部品3画
kusakanmuri.png(184 byte)

kusabarabara.png(220 byte)
康煕字典
kusasyouten.png(721 byte)
「艸」小篆
 くさかんむり。元の字は「艸」(ソウ)。草の芽が二本並んで生えている様子の象形で、「くさ」を示す。
 部首(冠)として使われる場合、艸が略されて康煕字典体となり、さらに左右が接合して新字体となった。
 草木をはじめ、植物関係の字であることを示す。
・艸は部首字(くさかんむり)
  艸部の字・部品:   (→万)                                      
  関連部品:tetu.png(213 byte)


部品3画
kusakanmuri.png(184 byte)

kanjimigiue.png(301 byte)
旧字体
kanjisyouten.png(1091 byte)
「漢」小篆
 「漢」などの字の右上部分。字統によれば、kanjitukuri.png(810 byte)(「漢」などの右側)は②(祝詞の器)を頭上に乗せた巫祝が焚殺される形で、上部(旧字体で「廿」の形)は口②と同源の部品だという。
 新字体では「くさかんむり」と同形となっている。
  使われる部品:kanjitukuri.png(810 byte)kanjikyuuji.png(1449 byte)) tutusimumigi.png(1231 byte)
※「」の旧字体「kiirokyuuji.png(3720 byte)」も、この部品を含むように見えるが、成り立ちを考えると無関係と思われる。


部品3画
kusakanmuri.png(184 byte)

agemaki.png(515 byte)
康煕字典
kyuusikisyouten.png(841 byte)
「舊」
小篆
 本来は左右に離れた4画の部品であるが、新字体ではくさかんむりと同形となる。
 字統によると、鳥の頭部の羽毛(mimizuku.png(825 byte)kansatuhidarikyuuji.png(2558 byte))、眉に施した呪飾(夢)などとして使われている。
 また、「敬」では、羊の角の形とされる。
 あげまき(幼児の髪型)を意味する漢字も左下の字と同形だが、常用漢字の部品としては使われていないのでここでは触れない。
  使われる字・部品:  mimizuku.png(825 byte) kansatuhidarikyuuji.png(2558 byte)


部品3画
kusakanmuri.png(184 byte)

wakai.png(709 byte)
「若」
甲骨文
 「若」は神がかりになって髪を振り乱している巫女の姿。くさかんむりに見える部分は、頭と両手である。
 これが後世くさかんむりとして伝わったので、珍妙な字源説が通用していた。
 康煕字典にはkusakannmuri.png(330 byte)①と同様、kusabarabara.png(220 byte)の字体で掲載される。
  使われる字: