部品11画
(セン)
康煕字典
酔虎地秦簡
②+
廾
+
①
説文解字は形声とするが字統は会意とする。
字統によれば、「死葬のとき、死屍を両手(廾)でかつぐ形」。
は死者の頭部、
はひざまずく足の形。。複葬の形式を示す字という。「遷」の初文とされる。
のち、神仙思想が広まると、説文解字が「高きにのぼるなり」というように、「仙人となって天に上ること」の意で使われるようになった。
康煕字典に左の字体で掲載。襾部5画。
使われる字:
遷
僊(→
仙
)
※ただし、常用漢字の「遷」に使われる場合は、下部が「己」となり、12画の部品となってしまっている。