漢検準2級
懸
ケン
ケ
かける
かかる
縣
+
心
形声。声符の縣は、「県」の旧字体。県は逆さになった首の象形。縣はこれを糸で木の枝などに懸けることを表す。
のちに縣が行政組織の名として使われたため、元の意を持つ「懸」の字が造られた。
心を部首とする理由は、漢字源によれば「心が宙づりになって決まらず気がかりなこと」を表すためという。
説文解字に載らない字。
・心部10画。
使われる熟語の例:懸案 懸命 懸垂 懸念 懸賞