漢検3級 | ||
姫 (キ) ひめ 康煕字典 |
金文 小篆 女+臣 甲骨文 |
女+ 常用漢字の字体は(女+臣)であるが、この字体の漢字は、甲骨文の時代から別字(シン、つつしむ)として存在した。の略字として姫が使われるようになり、いわゆる「字体の衝突」が起きている。説文解字によるとはもと川の名で、それを黄帝が姓にしたという。その後、周王室の姓とされ、やがて他国の息女も貴んで、美称としてと呼ぶようになったとされる。 説文解字はを声符とする形声字とする。字統は、は乳房の形と見て、成熟した女性を示す会意文字だとする。 ・康煕字典体は女部6画、新字体は7画。 |