小学4年
候
コウ
そうろう
小篆
+
侯
形声。小篆では、「侯」(
)に更ににんべんをつけた形である。|は、楷書の侯のにんべんが変化したものと思われる。
字統では侯と候はもとは同じ字とされる。辺境の諸侯が偵察の役割も担ったため、斥候の意で候の字が分岐したという。
「うかがう」意味から「気候」等の熟語に用いられるほか、「さぶらふ」の意味も持ったため、日本では「そうろう」と読んで手紙文等に多く用いられた。
・人部(
にんべん
)8画。