小学4年
億
オク
小篆
+
意
形声。声符は意。字統によると、億・臆・憶は意から分岐した字で、億も意と通じて使われた。「論語」でも、「判断する」の意で億の字が使われている。
ただし小篆の右側は「意」とは異なっており、「隷書で類似形に変わった」との指摘もある(落合淳思「漢字の音」)。
古くは心安らかな状態をいう語だったが、金文に既に「萬意年」の語があり、「意」を数字の単位として使っている。
・人部13画。