漢検3級
審
シン
(つまびらか)
金文
説文解字正字
篆文
宀
+
番
会意。説文解字は宀+
釆
の字を正字とし、宀+番の字を篆文として掲げる。
字統は、釆は獣の爪、番はそれに掌を加えたものとして、審は、宀(廟屋)の中で、犠牲とする獣が完全なものか調べる意だとする。
しかし、金文の審の釆の部分は、「米」の形であり、この解釈には疑問も残る。
漢字源は、番は播(種を播く)の初文と見て、審は家の中に散らばった米粒を調べるさまという。
・宀部12画。