漢検準2級
侯
コウ
甲骨文
小篆
会意。楷書の字は
にんべん
に従うが、小篆は形が異なり、甲骨文の字形の上部に「人」を乗せた形である。
甲骨文は康煕字典に古文として掲げられているものと同形で、
厂
と
矢
に従う。説文解字は布を張った的に矢を射ることという。字統は矢を射て祓う儀礼(「侯禳」)を示すという。
辺境においてこうした儀礼を行うものを侯と呼び、のちに封冊を受け、「侯爵」として爵位に組み込まれることとなった。
・
人
部7画。
侯を部品とする字:
候
喉