漢検準2級 | ||
覇 ハ 旧字体 |
甲骨文 小篆 |
説文解字は月を意符とする形声字とする。字統は会意字とする。 説文解字は「月が満ちはじめてかすかな白い光がある」さまといい、字統は「獣屍が雨に暴されて色が脱け、白くなっている形」にさらに月の白さの意を加えた字とする。 周代には1か月を4週に分け、第2週を「既生霸」、第4週を「既死霸」と呼んだという。 「覇者」の義は「伯」の仮借によるという。 新字体は俗字とされる。 ・旧字体は雨部13画、新字体は襾部13画。 使われる熟語の例:覇者 覇権 制覇 |