漢検4級 | ||
御 ギョ ゴ おん 康煕字典 |
甲骨文1 甲骨文2 |
説文解字は会意とする。字統は形声とするが、声符の卸(シャ)と音が違うことについて説明しない。 常用字解によれば、卸はひざまずいた人が霊力のある糸束(幺、甲骨文1)や杵(甲骨文2)を拝み、邪悪なものを防ぐ意を表す。御もその意を受け、防ぐ、神を迎える意で使われた。 のち、「馭(ギョ)」と音が通じることから、馬車を扱う意も加えた。 尊敬の接頭辞として用いるのは日本での用法。 ・康煕字典では彳部8画、新字体は9画(康煕字典では、中央最下部のL型の部分を1画で書く)。 御を部品とする常用外漢字の例:[禦] |