漢検3級
穏
オン
おだやか
穩
旧字体
小篆
禾
+
形声。字統によれば、声符の
(イン)の上部は神が呪具の工により隠れること、隠れた神が安息を得ることを穏という。もと農耕に関する字で、安穏な収穫を祈る儀礼を示す字であったと思われるとのこと。
説文解字には載らず、新附字として「穀を蹂(ふ)んで、聚(あつ)むる」と解する。
・旧字体は禾部14画、新字体は11画。