漢検4級


ボウ
いそがしい

rissinnbenn.png(593 byte)

 形声。声符は亡。
 字統によると、古くは「茫然」の意味で使われたという。説文解字には載らない。その後、「怖也」等の意味を持ったが、13世紀(宋末)の「篇海」で、「不暇也」と、現代と同様の意味が記載された。
 同じく心+亡で構成される「」とは、動用字(同じ部品で構成される異体字)の関係にあるのではないかとの意見もある。
・心部3画。
※筆者のエッセイ 部品の配置が違う漢字 参照。