平
ヘイ ビョウ たいら ひら
康煕字典 |
金文 |
干+八 字統は会意とし、「手斧(于)で木を削り、木片が左右に散る形(八)で、平らかに削る意を示す」とする。楷書では最下部は撥ねず、康煕字典で干(カン)部に分類されているが、金文の字形を見ると、干よりも于(ウ)に近い。于の本義は「まがった形を作るためのそえ木。また、刃の長い曲刀の形」(字統)とされ、字統の平の項では、この曲刀を手斧と表現しているようである。 漢字源は象形とし、「浮き草が水面にたいらに浮んだ姿を描いたもの」という。 ・干部2画だが成り立ちの上で干との関係はない。 平を部品とする字:評 坪 |