能勢路を行けば棚田に当たった

能勢の象徴、能勢の妙見さんで親しまれる「無漏山真如寺境外(けいがい)仏堂能勢妙見山」(能勢妙見宮)です
長たらしい名前であるが、豊能町地黄にある真如寺の飛び地境内という意味だそうです
能勢妙見山で通る日蓮宗霊場です
妙見とは「妙見大菩薩」の事で、妙見大菩薩は真言密教の仏様です
北斗七星を象徴とした天空の中心を司る仏様の「妙見さん」として古くから信仰されてきました
新緑眩しい妙見さん参道
山門は兵庫と大阪の県境となっています
オオルリのさえずりが、森中に響き渡っていました
能勢妙見山信徒会館「星嶺(せいれい)
星嶺は、建築家高松伸氏の設計で、妙見大菩薩の降臨をイメージし、信仰のルーツである「星」と能勢家の家紋である「矢筈」をモチーフにデザインされています
昔は、神仏習合といい同じ場所で神様と仏様をお祀りしていましたので、妙見大菩薩を仏教と同時に神道式に崇めよういうことで鳥居が残されています
明治になって、神仏分離(1868年)が行なわれ、能勢妙見山はその沿革から、寺院として再認識されることになりました

<能勢の妙見山>

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能勢家の家紋

「切り竹矢筈十字」
(キリタケヤハズジュウジ)