漢検準2級


ゴウ
gouken koukotu.png(722 byte)
甲骨文

rittou.png(258 byte)

 成り立ちに諸説ある。
 説文解字は岡を声符とする形声字とし、「強く切断する」意とする。
 字統は会意文字とし、岡は火で焼き固めた堅い鋳型で、これを刀で裂いて外すことを剛というとする。
 甲骨文字辞典は「剛-山」の部分が網を刀で断ち切る意の会意文字で、のちに声符の岡に替えられたとする。
 漢字源は、会意兼形声字とし、刀の材料とする鋼の意という。
 左の甲骨文は、「剛-山」に「」(声符?)を加えたもののようにも見える。
・刀部8画。
 使われる熟語の例:剛毅 剛健 剛直