漢検3級 | ||
華 カ ケ はな 康煕字典 漢字古今字資料庫 |
金文 |
金文は草花の象形。くさかんむりはのちに付けられた。
説文解字は会意とするが、字統は、だけでは文字として使われないため、全体を象形とすべきだという。 「垂」と同源の字とする説もある(落合淳思「漢字の構造」)。 殷代から、黄河屈曲部のあたりに「華」という地名があり(「華山」の名が残る)、のちの春秋時代に晋の地として文明の中心地になった。「中華」の語はこうして形成された(同前書)。 「花」は華を正字としてのちに作られた形声文字。だが「華」の字だけを用いる熟語も多く、康煕字典や常用漢字表では別字として扱われている。 ・康煕字典では艸部8画に収められるが、掲載された字は7画のもの。他の字書では左のとおり8画の形とする。新字体は艸部7画。 華を部品とする常用外漢字の例:[嘩 樺] |