小学5年
設
セツ
もうける
小篆
甲骨文
李旦丘
言
+
殳
会意。字統は、「卜文・金文にみえず、初形を確かめがたい」としつつ、この字の場合、殳は「ほこづえ」ではなく羽で作った呪飾を手に持つ形で、設は神に対する誓約の儀礼を示す字だとする。
李旦丘の説に、左の甲骨文を「設」とするものがあり(「古代文字字典」による)、漢字源はこれによって、設は▽(のみ)を叩いて何かをすえつけることを示すという。
・言部4画。