部品5画

(カ)
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甲骨文
 象形。稲をはじめとする穀物が、稔って穂を垂れている形。部首として、穀物関係の字を作る。
 「香」においては、古い字形では「黍」(きび)を表していると言われる。
 字統によると、上記以外の系統のものがあり、軍門の標木を表す字[kei nogi.png(777 byte)](ケイ)が禾と同形となったという。この系統の字は、休・和・歴・暦・稽などとされる。
 また、「」(←祕)については、本来しめすへんのものが「筆の誤り」によりのぎへんとなったとされる。
 康煕字典に漢字として掲載。日本では人名用漢字。
・部首字(のぎ、のぎへん)。
  禾部の字:           稿           
  禾を部品とするその他の字:      暦
  関連する字: