが、お付き合いいただけましたら嬉しいです。

(2005.5.25 文責/上緒 愛)