漢検4級 | ||
玄 ゲン |
金文 |
象形。糸束をねじった形。金文では「幺」と変わらず、幺が玄の初文であるとする説もある。 説文解字は、赤を含む黒色(に染めた糸)とし、字統によると、赤い染料で何度も染めて深い黒の色に染め挙げることから、幽玄の意をもったという。 清の康熙帝の諱(いみな)は「玄燁」であったため、この2字が避諱(ひき)の対象となり、康煕字典では玄の字には最終画を欠画とした字が用いられている。 ・部首字(げん)。 玄部の字:率 玄を部品とするその他の字:畜(蓄) 弦 舷 〔眩 絃] 関連する字・部品:糸;幺 |