※何のためらいもなくネタばれ満載です。

牧場一家

ユーリア

・この物語の主人公、あおぞら牧場牧場主。１年目の秋の月に２０歳を迎えた。（設定ではポプリと同い年）
・見た目は美少女、ただし童顔＆幼児体型なため、あまり自分の外見を誇れない。
・性格は明るく素直で、たくさんの人と仲良くしていきたいと思っている。
・この世で一番苦手なものはは厳格かつ私利私欲しか考えていない実父。
・動物と会話ができるという特技を持つ。ただし花の芽にいるときしか使えない。
・幼いとき母親から花の芽の話を聞いていたこと、５歳のころ少しだけ花の芽にいたことから花の芽への思い入れはずっと強くあった。

ロキ
・ユーリアのいとこで親同士が勝手に決めた許婚。ユーリアより二つ年下。
・童顔＆女顔のため、自分の見た目がかなりコンプレックス。
・口が悪く生意気だが、ユーリアに対してだけは素直。ユーリアを好きだと思う気持ちも本物。
・父親がもともと花の芽の人間だが、小さいころから一緒に過ごすことが少なく花の芽への思い入れはあまりない。

シンシア
・ユーリアの母親。享年２５歳。ポプリの母親リリアと同い年。
・生まれも育ちも花の芽だが、１９歳のとき花の芽を買収しようとした社長御曹司（ユーリアの父）にたてつき、なぜか結婚させられることに。
・幼いユーリアに花の芽の話を繰り返し聞かせ、いつか自分の代わりに花の芽に帰ってくれるよう願いを託した。
・病死の原因は都の空気が合わなかったからだと考えられる。
・性格や見た目はほぼ今のユーリアと瓜二つ。酒場のデュークとは両片思い状態だったらしい。

レイシア
・ロキの父親。シンシアより二つ下。息子いわく、「何を考えているかよく分からない」。
・シンシアが都へ行った次の年、別の社長令嬢（ロキの母）が花の芽に来て「買収か婿入りか」という無茶な要求をしたため、結婚させられることに。
・シンシアとは違いあまりロキと普段関わる機会がない。
・見た目はロキをもう少しだけ老けさせ、もう少し女らしくした感じだが３０後半のおっさん。
・現在は都の自分の嫁の会社の重役で、自分の部屋で何か画策しているらしい。

カーナ
・シンシアとレイシアの母、ピートの妻。享年３２歳。
・元々別の地方で暮らしていたが、花の芽の祭りを見に来た際ドジって船を逃し、次の船が来るまでの間帰れなくなった。
・その間暇しているよりは、と当時の村長の無茶振りによりあおぞら牧場の手伝いをすることに。結局帰らず数年後結婚。

ピート
・シンシアとレイシアの父、カーナの夫。あおぞら牧場前牧場主。享年６２歳（ということになっている）。
・ネタバレにつき反転→花の芽が危機に陥ったとき、花の芽を守るという目的のため泉の女神によって生み出された。よって純粋な人間ではない。
・ひょんなことから自分の牧場を手伝うことになったカーナにだんだん惹かれていき、結婚。
・シンシアやレイシアが子どものころ花の芽を襲った地震を、不思議な力で最小限に食い止めたことがある。
・見た目はユーリアそっくりだが男。６０を越えても３０歳くらいにしか見えなかったらしい。

昔花の芽にいた人々

レン
・リックの母でダッドの姉。生まれも育ちも花の芽で、シンシアたちの姉貴分。
・ユーリアが子どものころ花の芽で過ごしたときはリックと子ども同士遊ばせるなど、町内でほぼ唯一当時から彼女に友好的だった。
・その後町の人とちょっとしたいざこざがあり、旦那の実家がある町に家族で引っ越す。今もそこで暮らしているが、花の芽とは和解済みの模様。

ルリ
・グレイ＆ランの母でダッドの妻。１０歳のころ両親を亡くし、叔父である大工の源さんに引き取られた。
・花の芽に来た最初のころは両親を思っては落ち込んでいたがやがて元気を取り戻し、シンシアと並ぶおてんば娘へと成長。
・シンシアの死後花の芽で起こった地震で死亡。

レオ
・エレンの息子でエリィの父。生まれも育ちも花の芽で、シンシアたちとは幼馴染。
・男前を誇り自信家で女の子大好きだったが、後に妻となるモコと出会ってからは変化が訪れた模様。
・シンシアの死後花の芽で起こった地震で死亡。

モコ
・エリィの父でレオの妻。１６歳のときお菓子の修行で花の芽のケーキ屋に来る。シンシア、リリアと同い年。
・見た目はぱっとしないが優しい性格で、付き合いが浅いにもかかわらず花の芽の人々の信頼は大きかった。
・シンシアの死後花の芽で起こった地震で死亡。

コータ、チアキ
・ケンタとユウの両親。コータは生まれも育ちも花の芽でシンシアたちの弟分、チアキは他所の村の出身。
・ユウが生まれてまもなくコータは病死、チアキは実家に帰る際船が難破し、溺死。

マリコ
・ザクの妻でメイの母。生まれも育ちも花の芽でシンシアたちの妹分。
・メイが生まれて半年ほど経ったころ、チアキに付き添い乗った船が難破したため溺死。