漢検準2級
剛
ゴウ
甲骨文
岡
+
成り立ちに諸説ある。
説文解字は岡を声符とする形声字とし、「強く切断する」意とする。
字統は会意文字とし、岡は火で焼き固めた堅い鋳型で、これを刀で裂いて外すことを剛というとする。
甲骨文字辞典は「剛-山」の部分が網を刀で断ち切る意の会意文字で、のちに声符の岡に替えられたとする。
漢字源は、会意兼形声字とし、刀の材料とする鋼の意という。
左の甲骨文は、「剛-山」に「
幸
」(声符?)を加えたもののようにも見える。
・刀部8画。
使われる熟語の例:剛毅 剛健 剛直