小学4年
説
セツ
康煕字典
小篆
言
+
兌
形声。声符の兌(エツ)は、字統によると、神職(兄の形)が神に祈り、神意を受けて神がかりの状態にあることをいうとする。
説は、もと「よろこぶ」意味に使われ、「論語」冒頭の段の「また、よろこばしからずや」も「不亦説乎」である。
のちに「説く」の意となり、説文解字に「説釈也」(字統によると「ときとくなり」)と解説される。しかし同書の「兌」の項には「説也」と、「よろこぶ」の意で説明されている。
・言部7画。