White NOVAの気まぐれ更新日記
過去ログ集2003年9月〜10月

(2周年記念後の雑多な更新記録)

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やり残したことをやりたい時期(2003年9月7日)

 一ヶ月たって、いろいろ変わった状況と、変わらない状況があるわけで。

 先月予定していたことを確認すると、

お盆の間にしなければならないのは、夏期講習のためにさらに遅れた連載記事を仕上げることと、「スパロボOG」のクリア、そして「パワーレンジャー イン スペース」記事の完成です。
>その他にも、やりたいことはいろいろあるけれど、映画見たりしてインプット情報も多くなりがちな時期なので、消化が追いつかないでしょう。お盆で溜まっているものを処理し、9月に心機一転と考えるのが現実的と考えます。

 クリアしたのは、「スパロボOG」だけ。
 当然、9月で心機一転とはならないわけで、それでも、心機一転したい気分からか、
 夏期講習明けは、掲示板上の議論に熱くなったりするなど、変な方向にエネルギーを使うことになりました。まあ、これも夏に比べて余裕のできた時間をどのように使うかのリハビリにもなるわけで。

 余裕のできた時間といっても、深夜遅くまで起きていて、朝の8時から「パワレン・イン・スペース」の再放送を見て、それから再睡眠をとったり、と変な時間の使い方をしているから、更新作業そのものに専念する時間がとれずにいたりする。
 それに最初の一週めは、生活パターンや授業時間の変化などに対応すべく、いろいろ考えることも多かったので、必ずしも、満足のいく状況にはならなかった。

 それでも、少しずつ作業の効率化を模索していきたいということで。
 今は、うまく行ってないけれど、一ヵ月後には、「9月はたっぷり更新ができました!」と言える状況でありたいな、と。

 予定事項
ファイズ&アバレの連載記事をTV放送に追いつかせる(余裕があれば、劇場版の総括も試みる)。
「パワーレンジャー イン スペース」記事の完成(現在放送までしているんだから、タイムリーと言えば、これ以上タイムリーな時期はないでしょう)
スパロボ・コンパクト3のクリア。

●2003年9月1日(月)

 2学期が始まり、忙しい時期が終了しました。
 で、ファイズ日記久々に更新です。今週から次週にかけて、どんどん更新できれば、なんて思っております。若干、書く文量を減らす試みもしてますし。
 あと、記事のトップにある「はじめに」も少し改稿しております。ええと、劇場版のネタバラシもあるので、興味のある人だけ読んでください。
 上の更新メニューからのリンクを使う場合、まず「はじめに」は読まれないでしょうが、実はストーリーの進行具合に応じて、微妙に本文を改稿してるんですね。

 さて、今朝から「パワーレンジャー イン・スペース」が始まっております。初めて見た2年前は本当に何の情報もないまま視聴していたので、今回、改めて見直してみると、いろいろと感慨深かったり、新たな発見があったり……。
 さすがに、こういう追い風がある時には、中途半端になっている「イン・スペース」記事も完成させないと、って気にはなりますね。

 とにかく、夏はロクに更新できなかったわけだから、その分を9月は取り戻したいと思ってます。

●2003年9月6日(土)

 更新しないと、と思っていながら、結局、ズルズルと1週間が過ぎてしまいました。
 いや、毎朝、「パワレン・イン・スペース」を見たり、深夜にちょっとした議論にハマッたり、更新以外のことをしているからなんですがね。

 で、その間に、「パワレン・ニンジャストーム」の進行状況を調べたり、「ファイズ」のビデオを少しずつ見直したりして、入力情報は十分取り入れたり。
 一応、明日にはまとめて出力できるかな、と。

 それと、そろそろいいかと思いますので、劇場版ファイズの話題は、特撮板で全面解禁ということにします。ネタバレ何でもありなので、いろいろと話せたら、と思います。

●2003年9月7日(日)

 ファイズの連載記事は、間に合いませんでした。
 とりあえず、23話と24話を明日にでも仕上げようと思います。
 で、TV本編は32話ですが、この回の伏線は23話〜24話にいろいろ張られていた感じです。
 ええと、草加の過去を聞きたがっていたり、「真理はオレを救ってくれるかもしれない女」発言があったりする回です。
 ファイズって割と、2ヶ月近く前のセリフが尾を引いていたりするので、記事書きのためにもう一度、以前のを見返すと、ニヤリとさせられたりします。逆に言えば、ただ視聴していただけでは、2ヶ月も前のセリフなんて覚えていないだろうから、こういう混み入ったプロットに気付かなかったりするのかなあ、なんて思います。
 それにしても、一番、感心するのは、「よくもまあ、毎回、勇治がすれ違いになる展開を作るなあ」って点。は口下手で自己弁護が下手だし、勇治は思い込んだら一途に暴走するキャラなので、それが草加の意図的な煽りや、啓太郎海堂のバカバカしい伝言ゲームによる誤解で、火が付けられて、不毛にぶつかり合ってしまいます。
 今、現在、自分の陥っている状況を元に自虐的に考えれば、話し合いのこじれた「ネット議論」を見ているような、「そんなバカな」と言いたくなるけど、経験者には分かるだろう、妙なリアリティを感じます。
 荒れた掲示板なんかを見ていて、「何で、そこでそういう発言をするかな、この人は?」なんて思える展開が、ファイズのドラマにはあったり(笑)。

 一方、アバレの方も、「リジェに関する急展開」があったりして、目が離せません。
 9月の幼年雑誌の話題は、「アバレキラー・アバレモード」と「新戦士アバレマックス」の登場ですか。後者は、6人目? それとも強化レッド? 2つの説が飛びかってます。
 その後、「スティラコサウルス」と、既存の武装爆竜4体の合体した3号ロボが登場するみたいですが、こちらもファイズ24話の後で、追跡を再開するとしましょう。

●2003年9月14日(日)

 久々に、アバレンジャー日記も更新。ファイズ25話は明日に回します。
 TVの方は、アバレンジャー30話と、ファイズ33話まで進み、ちっとも追いつけそうにないですが(苦笑)、話数が進んでから、前の話を見てみるのも、いろいろな伏線が張ってあるのに気付けて、自分としてはいい感じです。

 連載を亀のように確実に続けながら、関連記事も充実できればいいですね。そろそろ、「アバレンジャーのロボコラム」の方も、作っていきたいと思ってますし。

●2003年9月21日(日)

 先週買った本について、少々感想を。
 まず、雑誌の『スーパーロボットマガジン』が今月号で休刊になった。「ゲッターロボアーク」とか、「ビクトリーファイブ」とか、いろいろ連載があって楽しかったんだけどなあ。ちと残念。

 『グレートメカニック』誌は、ガンダム4号機と5号機の復刻披露に際して、「RX−78特集」。いつもながらのマニアックな視点が楽しい本。

 そして、一番軽いのが『仮面ライダー占い』。著者は何と、仮面ライダーライアこと手塚海之だ。もちろんネタだろうけど。
 さて、この手の本だと、以前、『ガンダム占い』が2冊ほど出ていたが、買ってはいない。なぜなら、占いのタイプであるMSがマイナー揃いだからだ。「あなたはザクキャノンタイプだ」と言われて、「おおっ」と納得できる人がどれだけいるだろうか(笑)。いや、NOVAは大抵のMSは分かる人間だから、理解不能ってことはないけれど、MSは機械だから、性格診断されてもねえ。
 一方、今回のは、全員が仮面ライダーだ。少なくとも、「あなたは立花藤兵衛です」とか「がんがんじいです」とか「佐久間ケンとか、チョロとか、奇ッ械人ゴロンガメとか」言われる心配はない。まあ、「シザース」とか「ガイ」とか言われて、喜ぶ人がどれだけいるかは疑問だが。

 次に、気になるのは本文の文体だが、これは実に手塚チックしていていい。
 以前、仮面ライダーが自分の内面を話すと称した『仮面ライダー かく語りき』という本を見かけたが、読んでみると、「本郷猛がこんな口調でしゃべったりしないよなあ」って文体で、興醒めした。はっきり言って、こういう本って、「らしさ」「っぽさ」が求められると思う。その点で、『かく語りき』は落第で、『ライダー占い』は合格だ。

 次に、文章の内容だが、これも実に各ライダーの性格や行動の特徴をよく押さえている。登場ライダーは1号からカイザまでの29種類。ただし、一番多いのは「龍騎の13人」。マニアックな目には、シャドームーンがないとか、アナザーアギトオルタナティブなどがないと粗探しできるが(他に、真、ZO、Jが欠如)、まあ性格タイプを占う本にマイナーすぎるのを入れてもどうかと思うので、必要十分な数は満たしていると言えよう。
 ちなみに、1号スカイライダーが同タイプの性格、アマゾンギルスが同タイプの性格となっている。まあ、これも納得できる面はあるだろう。

 さて、問題は占いとして当たっているかどうか(笑)。
 まあ、NOVAは占いをあまり信じない人間だが、話のネタとしては面白いと思う。ここは一つ、自分で占ってみよう。
 この占いは、生年月日に基づいている。NOVAの生年月日は、HPのプロフィールで公開しているように、1971年2月26日である。これで調べてみると、NOVAは「仮面ライダー龍騎」だそうだ(笑)。最初、見たときは「え? おバカな城戸真司? ウソだろ、おい」ってな感想だった。自分としては「ライダーマン」かと思ってたんだけど……(笑)。
 で、内容をよく読むと、「最も庶民的で、誰とでも気軽に付き合える」「まじめな性格で、他人をサポートするのに向いている」といった形で、まんざら外れでもないな、と。まあ、他人が見ると違うのかもしれないけど。
 あとは、相性が良いライダーは、「1号」「スカイ」「ストロンガー」「G3−X」。あ、全部好きなライダーだ。これは問題なし。
 相性が悪いライダーは、「2号」「オーディン」「ベルデ」。まあ、2号以外は嫌いなライダーだな。

 昨年、散々嫌いだと書いた「ナイト」は、「本来の縁は薄いが、知り合えば魂が共鳴しあう」だそうだ。

 一応、自分としては楽しい本だったということで、紹介してみました。

 

亀のように着実に(2003年10月5日)

 ようやく、「パワーレンジャー イン スペース」記事が完成したので、昨年の日記を読んで、溜め息を吐く必要がなくなりました(笑)。
 少なくとも、1年前よりは進歩しているってことで。


 1ヶ月前と比べてみると、

>・ファイズ&アバレの連載記事をTV放送に追いつかせる(余裕があれば、劇場版の総括も試みる)。
>・スパロボ・コンパクト3のクリア。

 この2点が終わってないので、優先事項と言えるでしょう。
 まあ、連載記事については、ストーリーが急展開している状況で、内容を消化するのも大変なわけで、だったら無理に追い付こうとせずに、過去の伏線なんかを拾い上げたりする作業が楽しかったりします。下手にキャラに感情移入したりすると、記事自体が荒れたりすることは「龍騎」で経験済みだしね。
 スパロボ・コンパクト3は、GBA版と比べても、ゲーム内容がコンパクトなので、十分終わりそうな気がしている。

 で、その後の予定としては、「偽ライダー」とか「戦隊ロボ記事:アバレンジャー編」とかは、追跡記事の合間を見て、やってしまいたい。
 それから後は、昨年のこの時期に始めた「バルダーズゲート」を、そろそろ終わらせたいなあ、なんて思っております。

 今月は、あんまり大言壮語を口にせずに、確実にできることをして行きたいです。
 下手に荒れた議論なんかに関わっちゃうと、予定なんてすぐに崩れることが分かったから。
 

●2003年10月1日(水)

 10月です。
 昨夜は、記事を仕上げるのに手一杯で書けなかったんだけど、とうとう「イン・スペース」記事が完成しました。
 いやあ、我ながら非常に時間が掛かったです(苦笑)。

 その前の「ターボ」記事が昨年の4月に始めて、5月に完成したことを思うと、一体どれだけ掛けてるんだ? とツッコまれても仕方ありません。
 ええと、基礎データだけさっさと仕上げて、実際に記事を書き始めたのは、今年の5月。そこから正味5ヶ月ですか。それでも長いけど、何だか昨年の6月からずっと
「パワーレンジャー イン スペース」記事と、「第4次スーパーロボット大戦」記事を完成させたいと言ってきたような気がします。
 後者は6月に仕上げて、前者もようやく終わった。しかも、
「イン・スペース」再放送という絶好の追い風に応援されて。風化していた記憶も再確認できましたし。
 さあ、次は、「ロストギャラクシー」再放送の追い風を待つかなあ(笑)。

 今週はあと、
アバレンジャー24話と、ファイズ28話を仕上げるつもり。
 ただ、ビデオ録画の都合(高校野球で乱れた時期だからね)で、微妙に順序に変動が起こるかも。

PS:今週の土曜から、特撮
「セーラームーン」「グランセイザー」の放送が始まるんだよね。
 前者は、見るべきなのかどうか、よく分からないけど、スタッフが
「仮面ライダー龍騎」なんだよねえ。脚本も小林靖子女史だし。見ずに評価もできないし、話のネタのためにも、一応、何話か見てみるつもり。
 後者は、いろいろな意味で
ガイファード路線を引き継いでいると思う。シャンゼリオンの再評価が為されている現状だから、同時期の異色特撮として、ガイファードにも再評価の機会を与えて欲しいとは思う。まあ、ガイファードの欠点の一つに、「実践武道に習ったために、かえって地味になったアクション」が挙げられると思うけど、今回は設定そのものが聖闘士星矢的で華があるし、12人戦士という路線も、「龍騎」の後だから、それなりに期待していいかな、と思う。
 要するに、
「セーラームーン」「グランセイザー」も、NOVAは「龍騎」の後継者として考えているわけだ。わざわざ追跡記事を作る余裕はないけれど、ここで感想を書くぐらいはしてみたいです。

●2003年10月3日(金)

 アバレより先に、宿題が残っていたファイズをアップ。
 一応、昨夜は、アバレの24話と25話も視聴したんだけど、それらは暴走連結生命体バルギゲニアを見た後でもいいかなあ、という気になった。ヴォッファが電車にハマッていた描写があるのは、この2話なんですね。
 マックスオージャと、マックスリューオーとか、グランセイザーの超星神とか、いろいろ新ロボがお目見えする、この秋に期待中と。

●2003年10月5日(日)

 月初めの定例総括を終えて。
 
「セーラームーン」「グランセイザー」の感想をば。

●セーラームーン

 アニメの世界を、いかに実写に持ち込むか、で、健闘してたと思います。
 
ぬいぐるみルナの話題が多かったですが、笑えた意見が「ルナがぬいぐるみみたいで変」ってもの。だから、実写のルナは、本物のネコじゃなくて、ネコのぬいぐるみの姿をしているんだってば。
 「ぬいぐるみが動く」って設定の実写ドラマだと、昔「ふしぎ犬トントン」って番組がありまして、団地で犬が飼えない少年が、トントン、と叩くと、ぬいぐるみに変わる犬と出会って、親睦を深めるって作品。不思議コメディーシリーズでも、「どきんちょねむりん」みたいなマペットを使っていたけど、今回、
ルナはメインキャストというより、サブの立場だから、ぬいぐるみ&CGでもOKかと。

 さて、アニメ設定のままだと、一番問題になるのが、
髪の毛の色(笑)。
 これも、変身後に金髪(とか青とか)になるってのが、現実的。これだと、正体が簡単にばれないって設定にも、説得力がつくし(衣装が変われば正体がバレないなんてのはアニメ世界のお約束だから、実写では無理がありますしね)。

 次に、笑えたのが「怪盗タキシード仮面」(笑)。そうか、あの姿は怪盗なのか。つまり、摩天郎やジゴマの後継者なわけだね。
 で、タキ様に助けられた
うさぎが一言。「ちょっと変。でも、何だか格好いい」 そう、この「ちょっと変」ってのが、アニメと違って実写らしいポイント。確かに、タキ様の格好は、現実だと変。あの格好を無条件で格好いいと言って許されるのは、アニメの中だけです。
 つまり、
「特撮セーラームーン」は、アニメのお約束事を、現実に違和感なく受け止められるよう、それなりに気を使っているわけですね。

 ただ、当面、キャラ集合編は、そういうマジメ路線で問題ないと思うけれど、アニメ版
「セーラームーン」の魅力の一つは、キャラ同士のコミカルな掛け合いと、マンガチックな妖魔の陰謀(まあ、これはR以降にエスカレートしていったわけで、最初のは比較的マジメだったと思うけど)。
 つまり、マジメ路線を貫くだけでは
「セーラームーン」らしくはならないので、小林靖子以外の脚本家がギャグ路線の話で盛り上げるかどうかがポイントかな、と。とりあえず、「特撮セーラームーン」にも浦沢脚本のシュールな感覚を持ち込んで、「不思議コメディ」テイストを持ち込んでくれることを期待します。
 やはり、「龍騎」の後継者というよりも、
「不思議コメディ」の後継者として見ていこうと。

PS:クインベリルは、「キサラギ博士」ですか(ウルトラマンティガ&ダイナ)。音楽は大島ミチルですね(ゴジラXメガギラス、Xメカゴジラ)。いろいろ特撮ネタは転がってます。

PS2:CG映像の妖魔は、何だか「JOJOのスタンド」チック。それに対するアクションは、何だかバレエかダンスみたいな動き。ちょっと変わったアクションが、どういう形で定着するかな。

●グランセイザー

 こちらは、「地味なガイファード」を危惧していた自分に、これでもか、と派手な映像と設定を見せつけて、満足させてくれました。
 キャラの性格も、最近流行りの「戦いに思い悩む主人公」とは違って、
バリバリの好戦派らしくて、うまく住み分けができると思う。昨年は、重いライダーのストーリーに、基本的には陽性の戦隊が引きずられて、シリアスなドラマになりがちな傾向が見えていたんだけど、派手なバトルアクション作品として、グランセイザーが一つのブレイクポイントになるかも。
 配役としては、ガイファード組もさることながら、「サイバーコップ・ビーナス」の
千葉美加女史が、風のトライブの指揮官で出演しているのもポイントかと。魅力的な悪女っぷりを期待です。

 登場人物が多いということで、心配されているキャラの描き分けですが、「3人1組のトライブ」という設定が、うまく機能するかなあ、と。
各トライブ内での人間関係の構築と、トライブ間の対立という構造で、それぞれがドラマになっていけば、うまくまとまるかな。
 1チーム3人は、戦隊でもキャラ描き分けがしやすいですし、対立構造を通じて大チーム結成ってドラマだと、それぞれのトライブに見せ場が生まれそうです。
 そして、トライブごとに1体のロボット(超星神)って設定があるから、中盤以降の大敵出現に際しても、「多すぎるキャラによる、視聴者が把握困難な混戦」が避けられます。

 この段階で、NOVAは
「グランセイザー」の設定に、龍騎のときとは違って、安心感を持っています。後は、その設定をきちんと活かした物語を、実際に演出できるかどうか(ここが一番大事なんだけどね)。

 そういうことで、「特撮セーラームーン」はコメディとして期待。「グランセイザー」は本格的バトルアクション物として大いに期待したいと思います。

●2003年10月15日(水)

 祝・20万ヒット達成でございます。
 とりあえず、来月の3周年記念までには達成できるかと思ってましたが、1ヶ月早く実現したようです。
 一応、10万達成が昨年の11月10日だったから、1年で10万という計算です。
 1年目で3万、2年目で10万だったわけですから、順調に成長もしているということで。

 で、昨日に夏休みの宿題の一つである「スパロボ・コンパクト3」もクリアして、いろいろ肩の荷は下りてます。ただ、アバレ&ファイズは一向に差が縮まらない(苦笑)。もはや、差が縮まらないことをネタにして楽しんでいるのでは? なんて、自分でも思ったり。

 本当は、月曜の祭日に記事書きをすれば良かったんだけど、ファミリー劇場で、「仮面ライダーX」を見まくってましたからねえ(笑)。好きな話はビデオにもばっちり撮ったから、DVDを買わなくて済みましたし。

 さて、少し遅れたけど、グランセイザーセーラームーンの話をば。
 NOVAにとって、本命は前者。バトルアクションにはそれなりに力が入っているので、期待はできます。ただ、トライブ同士だけ戦ってるのでは、「引き分けばかり」になるので、異星人勢力がいつ表に出てくるかがポイントかと。やっぱり、敵を倒せないんじゃ、見ている方もカタルシスが得られないですしね。
 とりあえず、次週は、超星神の巨大戦に期待、と。

 後者は、亜美ちゃん登場編。マーキュリーの変身前後で、キャラが変わり過ぎだと思ったり。
 まあ、方向性が見えるまでは、視聴を続けてみるけれど、今はまだ「燃え」も「萌え」も感じないってことで。一番、気に入ってるのが、ぬいぐるみルナと、クイーンベリル様ってんじゃ、視聴を続けるのが厳しいかと。

PS:今週から、ファミリー劇場の深夜の放送時間枠が大きく変わって、お気に入りの番組がどこに移ったかに注意しないと。
 水曜の0時に「ストロンガー」、木曜の0時に「ダイレンジャー」、金曜2時に「カゲスター」で2時半に「ガンバロン」ってところ。

●2003年10月17日(金)

 10月5日の「セラムン」感想のPS部分(わずか2行の文章)に、3ヶ所も間違いがあったことに最近気付きました。
 もっと早く気付いた人は、もしかすると呆れてしまったかもしれませんが、自分でも呆れてしまいました(苦笑)。
「特撮ファンとしての知識の欠如」というより、「悪い時にはミスを連発していながら、なかなか気付かないドジっぷり」に(呆)。

 一応、笑いのネタにするためと、(もしかしたら)迷惑をかけたかも知れない人へのお詫びのために、ミス報告ってことで(以下敬称略)。

@クイーンベリルこと「杉本彩」は、レディベンゼンではない。
 ええと、確か劇場版ウルトラの悪役女性で出ていたという記憶と、(間違えた)思い込みで書いたんですが、彼女は
「モネラ星人に操られたキサラギ博士」だったんですね。
 
レディベンゼンは、「神田うの」でした。

Aレディベンゼンの出演作は、ネオスではない。
 はい、当然、
「ゼアス2」だったりします。この部分で、NOVAは2重にミスしてました。

B「大島ミチル」は、「平成ガメラ」の音楽を担当していない。
 これも、
「大谷幸」と混同していました。ええと、どちらもゴジラの最近作ゆかりの人。
 
「大島ミチル」は、「Xメガギラス」と「Xメカゴジラ」。次回作も担当されるみたいですね。NOVAにとっては、「レジェンド・オブ・クリスタニア」の人でもあります。
 
「大谷幸」は、「GMK」の担当でした。あとは、「平成ガメラ」「ガンダムW」などなど。

 ということで、ミスしたという事実は公開しましたが、ミスそのものをいつまでも残しておくのは、さすがに恥ずかしいので、「10月5日の日記」はすでに修正済み
 何はともあれ、今回、一番、哀しかったのは、堂々とミスしたにも関わらず、誰からもツッコミが入らなかったこと(苦笑)。
自分にとっては「プライド」よりも「正しい知識」が優先なので、こういう時はどんどんツッコンでもらえると、助かります(^0^)。
 まあ、自分がミスらないことが一番なんだけどね(^^;)。

●2003年10月22日(水)

 今週は、割と順調な更新です。
 ついでに、先週のセラムンと、グランセイザーの感想も。

 前者は、レイちゃん登場編。で、思ったことなんですが、これって「孤独な少女が、戦士の絆で結ばれた友人と出会うことで、癒される話」に展開するみたいですね。
 ただ、変身後の戦う姿が実に楽しそうで、変身前の姿と少々、違和感を感じるかな、と。
 最近のライダーも戦隊も、スーツアクターさんの演技が実に上手で、変身前後のキャラが実に見事にマッチしているのに比べ、セラムンの場合、変身前後で何だか別人に思えたり。アクションを除けば、同一役者が演じているはずなのにね。
 まあ、元々、変身によってキャラが変わるって方が普通なのかもしれませんが、最近の特撮では、いかに変身前後に共通性を持たせるかが主流だったから、それにアニメのセラムンでも変身前後のキャラの描き分けがほとんどなかったから、ちょっと新鮮みを覚えたりします(まあ、100%の納得ってわけじゃなくて、自分の感覚とのズレを楽しんでいる段階)。

 一方のグランセイザーは、もうOKです。
 超星神同士の戦闘により、破壊されるダム! もう、これに惚れました。要するに、特撮って「いかに燃えるスペクタクル映像を作るか」が大きな比重を占めているわけでしょう。細かい設定があっても、映像が地味じゃ仕方ない。ダム破壊に、スタッフの本気をビビッと感じました。
 正義のヒーローがダムを壊してまで戦い続けることの是非を論じる声もあったけれど、そんな細かいことを気にして、特撮の本筋を見失ってはいけません。
 あんな物、赤星さんに「お前、いくら何でもダムを壊すなんて、やり過ぎだぞ!」と後からツッコませておけばOK。あるいは「謎の巨大メカ、ダムを破壊!」ってな新聞記事やニュースを流してみるとか。
 でも、まあ、主人公の性格じゃ、そんな細かいことは気にしないだろうなあ。

 大体、戦隊ロボが街中で戦っているのに、予算の都合で建物をつぶさないことには何のツッコミも入れないのに、少々、予算をかけて、建物をつぶしたらツッコミ入れるなんて人は、特撮に何を期待しているんだ? と考えたりも。
 まあ、そういう議論を展開したりして、泥沼にはまれば、更新が進まなくなるので、この場で、自分の意見だけ書いておくってことで。

PS:番組開始早々に、いきなり否定しかしない人って哀しいよなあ、とは思う。まずは期待を寄せて、その期待が裏切られた、と判明してから批判するのが筋ではないか、と。

●2003年10月26日(日)

●セラムン感想

 前の書き込みでの印象を訂正する内容。
 すなわち、変身前後のシンクロ率がすごく高かったです。敵が3体に分裂して、一度に倒さないといけないので、仲間になることに抵抗のあったレイちゃんがイヤでも、呼吸を合わせないといけない状況。
 特撮ファンとしては、敵の設定を聞いた瞬間、「おお、魔王サイコとサイコラー!」なんて思いました。それに、スパロボファンとしては、エヴァの第7使徒イスラフェルなんてのも連想。
 で、攻撃のタイミングを合わせるために、愛野美奈子の歌を利用するのも、なかなか良かったり。
 ドラマ部分と戦闘部分が、上手くかみ合った良い話でした。

●グランセイザー感想

 前話の後始末部分が、まず良かったです。赤星さんと、彼の黒幕の人って、政府やマスコミに手を回すことができるんですね。おかげで、超星神の戦闘は、「落雷による被害」と報道されると。
 で、今回のメインは、大地のトライブの戦士・格闘家のタウロン登場。「自分より強い奴と戦いたい」というキャラで、まずは主人公のタリアスを倒す。その後、レムルズに勝負を挑むも、レムルズ「風のトライブ」の仲間を呼んで、戦いを避ける。しかも、タウロンをうまく口車に乗せて「炎のトライブ」と戦わせようとする。
 一方、タリアスは仲間のミトラス姉さんとの訓練で、タウロン打倒のヒントをつかむ。
 そして、タリアスVSタウロンの戦いが好勝負に展開していったとき、レムルズが超星神ドルクルスを駆って、2人とも始末しようと出現。タウロンは超星神の攻撃から自分を庇い、しかも自分との戦いを怖れないタリアスに、男気を感じるのだった。

 タウロンって、外見は、インペラーに似てますね。角の部分が。でも、ガゼルじゃなくて、牡牛座の戦士と。武器は肩キャノンがゾルダ的。

 この時点で、登場キャラの整理もしてみよう。

炎のトライブ:鳥をモチーフにした主人公チーム。超星神はガルーダ。パトロンは堀口一郎博士(赤星昇一郎)。そのバックには、御園木篤という男がいて、政府やマスコミなどにも発言力を持つ。

セイザータリアス(弓道天馬):射手座ハヤブサの戦士。職業は宅配便ライダー。行動的な熱血漢で、自分で決めた道を貫き通すことがモットー。戦闘センスは抜群だが、未熟ぶりも目立つ。でも、決してへこたれないのが長所のようだ。武器は、弓矢のファルコンボウ。必殺技はバーニングファルコン
セイザーミトラス(獅堂未加):牡羊座ハクチョウの戦士。職業は大学生で、堀口博士の助手をしている。かつては、七星闘神とともに戦ったこともある武道の達人(笑)。でも、グランセイザーの戦いでは、しばしば気絶しており、打たれ弱いのでは? と思われる。武器は、二本の扇ブランセクター。必殺技は炎の竜巻ブラントルネード
セイザーリオン(獅堂剣):獅子座ツバメの戦士。職業は高校生で、未加の弟。おとなしい性格だが、戦いで傷つく姉を助けようとして覚醒。ケンカばかりの天馬と実加を仲裁する役どころ。武器は、二本の剣ダブルクレッセント。そこから炎のツバメを打ち出す飛燕斬が必殺技。

風のトライブ:虫をモチーフにしたライバルチーム。超星神はドルクルス。パトロンは佐伯カリン(千葉美加)。そのバックには、異星人がいる……と思われる。あるいは、カリン自身、かつては強化スーツを身に着けた4人の戦士(一人は未来人)とチームを組んだことがあり、戦いの後に未来へ行ったのが戻ってきた……という噂もある(笑)。

セイザーレムルズ(伝通院洸):双子座カブトムシの戦士。職業は天才外科医。クールで知的な印象だが、目的のためには手段を選ばない非情さも備える。天馬の可能性は認めており、好感を持ってはいるようだが、それでも攻撃は容赦なしであり、超星神を使ってダムを破壊したり、山火事を起こしたりするのも厭わない。武器は、光線銃アイアンゲイルで、そこから必殺技ファイナルジャッジメントを放つ。
セイザーヴェルソー(雨宮涼子):水瓶座チョウの戦士。職業はスポーツインストラクター。風のトライブの中では、最もストレートで、好戦的に見える女性。たぶん、覚醒した天馬に倒されたことが原因だろう。未加のライバルになっていく予定。武器は、二枚の丸楯セルクロスで、そこから竜巻を起こすフルムーンスラッシュが必殺技。
セイザーダイル(秤谷仁):天秤座クワガタの戦士。職業はファッションデザイナー。軽いプレイボーイ風の若者で、涼子に一目ぼれしたらしい。武器は、二本の小斧アックスタッガーで、回転しながら切りつける必殺技・大旋風破を使用。

大地のトライブ:獣をモチーフにしたチーム(未結成)。超星神はガンシーサー

セイザータウロン(松坂直人):牡牛座ウシの戦士。実に分かりやすい性格の格闘家。牡牛座でウシってのも、モチーフ星座と動物が異なるケースの多いグランセイザーでは例外的に分かりやすい。彼のおかげで、NOVAのお気に入りトライブは大地となった。武器は両肩のキャノン砲ブルキャノンで、必殺技はマタドールバースト
セイザーヴィジュエル(早乙女蘭):乙女座ヒョウの戦士。職業はストリートダンサー。どうも、強い女性の多いグランセイザーで、可愛い系のヒロインの役どころになることを期待しています。炎のトライブと協力し、単独行動の多い大地のトライブをまとめようとする存在になるそうな。武器は拳に装着する爪のレディクロー。必殺技はナイトスクラッチ
セイザートラゴス(神谷豪):山羊座ヤギの戦士。職業はまじめな熱血警察官。武器は拳に装着するドリルのスパイラルホーン。必殺技はペネトレートサンダー。ドリルはいいねえ、と期待。なお、彼については昔、エイリアンの侵攻から地球を守った青い武装警察の一員だったとか、悪魔召喚の技能を持った私立探偵だったとか、いろいろな噂が飛び交っている(笑)。

・水のトライブ:現在、設定は未公表。「蟹座」「サソリ座」「魚座」から成る。ストレートに魚介類かな? カニやサソリが女性キャラとは思えないので、「魚座」が女性かと思われる。

 

「2003年11月につづく」