小学3年 | ||
幸 コウ さいわい さち しあわせ |
甲骨文 |
象形。手かせの形。「執」「報」など、幸を部品とする字にも刑罰関係のものが多い。 これが「さいわい」の意となったのは、「斬首などの極刑に比べて手かせだけなら幸運」「手かせをはめられる危険を危うく逃れたので幸運」などの解釈がある。 しかし、近年発見された戦国時代の簡牘文字に、幸の上部が外れた形のものがあるため、上記の説が疑問視されている(「手かせを外されたので幸い」ではないか)という(落合淳思「漢字の構造」)。 ・干部5画だが干との関係はない。 幸を部品とする字:報 執 |