パワーレンジャー日記
(その2:2001年2月)
2001年2月5日(月)
新装開店の専用ページで、最初の書き込みです。
今回は14話と15話。
エクリプター(和名ユガンデ)のライバル・
悪の傭兵ダーコンダ(和名ギレール)が登場する話です。
14話は、なかなかホラーな話です。
ダーコンダの放ったバリリアン・バグに刺された
ブラックレンジャー・カルロスが虫モンスターに変貌する話。
カルロス虫は、ピンクレンジャー・キャシーも刺して、仲間に変える。
2人を元に戻すための解毒剤を求めて、
レッドレンジャーの故郷の惑星に向かう、レッドとブルー。
一方、アストロメガシップのブリッジを守るために待機中の、
イエローレンジャー・アシュレーを、
虫モンスターになった仲間2人が襲う。
危機一髪のところを、解毒剤を持って駆けつけたブルーが救います。
その次の15話は、ブルーレンジャーT.Jが記憶喪失になる話。
ダーコンダがエクリプターの力を吸収・合体した
ダークリプターの猛攻に、ブラック・イエロー・ピンクが動きを封じられ、
レッドをかばったブルーは頭を打って、記憶を失う。
孤軍奮闘するレッドレンジャー。
最後は記憶を取り戻したブルーとレッドのコンビプレイで勝利します。
第1作以来の無意味なコメディアン・バルク&スカルコンビが登場しないので、
ドラマ的な完成度が高い2本でした。
地上編では、この2人に加え、宇宙人オタクのマッドサイエンティストが登場。
毎回、敵怪人を見てビックリするという、面白くもない定番ギャグを披露。
うんざりさせてくれます(笑)。
こいつらがドラマに絡んだのって、今のところ12話ぐらいです。
「エビライザー」を作るとは、なかなかあなどれない博士ですがね。
2001年2月10日(土)
この数週間の間、土曜日の朝は、「パワーレンジャー」を一気に10話見てます。
ようやく、今週から第2シーズンに突入。
まずは、「グリーンレンジャー」の復活編。
敵の仕掛けた罠から、臨時のパワーを得て復活。
で、強力な助っ人、切り札として大活躍してます。
でも、おかげで誰が主役か分からなくなってます(笑)。
そんなレッドとグリーンがリタの魔法で対立する話は最高。
敵のモンスターを倒した方が、「パワーレンジャーのリーダー」になるって
賭けまでし出すのは、後の展開を知る者には興味深い会話。
来週は、いよいよ、新悪のロードゼッドが登場し、
ダイレンジャー編(ロボットだけ)に突入します。
今夜は、「スペース」の16話と17話を見ました。
16話は、なかなか劇的な話。
レッドレンジャー・アンドロスは、妹のカローンを誘拐したのが、
ダーコンダだったのでは?、と気付きます。
そして、変装して異星人のたむろする酒場に向かいます。
この辺のノリは、「スターウォーズ」を連想させます。
酒場の賭博に参加し、勝って入手したのは、
ゾードンの元から盗まれたキーカード。
そのキーカードをエサに、ダーコンダから情報を探り、
やはりカローンの事を知っていると確信します。
しかし、相手にも正体がばれ、ギャラクシーグライダーで逃走。
この際のCGチェイスは、やはり「スターウォーズ」です。
その後、舞台は地球に移り、ダーコンダはカローンの情報をえさに、
キーカードの譲渡を迫ります。
で、結局戦闘になり、巨大化したダーコンダに対し、
アストロデルタメガゾードで戦うも、大ピンチのまま、つづく。
アメリカ放映時は、大ピンチのまま、3ケ月待たされたみたいです(笑)。
パワーレンジャーって、
基本的に2月〜5月と、9月〜12月に放送されてるみたい。
だから、第17話は、最初に前回の経緯が説明されていた。
結局、巨大ダーコンダを倒すためには、
ゾードンが木星に隠した新メカの力が必要との判断から、
デルタメガゾードが分離、宇宙へ飛び立ちます。
残ったアストロメガゾードをアルファ(サポートロボ)が操縦、
時間稼ぎをします。
そして、アストロネマの妨害を切り抜け、新ロボのメガボイジャーを入手。
木星からスゴい速さで地球に帰還して、ダーコンダ撃退に成功。
以上、新ロボ登場篇でした。
メガシルバーの登場より早く、急展開といった感じです。
でも、NOVAはこの放送を見る前に、
英語版のパワーレンジャーサイトに行ってきて、
いろいろ調べたんですね。
で、「スペース」の今後の展開も分かった。
まさか、カローンが「エルガイムのクワサン・オリビー状態」とは驚きです。
あと、最初のパワーレンジャーから引き継がれたゾードン編は、
「スペース」で終わり。
続編の「ロストギャラクシー」は、
メンバー総入れ替えで、前半はほぼ「ギンガマン」と同じ。
でも後半から、「スペース」の5人レンジャーが登場し、
10人戦隊で戦うエピソードがあるみたい。
そんな中、ピンクレンジャー(ギャラクシー)のケンドリックスが戦死。
カローンが2代目ピンクになるそうです。
ちなみに、ケンドリックスは日本の戦隊にはいないメガネ娘です。
パワーレンジャーで、戦死したのは彼女一人ですが、
「ロストギャラクシー」の最後に、奇跡の力で復活したみたい。
あと、「ライトスピードレスキュー」(USA版ゴーゴーV)や
この2月に放送が始まったばかりの
「タイムフォース」(USA版タイムレンジャー)は、
ストーリー的なつながりはまったくなさそう。
とにかく、パワーレンジャーの情報を知ることができて、
インターネットのすごさを改めて実感した一日でした。
なお、ストーリーは分かりましたが、
追跡と、この日記はまだまだ続けるつもりです。
2001年2月17日(土)
土曜の朝は、「パワーレンジャー」の再放送です。
「ようやく、今週から第2シーズンに突入」と先週、書きましたが、
実際の第2シーズンは、ロード・ゼッドの登場する第61話からでした。
日本で放送された時は、48話で一度放送終了しており、
その後、49話から第2部としてリリースされたために、
混乱が生じているみたいです。
で、ロード・ゼッドの登場により、リタは役立たずとして封印され、
強大なゼッドに対抗するため、
これまでのダイノゾード(ジュウレンジャーの守護獣)に代わり、
サンダーゾード(ダイレンジャーの気伝獣)が登場。
日本の映像と違うのは、毎回、守護獣から気伝獣にモーフィングして
登場する点。
これは、サンダーゾードがこれまでのダイノゾードの
生まれ変わりであるからです。
で、オープニング映像も変わり、前より新鮮に格好良くなりました。
ゼッドはどうやら、パワーレンジャーの友情を破壊する心理作戦を
好むみたいです。
ドラマ的にも、この方が面白いと思います。
で、次週は、トミーがグリーンレンジャーのパワーを失い、
新たにホワイトレンジャーのパワーを手に入れる展開です。
一気に見ると、展開が早くていいなあ。
日曜の夜は、「パワーレンジャー・イン・スペース」の放送です。
18話は、「ターボ」のブルーレンジャーのジャスティン君がゲスト出演。
何の情報もなしに見ていたら、新鮮な驚きを感じたかもしれませんが、
先週に海外サイトで情報を得ていたから、驚きにはなりませんでした。
代わりに、1週間、楽しみにできたので、その方が良かったかな、と。
変身前の12歳の少年時のアクションもなかなか堂にいったもの。
そして、変身後、現在のブルーレンジャーのT.Jとコンビプレイ。
T.Jは「ターボ」のレッドレンジャーをしていたわけで、
旧友同士のコンビは息も合ってました。
ちなみに、なぜジャスティン君が前作のラストに仲間と別れたかは、
ちょっと前に、国内のパワーレンジャーサイトで
情報を教えてもらっていました。
(海外サイトを見に行こうと思ったのも、そこに入ってから、
さらなる情報を見てみたかったから。
いずれ、リンクも張らせてもらおうと思ってます)
要は、ゾードン救出のために宇宙に旅立ったレンジャーなのですが、
ジャスティン君は家族と別れられなかった、と。
仲間の乗るシャトルを見送る、前作のラストも、
今回、ジャスティン君の回想シーンで描かれ、満足です。
つづく19話は、姿を入れ替えるモンスターの魔力で、
アストロネマとイエローレンジャー・アシュレイの姿が入れ替えられる話。
アストロネマは、アストロメガシップに侵入。破壊活動を画策します。
アンドロス以外のレンジャーの不意をついて捕らえますが、
一思いに殺してしまわないのは、やはり子供番組ですからね。
どちらかと言うと、大筋には関係ない話のように見えますが、
実は結構な伏線が張られていたりして……。
ここでは、ネタばらしは遠慮しておきましょう。
なお、次週はメガシルバーが登場する話です。
2001年2月24日(土)
土曜の朝は、「第2シーズン」10話を一気に視聴。
とても疲れます(苦笑)。
今週は、グリーンレンジャー・トミーがパワーを失う話が中心。
期待させて、実際は何のために出てきたか分からない
ダークレンジャー5人衆(ほとんど色付きゴーレムで格好悪い)とか、
注目すべき話がいっぱいあるけど、
完全に主役になってましたね、トミー。
その後、一話だけジェイソンがリーダーだと再確認する話があったけど、
まあ、次からまた、トミーが返り咲くわけだし、
その後、降板するし、で、あまりいいとこなしっぽい。
しかし、見ていて楽しめるのは、
「大連王VSオリジナル怪人」とか、
「ジュウレンジャーVSダイレンジャー怪人」の、
いかに同一画面に絡ませずに、戦ってるように見せるか、という
編集マジックです。
その分、時間稼ぎのゴーレム戦が増えるわけですが。
どうして、素直に「ダイレンジャー」のコスチュームを
使わなかったんでしょうね。
あと、3月14日から「ターボ」の放送に切り替わるらしい。
ジェイソン・ザック・トリニーの交代は見れるけど、
キンバリーの交代は第3シーズンなので見られないのが残念なところ。
2001年2月28日(水)
今回は、「スペース」を見るのが少し遅くなりました。
でも、見逃してても、別の曜日に再放送しているのが
ケーブルテレビのいいところです。
20話から、シルバーレンジャー・ゼインが登場しました。
彼はレッドレンジャー・アンドロスの旧友でしたが、
アンドロスを庇って、モンスターとともに爆発、
重傷を追ってコールドスリープ状態なのでした。
ちなみに、日本語版の声は「松風雅也」氏。
かつて、メガブルー・並木瞬を演じていた人です。
メガブルーからメガシルバーに出世した感じですね。
さらに、メガブルーすなわちブルーレンジャー・TJの声は、「岸祐二」氏。
カーレンジャーのレッドレーサー・陣内恭介をやってた人です。
次回のガオレンジャーで、怪人の声もするそうです。
TJは、ターボ(アメリカ版カーレンジャー)の
レッドレンジャーでもあったので、ちょうどいいわけです。
元戦隊俳優が、パワレンの吹き替え声優をしてるのを聞くと、
うれしいものです。
今回は、シルバーレンジャーの活躍編。
でも、変身タイムに制限があるみたいです。
さりげなく、ダーコンダも復活しました。
来週は、敵女幹部のアストロネマが、
ゼインに助けられたことで、恋するみたい。
シルバー専用ロボ・メガウィンガーの登場は、再来週みたいです。
その後も、波乱万丈の展開があるようです。