部品5画 | ||
禾 (カ) |
甲骨文 |
象形。稲をはじめとする穀物が、稔って穂を垂れている形。部首として、穀物関係の字を作る。 「香」においては、古い字形では「黍」(きび)を表していると言われる。 字統によると、上記以外の系統のものがあり、軍門の標木を表す字[](ケイ)が禾と同形となったという。この系統の字は、休・和・歴・暦・稽などとされる。 また、「秘」(←祕)については、本来しめすへんのものが「筆の誤り」によりのぎへんとなったとされる。 康煕字典に漢字として掲載。日本では人名用漢字。 ・部首字(のぎ、のぎへん)。 禾部の字:秋 科 秒 種 積 移 税 程 穀 私 秘 稿 秀 称 稲 穏 穫 穂 稚 稼 租 秩 稽 禾を部品とするその他の字:和 委 季 香 利 歴 暦 関連する字:休 年 差 兼 |