漢検4級 | ||
屈 クツ (かがむ) |
金文 小篆 |
金文や小篆は尾+出の形。のちに尾が省略されて尸になった。 説文解字は出を声符とする形声、字統は全体を象形、漢字源は尸(しり)と出の会意とする。 字統は、全体がうずくまる獣の形とし、出の部分は尾を曲げて収めている形とする。しかし金文も「出」の金文の形を含んでいることから、ここではこの部分は漢字「出」であると判断する。ただし出と屈の意味上のつながりは不明である。 漢字源は、体を曲げて尻を後ろに突き出すことだという。 ・尸部5画。 屈を部品とする字:掘 堀 窟 |