パワーレンジャー日記
(その3:2001年3月)
2001年3月3日(土)
さて、「パワレン第2シーズン」です。今朝は、77〜86話まで。
悪の力で生まれたグリーンレンジャー。
その力を失ったトミーが新たに正義の力で
ホワイトレンジャーになるのが最初の2話。
これで、名実ともにパワーレンジャーのリーダーになったわけです。
逆に、ジェイソンは、ザック、トリニーとともに、
ドラマ部分の出演さえままならなくなってます。
そして、新たに登場するのが、ロッキー、アダム、アイーシャの3人。
アダムがモンゴロイド系で、アイーシャがネグロイド系になってます。
(黄色人種) (黒色人種)
パワーレンジャーは、この辺りの人種が豊かですね。
念のため、スペースでは、
TJがネグロイド、キャシーがモンゴロイド系です。
別に、ブラックが黒人で、イエローが黄色人種とは決まってないわけです。
新登場の3人は、「ニンジャ選手権」という高校格闘技大会で優勝、
その力をロード・ゼッドにねらわれます。
彼らの登場と救出、パワーレンジャーとの交流が今回のドラマの中心。
で、ホワイトレンジャーとともに登場した
ホワイトタイガーゾード(和名ウォンタイガー)、
合体後のメガタイガーゾード(牙大王)、
そして唐突に出現した亀型ロボ・トール(ダイムゲン)など、
ロボットバトルも見逃せない……っていうか、
ロボット戦とドラマ部分しか楽しめないでしょう、
この時期のパワーレンジャーは。
等身大アクションは、怪人との絡みがないので、戦闘員バトルが中心。
武器を駆使した「新アクション」もなく、
ただの代わり映えしないマーシャルアーツ演舞でしかないものね。
次週で、ジェイソンたちとロッキーたちが交代、
その次は、「ターボ」に切り替え、と見逃せない。
なお、「ターボ」では、トミーとアダムだけが残留です。
2001年3月5日(月)
スペース22話は、「シルバーレンジャーの秘密」ってことで、
2分30秒しか活動できないってことが明かされる。
でも、その弱点は、「雷に打たれて充電」されたことで、
あっさり解除される(笑)。
パワーレンジャーのパワーって「電気エネルギー」なの?
まあ、元のメガレンジャーは「電磁戦隊」だし、
第2シーズンでは「サンダーゾード」ってのもあるしなあ。
で、23話は、アストロネマとゼインのラブラブ話だ。
アストロネマに注目している人には、19話に続いて、大事な話ですね。
次週は、メガウィンガーの登場。
またも、シルバーレンジャー話ですね。
で、もう1話は、カルロスが主役の話。
「ターボ」で、彼にパワーを譲った
元グリーン・ターボ・レンジャーのアダムが再登場、
自信をなくしたカルロスに指導すると。
彼も、第2シーズンで登場以来、結構、長いレンジャー生活をやってました。
マンモスレンジャーやって、
星獅子やゴッドガンマーなど操って、
オーグリーンやグリーンレーサーまでやってましたからね。
(第2、第3、ZEO、ターボとのべ4作品に登場だ)
映画版で、ニンジャパワーの新ロボが「カエル」と聞かされて、
嫌そうな顔をしたのが印象的でした。
でも「お姫様はカエルの王子のキスで目覚める」という話で、
説得されていましたが(笑)。
2001年3月10日(土)
今週の「パワレン第2シーズン」では、とうとうジェイソンたちが降板しました。
個人的には、トリニーとビリーのコンビが好きでした。
(ビリーが難しい言葉使いをして、それをトリニーが簡単な言葉に解釈する)
今週を見ると、
ビリーの言葉の解釈は、アダムの役割になったみたいですね。
(例:ビリー「これは惑星間を航行する乗り物のようだね」
アダム「ああ、つまり……宇宙船ね」)
「世界平和会議のメンバー」に選ばれて、
スイスに行くことになったジェイソンたちのパワーを、
ロッキーたちに移すため、
廃墟の星アトランティス星の石像の持つ「剣」を
手に入れにいくレンジャーたち。
他の星でも、テレポートで一瞬です(笑)。
それを邪魔しようと、
ロードゼッドは最強巨大メカ・セルペンテラー(和名は大神龍)で出陣。
ちなみにセルペンテラーの名は、
「サーペント(ヘビ)」と「テラー(恐怖)」の造語ですね。
でも、大神龍とは違い、ゼッドの操るセルペンテラーは描写が
かなりマヌケ。
3話に1度ぐらい、
月から出てきては、エネルギー不足で帰っていく。
かなり燃費の悪い兵器のようです。
だったら、地球に整備基地でも作っておけよ。
あるいは、セルペンテラーのエネルギー争奪戦的な展開が続けば、
最強兵器の威厳も保たれるのに。
でも、セルペンテラーって最後は破壊されるのかな?
原作の「ダイレンジャー」では、神みたいな存在で、結局、倒せなかったけど。
2001年3月11日(日)
「パワレンスペース」でデマを流してしまいました(^^;)。
24話で、メガウィンガーは登場しませんでした。
後に、メガウィンガーをくれる方々
(「KO35」の生き残りの方々)と出会っただけで。
ゼイン君ともしばしお別れ。
次に登場するときに、
メガウィンガーに乗って駆けつけてくるでしょう。
25話は、情報どおり、アダム君が再登場。
第2シーズンの時より、髪の毛伸びててビックリ。
NOVAは現在、アダム君のファンになってます。
オーグリーンでもグリーンレーサーでもなく、
一番最初のマンモスレンジャーに変身したのは、
カルロスと二人で、ダブルブラックを演出するためですね。
18話のダブルブルー同様、盛り上がる展開。
しかも、今回は師弟コンビって感じがイかす。
次週は、非常に大切な、レッドレンジャーの妹の話です。
2001年3月17日(土)
まずは、「第2シーズン」97〜100話。
本当は、112話まで「第2シーズン」は続いて、
113話から「第3シーズン」になるんだけど、
(113〜115話までの3話は、
「仮面ライダーBLACK RX」がゲスト出演する特別編らしい)
今回は、100話で終了。
でも、なかなか最終回らしい展開でした。
というのは、98話の怪人が「ダイレンジャー最終回」に出てきた
「2代目ヒモ男爵」でしたから。
(パワレンでは、浮き輪モンスターでしたが)
おまけに、99〜100話は前後編で、
パワレンの6人が子供に戻される話。
ちなみに「第3シーズン」のクライマックスの「ZEOクエスト」でも、
彼らは子供にされて変身不能になり、
「エイリアン・レンジャー」(カクレンジャーの5人)に
助けられながら、探索の旅に出る展開です。
その意味で、99〜100話は「ZEOクエスト」の伏線とも
取れるでしょう。
さらに、100話では(98話でも)、再生怪人軍団が登場し、
最後は「スーパー気力バズーカ」(2度目の使用)を放つなど、
それなりのサービスを見せてくれました。
パワレンの話は、まだまだ続きますが、キリ良い終わり方ではあります。
この後、101話から、「リタの復帰」とか
「悪のグリーンレンジャー復活」とか
興味深いエピソードもありますが、
いずれ、視聴できることを期待するとしましょう。
その後、「ターボ」の1〜6話を視聴しましたが、
少々、情報量が多く、項を改めることにします。
でも1つだけ。
まさかバルクとスカルが警察官になっていて、
しかも、敵に「チンパンジー」に変えられて、
そのまま出演を続けるとは思わなかった。
T.Jたちが出てくるまでには、元に戻っているのかな?
長期不在で、警察はやめさせられただろうけど。
あと、「ターボ」では、
次週、シグナルマン(Blue Senturion)が登場、
再来週に、トミーたちがT.Jたちに交代します。
さて、「ターボ」に入って、何が変わったかといえば、
メンツやコスチューム、メカや敵役の他に、
メンバーがエンジェルグローブ高校を卒業して、
社会人になったことが挙げられます。
パワレン第1シーズンから第2、第3シーズン、ZEOを経て、
高校卒業までに4年かかってる感じですが、
まあ「ZEOクエスト」の際に子供に戻されるなどしており、
時空に多少の歪みなんかも生じてますから(笑)、
許容範囲ということにしておきましょう。
で、レッドレンジャーになったトミーがレーサーになってます。
非常に忙しそうで、仲間の危機に後から駆けつける、おいしい役どころ。
って、グリーンレンジャーの時代からトミーって
そんな役ばっかりですね。
グリーンレンジャーのアダムは、
スタントのバイトということですが、ふだんはヒマそう(笑)。
大体、真っ先に敵と戦い、ピンチになる役どころ(苦笑)。
イエローレンジャーのターニャは、
「ZEOクエスト」の最中にアイーシャと交代した黒人女性。
ラジオのDJをしていて、それなりに忙しそうです。
ピンクレンジャーのキャサリンは、
第3シーズンの最中に留学したキンバリーと交代。
彼女も、かつてのトミーと同様に、リタの魔力に操られて登場してます。
そのためか、トミーと仲良く、ショーグンゾードの分離メカに
相乗りしていたらしいです。
キンバリーとトミーはどうやら、終わったようですね。
キャサリンは、学校の先生志望ということですが、やはりヒマそうです(笑)。
そして、注目のブルーレンジャー、天才少年のジャスティン君。
12歳で、エンジェルグローブ高校の編入試験に合格し、
しかも、変身前でもアクション戦闘がこなせる子です。
「ターボ」では、彼が主役です(他のメンツは途中交代するので)。
レッドレンジャーだったのに目立たず、
ブルーレンジャーに降格した挙句、
背中の負傷で引退した哀れなロッキーの後継者です。
最初の6話では、とにかくトミーとジャスティンの活躍が目立ちますね。
アダムが目立たないのが哀しい。
ZEOからターボに変わったエピソードは、
劇場版で描かれ、最近、東映チャンネルで放送されたそうですが、
NOVAは見れませんでした(シクシク)。
ジェイソンやキンバリーも登場して、
ディバトックスおばさんの人質になっていたそうです。
レンタルビデオを探してみたいところですね。
で、悪役の細かい紹介はここではパス。
近いうちに、「あらすじ」などと一緒にまとめるつもり。
初めて見たターボで印象深かったのは、
さすがに「芋長の芋ヨウカン」(笑)で巨大化せず、巨大化魚雷を使うことと、
ディバトックスの作戦は、爆弾ばかりだということ。
まさか「チーキュ」を花火に変えようとはしてないでしょうが。
(それは、原作のカーレンジャーのネタ)
また、RVロボで敵を倒した後の、
「本当にうれしそうなパワーレンジャーの姿」も印象的です。
グリーンレンジャーなんて、万歳してるもんなあ(笑)。
元のカーレンジャーの影響か、「スペース」よりもコミカルです。
T.Jたちとの交代で、雰囲気変わるのかな。
故郷のエルター星に帰ったゾードンに代わって登場した
ディミトリアお姉さまも、 質問口調でしか話せない独特のキャラですが、
ゾードンほど出しゃばって仕切らない点で、好感が持てます。
何よりも、「モンスターの準備ができるまで、
ゴーレムでパワーレンジャーの目を引き付けておけ」なんて、
無意味な戦闘がなくなったのが、いいですねえ。
ゴーレムなんて出すから、かえってレンジャーが警戒するというのに。
それでは、明日の「スペース」へレッツ・ロケット!
2001年3月18日(日)
「パワレン・スペース」の26話と27話です。
今回は、非常に大切な話でした。
何しろ、敵のアストロネマが、
アンドロスの妹カローンであることが判明する回ですから。
また、何度も死んでは蘇るダーコンダの秘密も明かされます。
命を複数持っているんですね。
お前は、ゲームのキャラかっての(笑)。
残り5機でゲームオーバーです。
まあ、元の「メガレンジャー」も「ゲームの戦士」って設定ですから、
原作に基づいた設定かもしれない(笑)。
で、自分たちが兄妹であると知ったアンドロスとアストロネマの
葛藤が今回のテーマ。
ダークスペクターの前では、「レッドレンジャーを倒す」と言いながら、
「ゾードンの居場所を教える」との提案をアンドロスにして、
アストロメガシップに乗り込んだアストロネマ。
T.Jたちは彼女の言葉を信じませんが、
アンドロスの強い希望で、ネマちゃんの言葉に従います。
彼女の言葉が罠か本当か、今回のラストではどちらにも取れます。
なかなか巧みな脚本ですねえ。
次週とその次の、ネマちゃんの運命には目が離せません。
まあ、最終的には、善の側に立って、
次作「ロストギャラクシー」の2代目ピンクレンジャーになるんですが。
パワレンの世界では、
「悪→正義の変化」って珍しいことじゃないんですね、本当に。
そう言えば、ネマちゃんを育て、どこまでも愛情を注ぐエクリプターも、
悪にしておくにはもったいなさ過ぎるカッコよさでした。
ダーコンダの罠からアンドロスを助けたりもするし、
実にカッコいいライバル路線まっしぐらです。
なお、「パワレン・スペース」の総話数は43話です。
31話から偽レンジャーのネジレンジャー(英名サイコレンジャー)が登場。
シルバーレンジャー・ゼインの再登場は、
遅くとも34話だということが判明しています。
ますます、目が離せない「パワレン・スペース」、次週を楽しみに。
2001年3月24日(土)
今週の「ターボ」は祭日の放送がなかったので、8話分です(14話まで)。
感じたのは、トミーと他のメンバーの絡みが、
回を重ねるごとに少なくなっている点。
とりわけ、アダムとなんて、ほとんど一緒ってことがないんじゃないの?
やっぱり役者交代前には、はっきりその傾向が現れますね。
今週のトピックは、ブルーコマンダー(シグナルマン)の登場ですが、
原作とちがって、まとも、というか、個性が薄いというか。
ロボ戦以外では、ほとんど見せ場がありません。
また、「ロボットのような生命体」ではなく、「ロボット警官」そのものです。
ブルーコマンダーよりも、
サッカー選手してるカルロスと、
チアガールしてるアシュレーの登場に目が行きました。
やっぱり、社会人とパワーレンジャーの両立は大変みたい。
来週は、若い世代の高校生にパワーを譲る展開です。
なお、TJとキャシーは、転校生だそうです。
TJは野球選手で、キャシーは音楽好きな娘。
「スペース」では、私生活面の掘り下げが少ないので、
彼らがどんな高校生活を送っているかにも興味があります。
次週以降は、「ターボ」と「スペース」の両方で、
TJたちと付き合うことになるわけですねえ。
あと、ファントムレンジャー(VRVマスター)も登場です。
2001年3月25日(日)
「スペース」の28、29話です。
今回は、アストロネマとレンジャーの間に信頼関係が生まれる話。
でも、また、つかまって怪しい機械パーツを付けられて、
洗脳されちゃうみたいです。
ダーコンダはつくづく嫌らしい悪党振りを見せてくれます。
で、ダークスペクターの大作戦は、地球に隕石をぶつけるというもの。
それに対して、アストロメガゾード、
デルタメガゾード、
メガボイジャーの3機で隕石を止めようとするが
出力が足りず、地球がピンチ……
というところでつづく。
何だか「メガゾードは伊達じゃない!」なんて、
セリフを口にしたくなりました。
2001年3月31日(土)
今朝は、「ターボ」の15話〜24話まで視聴。
15話で、キャサリンのロンドン留学の話が出ます。
これも、メンバー交代の伏線でしょうかね。
16〜17話は、レンジャーがミクロ化される話。
巨大化魚雷で元に戻る、非常にカーレン風味のエピソード。
18〜19話で、T.Jとキャシー登場。
唐突に、ディミトリアから
「パワーの期限が近づいている。
戦う使命を後継者に託し、自分の人生を生きるがいい」
と言われます。
で、メンツが若返る、と。
自分の人生って言っても、トミーやキャサリン、ターニャはまだ分かるけど、
アダムは暇そうだけどね。
だから、スペースでゲスト出演できたのかな。
ついでに、バルクとスカルが猿→透明人間になります。
20話は、オープニングも一新して新展開。
まずは、アシュレーの主役話。
彼女のデザインした服が、着た人を怒りっぽくする魔法をかけられ、
町じゅうに配られます。
ジャケットを着たブルーコマンダーが、いかにもカーレンしています。
そして、バルクとスカルがついに真人間に。
(こう書くと語弊があるけど^^;)
21話は、ライトニングクルーザー(和名ペガサスサンダー)と、
ストームブラスター(和名ドラゴンクルーザー)の
2台の車が登場する話。
主役は、T.Jですね。
バルクとスカルは、道路工事のバイト。
22話は、ディバおばさんが一時的記憶喪失になって、
ピザ屋でバイトする、最もカーレン風味の強い話。
そのピザ屋にカルロスとジャスティンが入ってくるんだけど、
ジャスティンは友達とゲームに夢中になり、
カルロスはかばんから財布を探したり、
連れのサッカー少年たちの方を向いたり、
とにかく、わざとらしいくらい視線をそらすので(笑)、
すぐそばをディバおばさんが通っても気付かない。
パワーレンジャーターボで、
苦笑交じりでなく、最も心から笑わせてもらった回でした。
バルクとスカルは、ピザ配達のバイトです。
23話は、ファントムレンジャー(和名VRVマスター)の登場。
日本の渋いVRVマスターに比べ、アクティブでシャイな方です。
キャシーが惚れちゃうんだよね。
原作にない透明化能力を持ってます。
バルクとスカルは、銀行の警備員のバイトですが
相変わらず役に立ってません。
24話は、エンジェルグローブの街が透明化されて、
パワレンたちが混乱状態になります。
って、何か透明ネタが頻発してますなあ。
で、敵も透明化していて見えない状態で、
ファントムレンジャーが活躍を示します。
また、透明な敵を追跡できるターボナビゲーターを使用。
バルクとスカルは、誕生日のケーキ配達のバイト。
2人の毎回のバイトを追うだけで、記事ネタになりますなあ。
さて、次週より、VRVロボが登場する、見逃せない話ですが、
4月に入って、土曜日の一挙放送がなくなるんですねえ(シクシク)。
4月の2〜4日は、朝から夜まで仕事なので、
ビデオに撮らないと見られない。
ケーブルテレビのビデオ予約(今回が初めて)にやや不安。
でも、次の6話は見逃すには、面白すぎる展開ですからねえ。
絶対に、見たいところ。
明日の「スペース」でビデオ予約の練習をしようっと。