漢検3級
疾
シツ
甲骨文
金文
+
矢
説文解字は「病也」とし、矢を声符とする形声文字とするが、字統は、声が必ずしも一致しないという。
甲骨文は、人(大)の脇腹に矢を受けている形で、負傷を意味していると思われる。金文で、病床を表す
に近い形に従う字が現れ、これがのちの小篆や楷書につながったものと思われる。
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部5画。
疾を部品とする字:
嫉